POCO F4 GT の便利機能や知っておきたい使い方をまとめました。どんな機能があるか、初期設定からカスタマイズの参考にしてください。
- 常時オンディスプレイ
- 画面オフ時の通知方法
- ロック画面設定
- ダークモード
- 読書モード
- 色彩
- リフレッシュレート
- AI画像エンジン
- サウンドアシスタント
- 画面分割
- サイレントモード
- Do Not Disturbモード(DND)
- 触覚フィードバック
- 操作音の設定
- コントロールセンターのスタイル
- バッテリー残量表示
- ノッチを隠す
- アプリドロワー
- ホーム画面の設定
- “最近のタスク”でアイテムを配置する
- 指紋認証
- 顔認証
- パフォーマンス設定
- 充電速度のブースト
- 着信設定
- カメラ設定
- ショートカットを管理
- セキュリティアプリ
- システムナビゲーション
- ジェスチャーショートカット
- クイックボール
- スクリーンレコーダー
- 片手操作モード
- ユーザー補助
- メモリ増設
- サイドバー
- LEDライト
- ポップアップトリガー
- クイックメモ
- QRコードの読み込み
- まとめ
常時オンディスプレイ
設定→常時オンディスプレイとロック画面→常時オンディスプレイをオンにすると、スタンバイ時でも時間や日付などの情報を確認できる。テーマはたくさんあり、マイテーマからカスタム画像の追加も可能。アイテムを表示から、表示する時間をカスタマイズすることもできます。
画面オフ時の通知方法
設定→常時オンディスプレイとロック画面→画面オフ時の通知方法から、通知時に光るアニメーションを設定できる。
- なし
- 画面を点灯
- パルス(青)
- パルス(赤)
- スターライト
※通知とコントロールセンターにある「画面オフ時の通知方法」と同じ設定。
ロック画面設定
設定→常時オンディスプレイとロック画面のロック画面設定について。
持ち上げてスリープ解除
端末を持ち上げる動作でスリープを解除させる機能で、顔認証と一緒に使うとロック解除がスムーズになる。
ダブルタップしてスリープ解除または画面オフにする
ダブルタップでスリープ解除、ロック画面を表示しているときにダブルタップで画面オフする機能。※デフォルトおよびクラッシックテーマのロック画面でのみ有効。
ダークモード
設定→ディスプレイ→ダークモードをオンにすると、白黒反転し電力消費を抑える効果がある。ダークモードの時間設定をオンにして、日没から日の出まで、もしくはカスタムから時間を指定した自動化もできます。
読書モード
設定→ディスプレイ→読書モードは、ブルーライトを軽減してくれるモード。クラシックモードは色温度のみ。ペーパーモードでは、色温度、テクスチャ、色彩(フルカラー、淡色、白黒)を変更でき、より色味を抑えられる。時間指定からダークモードと同じような自動化もできます。
色彩
設定→ディスプレイ→色彩から、色の調整ができます。下にスクロールしていくと、周囲の光に合わせて色を調整するアダプティブカラーにも対応する。高度な設定では、RGB色空間やHSV色空間など細かな調整も可能。
リフレッシュレート
設定→ディスプレイ→リフレッシュレートは、初期設定で自動調整になっている。カスタムから、「60Hz」もしくは「120Hz」に固定することもできます。
AI画像エンジン
設定→ディスプレイ→AI画像エンジンに、4つの補正機能がある。
- 超解像
- AI 画像補正
- AI HDR補正
- MEMC
AI 画像補正以外のビデオ補正系は、ビデオツールボックスからもオンオフできる。
サウンドアシスタント
設定→サウンドとバイブレーション→サウンドアシスタント→複数のメディアサウンドを調整するをオンにすると、音量調節をした時の反対側に音符アイコンが表示されます。それをタップすると、メディア音量はそのままでアプリごとの音量調節が可能になる。
画面分割
画面の分割は、最近のタスクを開き、分割したいアプリを長押しするとメニューが開く。
- アプリロック
- 画面分割
- フローティングウィンドウ
- アプリ設定
すでに他のアプリをフローティング表示している場合は、グレーアウトされ選択できない。
※デュアルアプリで複製したポケモンGOをやる場合、画面分割だと動作が安定しないためフローティングのほうがおすすめ。
サイレントモード
設定→サウンドとバイブレーション→サイレントモード時にメディア音をオフにするを有効にすると、サイレントモードにした時に音を出さないようにできます。例えば、動画広告の音とかが再生されるのを防げる。
Do Not Disturbモード(DND)
