14インチの画面が2つ付いた「ASUS Zenbook DUO UX8406MA」のレビューです。縦置き横置きどちらにも対応し、作業効率を上げたい人に注目のノートパソコン。
※貸出製品のレビューになります。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。
スペック
型番 | UX8406MA-U9321WS |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ Ultra 9 プロセッサー 185H P-core 最大5.1GHz (6コア) E-core 最大3.8GHz (8コア) LP E-core 最大2.5GHz (2コア) |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) |
ディスプレイ | 14.0型 OLED (有機EL)×2 グレア 2,880×1,800ドット (120Hz) タッチ対応 |
Webカメラ | 207万画素赤外線 (IR) カメラ内蔵 Windows Hello 顔認証対応 |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E) |
Bluetooth | 5.3 |
Bluetoothキーボード | 84キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列) |
インターフェース | HDMI×1 Thunderbolt 4 (Type-C) ×2 USB3.2 (Type-A/Gen1) ×1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
バッテリー駆動時間 | ノートPC + Bluetooth キーボード 約16.6時間 約7.9時間 (動画再生時) /約13.0時間 (アイドル時) ノートPC 約10.9時間 約6.6時間 (動画再生時) /約10.7時間 (アイドル時) |
サイズ | 幅313.5mm×奥行き217.9mm×高さ14.6~19.9mm |
質量 | ノートPC + Bluetooth キーボード 約1.65kg ノートPC 約1.35kg |
ビジネス統合アプリ | Microsoft Office Home and Business 2021 (プロダクトキー同梱版) |
付属品 | ASUS 65W USB Type-C アダプター USB Type-C to Type-C ケーブル 製品マニュアル 製品保証書 ASUS Pen 2.0 Bluetooth キーボード |
価格 | 349,800円 |
外観チェック
開いた感じは16:9の14インチノートパソコンだけど、キーボードを取り外すとタッチ操作可能な有機ELディスプレイが2枚として使える。ちなみに画面内のクラゲが切り替え時に泳ぐの面白い仕掛けもあった。
キーボードが外れるため、電源ボタン画面の間のヒンジ付近に配置。フリップタイプではサイドに配置していることもあるけど、おそらく縦置きした時に干渉しないようにこの場所にしたのだろう。キーボードの下側にはポゴピンがあり、乗せたときに自動認識して充電もしてくれます。
天板カラーはインクウェルグレーで、メーカー主張の少ないASUSのロゴデザインが特徴的。キーボードの裏側はマットな質感で、下にポゴピンの接触端子がある。
左側面に、USB3.2 (Type-A/Gen1)、Thunderbolt 4 (Type-C)×2、排気孔。着脱式キーボードの左側面に、充電用のUSB Type-C、Bluetoothスイッチ。右側面に、排気孔、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、HDMI。キーボードの右側面には何もない。
キーボードはしっかりとしたうち心地で、ASUSの他モデルと変わらなそう。バックライトは、周囲の明るさに応じて自動点灯/自動消灯の設定もでき、明るさは3段階の切り替えに対応。背面中央には通気孔がある。
底面の両サイドにスピーカーを搭載し、音はかなり良いです。上部に通気孔があり、中央に無段階のキックスタンド。角度は40度から70度まで柔軟に対応できる。
付属品は、ASUS Pen 2.0(替え芯とケーブル付)、USB Type-C to Type-C ケーブル、ASUS 65W USB Type-C アダプター。小型のアダプターは、おそらくExpertBook B9 B9400CEAに付属していたのと同じで、海外でも使えるようにプラグ部分の付け替えが可能。ただし、この製品には変換アダプターまで付属はしていなかった。
5つの作業モード
1台で5つの作業モードに変化します。
- ノート PC モード+Bluetooth キーボード(Pogo ピン接続)
- ノート PC モード+バーチャルキーボード
- デュアルディスプレイモード+Bluetooth キーボード
