
Black Shark 4 の別売りアクセサリー3点を試してみました。外付け冷却クーラーの冷え方はすごいです。
FunCooler 2 Pro

Black Shark FunCooler 2 Pro は、USB Type-Cケーブルで給電しながら使う本格的な冷却クーラー。温度表示とライティングに対応しています。

形の異なるアタッチメントが付属していて、幅67~88mm以内の端末ならBlack Shark 4以外でも取り付けることができる。クーラーの接地面はマットな手触りで、稼働時にはそこがキンキンに冷えます。冷却能力は、本体温度を約24℃も下げてくれるようです。

取り付けは、接続クランプをスライドして端末にはめ込みます。Black Shark 4の場合、音量ボタンが下側にあるため、凹んでいるアタッチメントを使う。※アタッチメントを使わなくても装着は可能です。

ただファンが回るだけではなく、冷却能力の非常に高い実用的なクーラー。温度表示が5℃と確認でき、温度上昇をしっかり抑えてくれているのが分かる。ゲームをやっていないときに試してみると、ー4℃の氷点下にまでなっていました。これだけ冷えるので、接地面には結露が発生します。
デメリットは、大きくて重さが約92g、給電できる環境下でないと使えないためコードが邪魔になります。機能性が高いだけに、これらはしょうがないのかもしれない。

USBコードをつなぐだけで、ファンが回転してクーラーは機能します。Bluetoothで接続することにより、ファンの回転速度なども調整できるようになる。接続は、Gamer Studio の Shark Arsenal からSharkCoolerを接続。

接続後にShark Arsenalを開くと、FunCooler 2 Pro が表示されます。クーラーの温度とバッテリーの温度、ファンの回転速度を3段階で調節可能。スマートが弱(AI自動調整)、フリーズが中、フローズンが強、電源を切断しても同じ設定で再開します。中央の+をタップすると他のデバイスの接続画面になり、さらに詳細な設定もできます。

クーラーがBluetoothで接続してあると>が表示されます。そこから設定画面が開く。Shark Arsenalで一度この画面を開かないといけないのは、少し使い勝手の悪いところ。

ここでは、ファンの回転速度、温度モニターの確認のほか、ライトの設定やタイマーもある。タイマーはセットすると自動で停止し、再度使用したいときは一度USBコードを抜いて戻す。

ライトの設定は、楽しいライト効果をオフにすると光らなくなります。ライト効果モードは、ストリーマー、呼吸、フロー、フラッシュの4種類。カラーソリューションは、トリプルカラーか、単色。ライト効果の速度は、3段階で切り替えられる。ハイライトモーメントは、敵を倒したりゲームに勝った際のライト効果だけど、背面で見えないからあまり重要ではないかも。

AnTuTu Benchmark v9.2.0 の計測結果です。左がクーラーなし、右がクーラーあり、スコアは 23270 も違いが出ました。ベンチマークモニターを見ると温度上昇がしっかり抑えられているのがわかる。ちなみに、ゲーム構成のパフォーマンスを極限モードで計測すると、675818 までスコアが出ました。
冷却クーラーを装着すると明らかにパフォーマンスが向上するので、快適な動作を求める人におすすめ。
※Black Shark 4 だけでなく、AndroidとiOSの対応アプリがそれぞれあります。
Black Shark Magnetic Cooler

Black Shark Magnetic Cooler は、マグネットでくっつくコンパクトな冷却クーラー。重さは75gと軽量で、FunCooler 2 Pro と比較して17gも軽いです。

クーラーの接地面は同様の素材で、これもキンキンに冷えます。冷却能力は、本体温度を約23度下げるという事なので、FunCooler 2 Proの方が1度ほど効率が良い。

Black Shark 4 に付属のプレートを張り付けて使用します。iPhone 12シリーズ以降のiPhoneであれば、MagSafeに対応しているためプレートを張り付けなくても付く。

マグネットなので取り付けやすく、USBコードの向きを変えられるのはメリット。邪魔にならないし、立てかけてスタンドとして使うこともできます。ファンの音も小さく、FunCooler 2 Proのフリーズ(中)と同じくらいな感じ。

プレートを付けるときには付属のフィルムを張ってからつけます。ケースをつけてしまうと張り付かないのでケースなしで使う必要があります。付属のケースに張り付けるのを考えてみたけれど、熱を持つ上部の方は空いているため取り付けはできない。Magnetic Cooler に対応した Black Shark 4 MagCase も販売しているので、それを購入した方が良さそうです。※Black Shark 4 FunCase にはつかないため間違えないように。
Black Shark Monster Gaming Triggers

Black Shark Monster Gaming Triggers は、スマホでもLRボタンが使えるようになる便利ツール。左右のクリップがマグネットで付いています。

クリップは強めでしっかりホールドしてくれる。ボタンは金属でネイルのような形。

クリップを開いてはめ込み、操作設定をカスタマイズしたボタンの上に配置します。ここでは、PUBGの設定→操作設定→カスタムから射撃とエイムを移動しました。

左右取り付けた状態。反応は良くクリック感は快適です。Black Shark 4 には、マスタートリガーがあるため必要ないけれど、メタルの触感は一味違う。または、マスタートリガーが開くよう中央寄りに配置して、4つのトリガーとして使うこともできそうだ。
まとめ
Black Shark 4 のアクセサリー3点を紹介しました。専用というわけではなく、サイズさえ合えば他のスマホにも使えます。特にクーラーの冷却能力がすごいので、パフォーマンスを求める人におすすめ。
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