HUAWEI P10 liteの新しい指紋認証センサーは、約0.3秒でロックを解除できると公式サイトに記載がある。実際に使ってみると予想以上に感度が良く驚かされた。
最大5個の指紋を登録できる
指紋の登録は、設定→指紋ID→指紋管理→新しい指紋で登録する。最大5個まで登録できるが、指紋センサーは背面にあるので、左右の人差し指2つの登録をしておけば十分だろう。
登録したい指がセンサーに触れると登録作業が始まる。
指全体が登録できるように角度を変えて登録する。全ての色が変わったら登録完了。
登録した指紋に名前を付けておくと管理はしやすい。しかし名前を付けなくても、指紋認識で簡単に確認できるので必要ないかも。登録した指紋リストの一番下に指紋認識という項目がある。それをタップしてからセンサーに触れると、登録したところがグレーに変わり判別ができる。
Safeボックスへのアクセス
指紋管理にSafeボックスへのアクセスというのがある。これを有効化すると、見られたくない画像やファイルを指紋認証でアクセスできるようになる。
端末を開くときに指紋認証でロックをかけていれば見られることはまずない。端末のロックは、指紋が有効でないときのためにPINやパターンでもロック解除ができるようになっている。もしロックを解除されたとしても、Safeボックスのパスワードは別に登録するのでより安全になるということ。
パスワード登録後にパスワードセキュリティ質問の入力画面になる。しかし、ここで日本語の入力ができないのが残念なところ。中国語か半角英数字の入力になるが、パスワードを忘れなければいいだけだ。
有効化されるとフ、ァイルマネージャーにあるSafeボックスへのアクセスしたときに指紋認証が求められる。パスワードを入力しなくて済むので指紋登録しておくとかなり便利だ。
アプリのロック設定とアクセス制御
指紋管理にアプリのロック設定とアクセス制御というのもあり、端末ロックと違うパスワードを掛けられるので2重のセキュリティ対策となる。有効にしていれば、指紋だけのクイックアクセスができるようになる。
アプリのロックは、設定→セキュリティとプライバシーの一番下にある。選択したアプリを開くときには、指紋かパスワードの入力をしないと使えなくなる。
指紋センサーの便利な機能
指紋センサーには、指紋認証以外にも便利な機能がある。有効化するだけで登録していないどの指でも使える。指紋センサーを長押しすると、カメラアプリを起動しているときにはシャッター変わりになり、自撮りをするときに便利。長押しジャスチャーは電話に出たり、アラーム停止もできるように設定できる。
さらにスライドジャスチャー機能もあり、下にスライドすると通知パネルを表示、ダブルタップか上にスライドで閉じることができる。また、全画面で写真を見るときに左右にスライドすれば、次の写真を表示してくれる。片手でも写真閲覧が楽になるので、有効化しておくと良いだろう。
まとめ
HUAWEI P10 liteの指紋認証センサーが、約0.3秒でロック解除できるというのは本物だった。指を逆さまにしても解除できるぐらい感度が良く、使っていてストレスがまったくない。今までセンサーの感度が悪いスマホを使っていた人は、間違いなく感動するだろう。
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