- デスクトップモード+Bluetooth キーボード
- 共有モード
ノート PC モード+Bluetooth キーボード
通常のノートPCモードで、何の違和感もなく使えます。少し気になるところは、総重量が約1.65kgということぐらい。とはいえ、以前レビューしたZenbook 17 Fold OLED(UX9702)と比較すると、キーボードを挟んでいてもここまで薄く仕上がっているのはすごい。モバイルモニターを持ち運ぶよりは軽いため、利便性を考えれば妥協できるところかも。ACアダプタも超軽量だし。
ノート PC モード+バーチャルキーボード
2枚目のディスプレイにバーチャルキーボードを表示して使うノートPCモード。表示するには6つの指でタップする、もしくはScreenXpertから起動。6本指で下にスワイプすると、ユーティリティツール+キーボードになり右側にタッチパッドの配置もできます。逆に6本指で上にスワイプすれば全画面に戻る。これらはキーボードのメニューからも操作可能。ユーティリティツールについては、2本指のスライドで切り替えたり、配置換えやサイズ変更もできます。
さらに6本指で下にスワイプすると下側にユーティリティツールのみ表示され、付属しているペンを使って手書き入力もしやすい。6本指でもう一度下にスワイプすると非表示、上にスワイプしていくと順に元に戻ります。ウィンドウをドラッグして、下や上にスワイプするとメインとセカンドスクリーンの切り替え、5本指でピンチアウト/ピンチインすると全画面表示/終了というジェスチャーもある。
デュアルディスプレイモード+Bluetooth キーボード
底面のキックスタンドを広げることで画面を上下に使えるデュアルディスプレイモード。角度は40度~70度の無段階調整ができので、狭いスペースにも置けたり画面にライトが反射してしまう状況なども回避できます。
画面を上下に使えると、情報量は単純に2倍となり作業効率ば爆上がりするのを想像できると思う。さらにパフォーマンスも高いため「ペルソナ3 リロード」といった軽いゲームも遊べました。通常のノートパソコンモードより、立てかけることで熱がこもらないというメリットもあります。それと必要のないセカンドディスプレイはScreenXpertから非表示にできたりもする。
購入特典として、Xbox Game Passの3か月分が付属しているのでゲームを購入しなくても試せます。
デスクトップモード+Bluetooth キーボード
縦の2画面で作業するデスクトップモード。キックスタンドの端がカットされているため、上下の向きはどちらでも対応する。充電しながら使うときだけ向きを気にすれば良い。縦で使う場合には、全画面表示にすると真ん中が分断されてしまうため視認性は悪い。全画面なら横置きで使う方が良さそう。
縦置きでは角度は固定となり調整はできない。キックスタンドの角度で使いにくいときには、本のように角度をつけて垂直に立てることもできます。
共有モード
180度開いて共有モード。ScreenXpertから、反転複製と反転拡張の切り替えがすばやくできる。元に戻したいときには、共有モードを選択するにて「リセット」をタップまたはクリックすること。
ジェスチャー操作
- 6本指でタップすると仮想キーボードを表示
- 6本指で上下にスライドするとキーボードサイズの切り替え
- 6本指でセカンドスクリーンの下4分の1から下にスワイプして仮想入力を非表示
- 2本指でアプリを左右にスライドして切り替え
- 2本指でアプリを上下にスライドして表示/非表示
- 3本指のタップで仮想タッチパッドを表示
- ウィンドウを上下にフリックしてスクリーンの切り替え
- 5本指でピンチイン/ピンチアウトすると全画面表示/終了
動画を見ると使い方が分かりやすい。※動画内で案内されていないジェスチャーもあります。
ScreenXpertの使い方
ScreenXpertの初回起動はピン留め済みアプリから。コントールセンターボタンが表示されていない場合にピン留めから有効化する。
コントロールセンターボタンをタップすると機能アイコンが展開します。すべての機能を表示するようにカスタマイズ済み。ボタンは移動も可能で左右の端に配置すると縦表示に展開する仕様です。左のアイコンから順に解説します。
- 明るさ
- 仮想入力
- キーボードバッテリー
- セカンドスクリーン
- 共有モード
- マイク
- カーソルエッジロック
- クリップボード
- アプリナビゲーター
- 画面回転ロック
- タスクスワップ
- スニッピングツール
- プリントスクリーン
- すべてのアプリ
- 設定
明るさ
メインスクリーンとセカンドスクリーンの明るさを調整できます。「両方のスクリーンの明るさを同期する」のチェックを外すと個別に明るさを変えられます。最低輝度は1%で0にはならないようにしているみたい。
仮想入力
タップすることで仮想キーボードやユーティリティツールの表示/非表示ができる。ジェスチャー操作で表示するのに慣れなければ、このアイコンからも操作可能。