設定→サウンドとバイブレーション→Do Not Disturbモードは、着信も通知も制御できるモード。時間を指定や画面ロック時のみに有効にしたり、着信する相手を指定、繰り返しの着信を通知するなど柔軟な設定が可能。
触覚フィードバック
設定→サウンドとバイブレーション→触覚フィードバックは、ジェスチャーとシステムコントロールに対する触覚的な反応を受け取る機能。初期設定で有効になっているので必要なければオフに。強さのレベル調整もできる。
操作音の設定
設定→サウンドとバイブレーション→追加設定に、操作音の設定がまとまっている。タップ操作音以外は初期設定でオンなので、必要なければオフに。
コントロールセンターのスタイル
設定→通知とコントロールセンター→コントロールセンターのスタイルで、バージョンの変更ができます。新しいバージョンでは、ステータスバーのプルダウンで、左側が通知、右側はコントロールセンターが開く。古いバージョンは、一般的なAndroidスマホと同じ2段階なので慣れている方が良ければこちらに。
バッテリー残量表示
設定→通知とコントロールセンター→ステータスバー→バッテリー残量表示を、アイコンの横にすると数字が大きく表示され見やすくなる。
ノッチを隠す
設定→通知とコントロールセンター→ステータスバーに、ノッチを隠す設定がある。各アプリのノッチ表示からアプリごとの指定も可能。
アプリドロワー
設定→ホーム画面→アプリドロワー、もしくはアプリドロワーを開いた時の右上から設定に行けます。背景のカスタマイズや、右に2回スワイプでアプリアイコンを隠す機能も使える。
アプリアイコンを隠すは、指紋やパスワードを設定して表示する。アプリアイコンの色でグループ化する、アイコンを色でグループ化という機能もある。
ホーム画面の設定
設定→ホーム画面にホーム画面の設定がまとまっています。ホーム画面のレイアウトをロックは、誤操作でアプリがどこか違う場所に移動してしまうのを防げる機能。ダブルタップして画面ロックは、ホーム画面のアイコンのない空白部分をダブルタップしてロックできるので地味に便利。ホーム画面の設定は、ホーム画面の空白部分を長押し、もしくは2本指のピンチインからも設定を開ける。
“最近のタスク”でアイテムを配置する
設定→ホーム画面→”最近のタスク”でアイテムを配置するから、縦と横の表示切替ができる。初期設定は縦になっているので、一般的なAndroidスマホで慣れているなら横に変更しておくと良いかも。
指紋認証
設定→画面ロックとセキュリティ→指紋認証→指紋認識方法は、タッチと押すを選択できる。初期設定はタッチになっているので、誤操作を防ぎたいなら押すにしておくと良い。
顔認証
設定→画面ロックとセキュリティ→顔認証→ロック解除後もロック画面に留まるは、初期設定でオンになっている。これをオフにし、持ち上げてスリープ解除もオンにしておくと手に取るだけでロック解除ができスムーズ。
パフォーマンス設定
設定→バッテリーとパフォーマンスから、3段階のパフォーマンス調整ができます。モードを変更すると、ステータスバーのアイコンの色もそれに合わせて変わる。
- 省電力
- バランス
- パフォーマンス
ウルトラバッテリーセーバーをオンにすると、さらにパフォーマンスを制限します。通話やメッセージなど最低限の機能に抑えて、電池が持つように簡易的な表示になる。
充電速度のブースト
設定→バッテリーとパフォーマンス→バッテリー→充電ブーストをオンにすると、充電プロセスが高速化される。バッテリー残量が少なければ少ないほど速く充電される機能だが、オンにしなくても十分速い。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
5分 | 56% | 49% | +34% |
10分 | 68% | 67% | +18% |
15分 | 88% | 83% | +16% |
20分 | 100% | 99% | +16% |
付属している120Wの充電器であれば。バッテリー残量15%から20分ほどで充電完了します。
最適化された充電
バッテリーの経年劣化を遅らせるために、MIUIはユーザーの日々の充電習慣を学習し、不要な連続充電を減らしてくれる機能。
着信設定
設定→アプリ→システムアプリ設定→通話設定→着信設定に、着信時の便利な設定があります。初期設定ではすべてオフになっているので、必要なものをオンに。
持ち上げて音量ダウン
デバイスを持ち上げると着信音の音量が小さくなる。
着信音の音量を上げる
着信音の音量が設定したレベルまで徐々に大きくなる。
着信時にライトを点滅