ジェスチャーが苦手なら仮想キーボードからの操作もできます。中央左側(フルサイズの時は左上)に、フルサイズとハーフサイズの切り替えに仮想キーボードの設定、入力言語の切り替え、絵文字、ホットキーの表示が並ぶ。右側には仮想タッチパッドの表示/非表示。ホットキーには、ミュート、音量、輝度調整、ディスプレイ切替、タスクスワップ、マイク、スニッピングツール、MySAUSが並ぶ。
キーボードバッテリー
Bluetoothキーボードのバッテリー残量を確認できる。
セカンドスクリーン
セカンドスクリーンをオフにする。もしメインスクリーン側を暗くしたいときには、完全にオフはできないけれど、明るさ調整で輝度1%まで減らすことができます。
ディスプレイ設定にて、下側の2(セカンドスクリーン)をメインディスプレイにすることは可能です。
共有モード
共有モードの切り替えができます。適応後には「リセット」をタップすることで元に戻します。
マイク
マイクのオンオフ。
カーソルエッジロック
カーソルが他の画面に出にくくする機能。有効にしているときにはアイコンに赤いラインが入ります。完全に出ないようにするのではなく、はみ出すように動かすことで移動は可能です。
クリップボード
クリップボードの起動。
アプリナビゲーター
ディスプレイ上のアプリウィンドウを再配置・管理する機能。
画面回転ロック
画面の回転をロックする。
タスクスワップ
メインスクリーンとセカンドスクリーンに表示されているアプリを入れ替える。
スニッピングツール
Snipping Toolを起動してスクリーンショットを撮る。
プリントスクリーン
全画面のスクリーンショットを撮影する。
すべてのアプリ
タスクグループの呼び出しと、ユーティリティツールの起動。タスクグループは、ワンタップで設定した配置を再現する便利な機能ですが、押すたびにタブは増え続ける仕様。
タスクグループ
タスクグループの編集は、あらかじめ配置したいアプリを表示しておく。「キャプチャ」をタップすると読み込み表示されます。この時に指定したいウィンドウの数が少ない場合は空欄になる。ドラッグして位置を移動したり、×を押して削除もでき、「完了」すれば設定完了。
ControlPanel
ユーティリティツールは、1~3マスの大きさで配置ができます。ウィンドウを移動すると画面上部の3か所(左/中/右)にガイドバーが表示されるので大きさを指定する。
ControlPanelは、現在アクティブなアプリを自動で判別し、そのアプリごとに設定した機能を使うことができます。Microsoft Edgeなら新しいタブを開く機能、Excelならスクロールやズームイン/アウトなど。これらの設定はかなり柔軟なカスタマイズにも対応する。
ControlPanel設定のユーザーガイドからチュートリアルを確認できます。
QuickKey
ワンタップでショートカットキーを操作する便利機能。左上からグループリストを作成し、表示するショートカットを切り替えて使うこともできます。
表示する文字と対応させるショートカットキーを入力して保存。アプリにリンクはアイコンを設定するだけで、ControlPanelのように自動認識するわけではないようです。
Handwriting
手書き入力すると、上部に認識した文字候補を表示してくれる機能。
NumberKey
計算機。
設定
設定ではそれぞれ項目の「>」から展開。ヘルプセンターにあるクイックガイドからチュートリアルも確認できます。
ディスプレイ
明るさはコントロールセンターにあるのと同じ。デュアル壁紙を「ダイナミック」にしていると、画面を切り替えた時にクラゲが泳ぐアニメーションがあります。
コントロールセンター
コントロールセンターのカスタマイズで、コントロールセンターボタンから展開するアイコンの並び替えができる。ただ横スライドには対応していないため少し使いにくい。「コントロールセンターを現在地にロックする」をオンにするとScreenXpertのアイコンを移動できなくします。
コントロールセンターボタンをオフにしてしまうとScreenXpertのアイコンが表示されなくなってしまいます。サイド表示するにはピン留め済みにあるScreenXpertをタップする。
ウィンドウ管理
アプリスイッチャーは、ウィンドウを移動しようとすると表示してくれるアシスト機能。全画面表示にするか、1もしくは2に合わせると分割も表示され、どの位置に配置するか指定できます。移動するたびに表示されるため、邪魔な時には無効化しておくこと。フリックアプリウィンドウは、メインスクリーンからセカンドスクリーンにフリックで移動できるようにするオンオフ。
カーソル管理
カーソルエッジロックは、「∨」を展開するとオンになります。このまま戻ってしまうとオンの状態のままでカーソルが引っかかるようになる。カーソルが青枠の外に出にくくする機能のため通常はオフのままで。カーソルロケーターは、マウスを軽く振るとカーソルをスポットライトで照らすアニメーションを表示する機能。
ベンチマーク
ファンモード | パフォーマンス | スタンダード |
Cinebench R23 | マルチ:13065 シングル:1706 | マルチ:9705 シングル:1681 |
Geekbench 6 | マルチ:13230 シングル:2387 OpenCL:32548 Vulkan:32573 | マルチ:12986 シングル:2350 OpenCL:32607 Vulkan:34231 |
PCMark 10 | 5991 | 6185 |
PerformanceTest | 6122.1 | 5910.1 |
3DMark Time Spy | 3778 | 3057 |
3DMark Fire Strike | 8298 | 6396 |
3DMark Night Raid | 26727 | 20824 |
Geekbench 6とPCMark 10では、スコアが逆転しているところもあるが、パフォーマンスモードの方が性能を発揮している。
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ
ファンモード | パフォーマンス | スタンダード |
1920×1080 高品質 (デスクトップPC) | 6794 やや快適 | 6503 やや快適 |
1920×1080 標準品質 (ノートPC) | 10897 快適 | 10058 快適 |
ここまでのスコアが出せるのはすごい。推奨はしないけれど、設定を抑えれば遊べるゲームはそこそこあるのではないだろうか。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
ファンモード | パフォーマンス | スタンダード |
標準品質 1920×1080 | 3580 普通 | 3262 普通 |
軽量品質 1920×1080 | 4480 普通 | 4110 普通 |
スコア的には、AMD Ryzen Z1 Extreme プロセッサーを搭載しているROG ALLYよりも高かった。ただしゲーミングデバイスではないため、負荷をかけ続けた場合にどうなるかまでは未検証。
CrystalDiskMark
読み込み 4968.62MB/s、書き込み 3359.57MB/sという快適な速度。
バッテリーテスト
Xbox Cloud Gamingにてパルワールドをプレイしてバッテリーの減り方を計測。画面輝度を50%、音量は50%に設定しています。
1画面 | 消費率 | 2画面 | 消費率 | |
1時間 | 92% | 8% | 84% | 16% |
2時間 | 80% | 12% | 63% | 21% |
3時間 | 67% | 13% | 41% | 22% |
4時間 | 54% | 13% | 18% | 23% |
5時間 | 41% | 13% | ー | |
6時間 | 26% | 15% | ー | |
7時間 | 12% | 14% | ー |
通常の1画面ノートパソコンとして使う場合は、1時間で約13%ほど減少、最大7時間以上持つようです。2画面の場合は、1時間で約22%ほど減少し、最大4時間以上という結果。
Bluetoothキーボードのバッテリーは、1時間で3~4%ほどで十分持ちます。ただし、バックライトを点けたまま使うと、最低輝度でも10分で7%も消費する。
急速充電時間
電池残量 | 回復率 | |
開始時 | 5% | 0% |
30分 | 43% | 38% |
1時間 | 79% | 36% |
1時間30分 | 96% | 17% |
2時間 | 99% | 3% |
後半はバッテリーに負担がかからないようにゆっくり充電します。付属しているACアダプターは超小型で持ち運びも苦にはならないため、MyASUSのバッテリーケアモードを有効にし80%までに留めておくと良いかも。
Bluetoothキーボードの充電は、10分のポゴピン接続で20%以上回復しました。
MyASUS
MySAUSのデバイス設定に便利機能がまとまっています。
バッテリーケアモード
バッテリーケアモードをオンにすると充電容量を80%までに制限してくれます。満充電を回避することでバッテリーの劣化を軽減してくれる機能。常時充電しながら使うときには設定しておくのが良さそう。
インスタントフル充電モードは、オンにすると100%まで充電してくれます。24時間後にはバッテリーケアモードが有効になるため、外出前などにオンにするなど併用して使えるのは便利。
ファンモード
- パフォーマンスモード:負荷の高い作業用
- スタンダードモード:通常作業用
- ウィスパーモード:静かな環境下での作業用
ファンモードは3種類。パフォーマンスモードを利用するときは、ACアダプタの接続が必要。MyASUSを開かなくても、Fnキー+Fキーを押した切り替えにも対応する。
ハイバネートヘルパー
バッテリーを節約するため、設定した期間中に電力の使用が多い場合、システムを休止状態へ移行させます。