フラッシュライトを使用して着信を通知する。
カメラ設定
設定→アプリ→システムアプリ→カメラ設定から、もしくはカメラを起動した右上の「≡」からメニューを開き、設定からカスタマイズできます。
※BlackShark5のように、ポップアップトリガーにシャッターを割り当てる機能はない。
- 機能のレイアウト
- カメラモード
- 色彩
- サウンド
ショートカットを管理
設定→アプリ→ホーム画面ショートカット管理で、使わないアプリがあればホーム画面から非表示にできます。これとは別で、ホーム画面にあるセキュリティアプリの設定→ショートカット管理から、ホーム画面に機能の配置もできる。
設定→アプリ→システムアプリ設定→セキュリティ→ショートカットを管理も同じ。
セキュリティアプリ
ホーム画面にある「セキュリティ」アプリには、いろいろな機能がまとまっています。デュアルアプリとアプリロックは、設定→アプリからも操作できる。
デュアルアプリ
デュアルアプリで複製すると、別々のアカウントで同時利用できるようになる。SNSでの利用シーンが多そうだけど、ゲームアプリでも画面分割やフローティングウィンドウで同時に遊べたりする。
アプリロック
アプリロックで有効にしたアプリは、パスワードや生体認証で解除しないと開けなくなります。ロック設定でロックするタイミングや、アプリごとに通知内容を隠すという設定もある。
セカンド・スペース
全く別の作業スペースを作って、仕事とプライベートを使い分けることができます。指紋によってどちらの作業スペースを開くか指定できるのは便利。
設定→特別な機能にあるセカンド・スペースと同じ。
ゲームターボ
ゲームターボからアプリを追加すると、プレイ中にゲームツールバーの拡張機能が使えるようになる。右上の設定から、ホーム画面ショートカットをオンにすることができるので、頻繁にアクセスするようなら変更しておこう。
ポップアップトリガーの操作は、単発か連続(押す離す)の簡単なのしか割り当てられないのが残念なところ。本格的に楽しみたいなら BlackShark5の方が良い。
ゲーム機能については、別記事で詳しくまとめてあるので参考に。
システムナビゲーション
設定→追加設定→全画面表示に、システムナビゲーションの操作があります。ボタンかフルスクリーンジェスチャーのどちらか選択する。どちらが使いやすいかは好みの問題。個人的には、ボタンのショートカットが使えるボタンの方が好き。設定はこの項目にはなく、ジェスチャーショートカットの一番下から。
ジェスチャーショートカット
設定→追加設定→ジェスチャーショートカットに、便利な機能がまとまっています。
Googleアシスタントを起動
- 電源ボタンを0.5秒長押し
スクリーンショットを撮影
- 3本指を下にスライド
- 音量ダウン+電源
部分的なスクリーンショット
- 3本の指で長押し
カメラを起動
- 電源ボタンを2回押す(ライトをオンと併用不可)
- 画面ロック時に音量ダウンボタンを2回押します
ライトをオンにする
- 電源ボタンを2回押す(カメラを起動と併用不可)
背面タップ
背面を2回タップと3回タップに機能を割り当てられます。コントロールセンターや通知シェードを設定しておくと、同じ回数タップすると元に戻る。
- スクリーショットを撮影
- コントロールセンター
- 通知シェード
- Googleアシスタントを起動
- カメラを起動
- 電卓
- サイレントモード
- 問題に関連するログを取得
- なし
指紋センサーをダブルタップ
指紋センサーをダブルタップには、背面タップと同じ項目+ライトをオンにするがある。背面タップよりも使いやすい。
ボタンのショートカット
その他の設定が必要ですか?に、ボタンのショートカットがある。これはシステムナビゲーションを「ボタン」にしているときに使える機能。
- カメラを起動
- スクリーンショットを撮影
- Googleアシスタントを起動
- 現在のアプリを閉じる
- ライトをオンにする
- メニューを表示
- 画面分割にする(電源ボタン+項目には割当なし)
- 画面をオフにする(電源ボタン+項目には割当なし)
- なし
メニューボタンの割り当てに関しては、「メニューを表示」と「”最近のタスク”を起動」の2つの選択肢のみ。メニューボタンを長押しや、戻るボタンを長押しに、スクリーンショットを撮影や画面をオフするにしておくと便利に使えます。
クイックボール
設定→追加設定→クイックボールをオンにすると、画面上に仮想ボタンを表示できる。画面端なら上下左右でも自由に場所を移動でき、3秒間操作が行われないと端に格納され邪魔にならないのも便利なところ。また、特定のアプリだけ表示しない設定もできる。起動エリアの設定もあり、ケースなどが干渉して操作しにくいときには、カスタムから起動位置の調整も可能。