GPUに割り当てられたメモリ
GPUに割り当てるメモリを設定することができます。初期設定は自動になっているため特別な理由がなければそのままで。
AIノイズキャンセリングマイク
録画用と会議用で、指向性と全方位の2種類ずつAIノイズキャンセリングが用意されている。オーセンテック録音にするとOFF。
AIノイズキャンセリングスピーカー
相手の声が聞き取りにくい時には、AIノイズキャンセリングスピーカーをオンにしておくことで、声以外のノイズを除去してくれる。
サウンドモード
- ダイナミック
- ゲーム
- 映画
- ミュージック
- 音声
- カスタム1
- カスタム2
- カスタム3
サウンドモードのカスタマイズで、ドルビーアトモスの設定を開かなくてもここで切り替えができる。
ボリュームブースター
歪みを抑えてより大きな音を出すことができる機能。
ASUS OLED Care
ASUS OLED Careには、OLEDディスプレイを保護し、ディスプレイの寿命を最大限に延ばすことが証明されている一連の最適化設定が含まれています。
通知:同じ画像を高輝度で長時間表示することは避けてください、有機ELディスプレイに焼き付けが発生する可能性があります。
※焼き付きが発生した場合は保証の対象外となります。最適化設定をしっかり確認しておくように。
ピクセルリフレッシュ
30分間アイドル状態になったら、特別なスクリーンセーバーを起動します。このスクリーンセーバーは、画面のピクセルを更新し、画質を最適化します。
デスクトップモードで、Windowsタスクバーを自動的に非表示にする
静止画像が継続的に表示されないように、使用していないときはデスクトップモードで、Windowsタスクバーを自動的に非表示にします。
Windowsタスクバー透明効果
Windowsタスクバーの半透明効果を有効にします。
OLEDフリッカーフリーディミング
低輝度時の有機EL(OLED)のちらつきを抑えるために、OLEDフリッカーフリーDCディミング技術を使用してディスプレイの輝度を調整します。
目の保護をしながら高精細な映像を楽しむために、Windowsの設定でシステムの輝度を60%以上に設定し、OLEDフリッカーフリーディミングのスライダーバーで最適なレベルに調整してください。パネルごと別々の設定なので、同じにするように。
Splendid
ガンマ補正と色温度補正により画面の色を最適化します。通常、ビビッド、手動、ブルーライト軽減のほか、色域を4種類から選択可能。これもパネルごと。
- ネイティブ – デフォルト ビビッドカラー
- sRGB – ウェブコンテンツ スタンダードカラー
- DCI-P3 – シネマ スタンダードカラー
- Display P3 – より広いリアルな色域
Tru2Life
ハイエンドテレビに類似した独自のビデオエンハンスメントテクノロジーです。インテリジェントなソフトウェアアルゴリズムにより、すべてのビデオフレームのコントラストと鮮明度を最適化し、動画をより鮮明に、より詳細に、よりリアルに表示します。
ディスプレイスムージング
- 固定リフレッシュレート:60Hz か120Hzを選択して固定化する
- ダイナミックスムージング:電源接続の状況に応じて自動的にリフレッシュレートを設定する
タッチパッド
タッチパッドの入力を無効にする。
ファンクションキー
F1~F12のファンクションキーには、特定のショートカット機能が割り当てられています。初期設定で「ロックされたファンクションキー」になっているので、ホットキーをあまり使わないなら「通常のファンクションキー」に切り替えられる。Fnキーを押しながらファンクションキーでも操作できます。
- F1:ミュート
- F2:音量ダウン
- F3:音量アップ
- F4:バックライトの明るさ調整
- F5:画面輝度を下げる
- F6:画面輝度を上げる
- F7:スクリーン操作
- F8:タスクスワップ
- F9:マイクのオフにするプライバシーモード
- F10:Bluetoothのペアリング
- F11:絵文字
- F12:MyASUS起動
F12の右側にセカンドスクリーンロックも配置されています。
自動キーボードバックライト
内臓のアンビエントライトセンサーにより、現在の明るさに応じてキーボードバックライトを自動点灯/自動消灯する機能。バックライトを自身で点灯させた場合には機能しなそうです。バックライトをオフにすると再び機能します。
まとめ
すべてに機能を使いこなすには慣れが必要ですが、デュアルスクリーンモードだけでも作業効率は爆上がりしそうです。気になるところは、総重量が約1.65kgと少し重たく感じるところとバッテリー持ち。モバイルモニターを持ち運ぶことと比較すればかなりスマートだし、超小型のACアダプタがあるからそこまで気にならないか。Core Ultra 9 185Hの性能もすごかった。
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