ショートカットの選択は5つのアクションを設定でき、システムの操作だけでなく、任意のアプリも割り当てられる。
- Wi-Fi
- モバイルデータ
- Bluetooth
- サイレント
- 自動回転オフ
- ロック
- スクリーンショット
- ライト
- 電源ボタンを長押し
- キャッシュを消去
- 戻る
- ホーム
- メニュー
- 片手操作モード
- アプリ(選択)
スクリーンレコーダー
設定→追加設定→スクリーンレコーダーに、画面録画についての設定がまとまっている。画面録画は、コントロールセンターにあるスクリーンレコーダーをタップすると、録画ボタンがフローティング表示されます。ゲームツールにある録画設定と同じ。
片手操作モード
設定→追加設定→片手操作モードをオンにすると。画面表示が下に移動し、片手で上部を操作しやすくなる。システムナビゲーションによって起動方法が変わり、ジェスチャーの場合は少し扱いにくい。クイックボールに割り当てたりするのが良いかも。
ユーザー補助
設定→追加設定→ユーザー補助→ユーザー補助機能ボタンがオンの状態で、アクセシビリティメニューショートカットをオンにすると、ショートカットメニューが使えるようになる。システムナビゲーションがボタンなら、フローティングではなくナビゲーションバーに格納しておくことも可能。視覚から、拡大、色補正、色反転のショートカットの追加もできます。
アニメーションを無効化
視覚にあるアニメーションを無効化をオンにしておくと、オーバースクロール時のストレッチ効果を無効化できます。※それ以上スクロールできないときにウニって動くアニメーションのこと。
メモリ増設
設定→追加設定→メモリ増設の機能も搭載しています。ストレージの空き容量をメモリに割り当てる機能。
サイドバー
設定→特別な機能→サイドバーに、フローティングするツールバーの表示設定がある。サイドバーからツールを開いてスクロールしていくと「+」から配置の編集が可能です。ゲーム中に表示は、ゲームターボと同じ。動画再生中はに表示はビデオツールボックスのことで、下にある動画アプリに追加したもので機能します。
ビデオツールボックス
動画アプリの項目で追加してあるアプリでは、サイドバーを開くとビデオツールボックスを使うことができます。
- 録画
- スクリーンショット
- キャスト
- 画面オフ時にビデオのサウンドを再生
- アップスケール
- スタイル
- 写真
- Dolby Atmos
- サウンド
設定→ディスプレイ→AI画像エンジンにある項目と共通のところもある。
LEDライト
設定→特別な機能→LEDライトに、背面カレンズ付近のLEDライト設定がある。着信や通知時で色分けしたり、アプリごとにLEDライトの使用を許可をオフにして光るアプリを特定しておくこともできる。
ポップアップトリガー
設定→特別な機能→ポップアップトリガーで、効果音やアニメーションの設定ができる。
- 弾丸
- 剣
- 未来
- エンジン
効果音は4種類。カラーアニメーションは6色選択でき、ボタンを押すたびに設定した光る。
ゲーム中以外でも、ポップアップトリガーの左右それぞれに2回押しと長押しに機能を割り当てることもできます。
- カメラ
- ビデオ録画
- 画面録画
- 録音
- 懐中電灯
- サイレント
- バイブレーション
- なし
クイックメモ
メモアプリの右上設定からクイックメモをオンにすると、サイドバーの上部に格納されます。サイドバーを使っていないときには、クイックメモがすぐに開くフローティングバーになる。
QRコードの読み込み
QRコードのスキャンは、ホーム画面のツールフォルダにあるスキャナーアプリ、もしくはコントロールセンターにあるスキャナーで読み込めます。標準のカメラアプリでも読み込めますが、スキャナーアプリよりも読み込んだ時の音がなぜか大きいです。急に鳴るとびっくりするので、カメラ設定のスマート提案からQRコードをスキャンをオフにしておくと良いかも。
まとめ
便利な機能がたくさん搭載されている「MIUI 13」だが、もう少し最適化されていてもよいような気がします。勝手な思い込みかもしれないけど、開発チームが違うのかというぐらいだ。ポップアップトリガーの割り当て機能も少ないし、性能が良いだけにもったいない。POCOシリーズ日本初上陸ということなので今後に期待したいところ。
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