ROG Phone 5は、圧倒的なパフォーマンスを誇るゲーミングスマホ。快適な動作に、オーディオ性能と急速充電の速さには驚かされた。
ROG Phone 5 スペック
カラー 型番 | ファントムブラック ZS673KS-BK256R16(16GBモデル) ZS673KS-BK256R12(12GBモデル) ストームホワイト ZS673KS-WH256R16(16GBモデル) ZS673KS-WH256R12(12GBモデル) |
OS | Android 11(ROG UI) |
サイズ | 高さ:173mm 幅:77mm 奥行き:9.9mm |
質量 | 約239g |
ディスプレイ | 6.78インチ ワイドAMOLEDディスプレイ Corning® Gorilla® Glass Victus 2,448×1,080ドット (フルHD+) (144Hz) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 888 5G (オクタコアCPU) 2.84GHz Adreno 660 |
メモリ | 16GB 12GB |
ストレージ | 256GB |
アウトカメラ | 6,400万画素 広角カメラ内蔵 (メインカメラ) 1,300万画素 超広角カメラ内蔵 (2ndカメラ) 500万画素 マクロカメラ内蔵 (3rdカメラ) |
インカメラ | 2,400万画素カメラ内蔵 |
サウンド機能 | Hi-Res Dirac HD Sound デュアルフロントスピーカー内蔵 クアッドマイク内蔵 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | 5.2 |
SIMスロット | nanoSIM×2 5G+5GのDSDV対応 microSDカード非対応 |
通信方式 | 5G NR n2/n5/n7/n12/n20/n25/n38/n40/n66/n71/n77/78/n79 FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30/B32/B66/B71 TD-LTE B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 キャリアアグリゲーション 7CA(DL)/2CA(UL) 対応 W-CDMA B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19 GSM/EDGE 850/900/1,800/1,900MHz |
生体認証 | 顔認証 ディスプレイ内蔵指紋認証 |
バッテリー | 6,000mAh USB Type-C 最大65W (Quick Charge 5.0/USB Power Delivery 3.0対応) |
センサー | GPS(GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS、NavICサポート) 加速度センサー 電子コンパス 光センサー 近接センサー ジャイロスコープ 指紋センサー(画面内認証) NFC 超音波センサー |
付属品 | USB ACアダプターセット SIMイジェクトピン Aero Case(ファントムブラックのみ) Transparent case(ストームホワイトのみ) 左側面ポート用保護キャップ ユーザーマニュアル 製品保証書 |
メモリ18GB、ストレージ512GBの最上位モデルROG Phone 5 Ultimate (ZS673KS-WH512R18)は、夏に発売予定となっています。このモデルにはAeroActive Cooler 5が付属する。
オンラインストア:ASUS Store
ROG Phone 5 概観レビュー
6.78インチ ワイドAMOLEDディスプレイに、耐久性の高いCorning® Gorilla® Glass Victusを採用。リフレッシュレート144Hz、タッチサンプリングレート300Hz、タッチ反応速度は24.3msの超高速。
背面カラーは、ストームホワイト。この他にファントムブラックがある。中央にあるROGのロゴは、さまざまなライティングに対応する。※ASUSからお借りしているので、管理番号のステッカーが貼ってあります。
右側面に、AirTriggers、電源ボタン、音量調節ボタン。
AirTriggersは、ゲーム時の超音波ボタンに対応。ゲーム時外でも握る操作に機能を割り当てることもできる。
左側面に、サイドコネクタ、SIMスロット。
サイドコネクタにはキャップが付いていて、簡単に外れやすいので注意したいところ。サイドコネクタには、別売りの冷却クーラー「AeroActive Cooler 5」の接続や、充電にも対応する。※前モデルの「AeroActive Cooler 3」は使うことができない。
上部には、マイク穴のみ。画面中央のスリットは受話口とスピーカー。インカメラの反対側あたりにLEDインジケーターも搭載している。
下部に、マイク穴、USB Type-C、イヤホンジャック。画面中央にあるスリットがスピーカー。前面にあるため、ゲーム時にスピーカーを塞ぐことがないのがメリット。左右対称デュアルフロントステレオスピーカーは、スマートフォンとは思えないほど抜群の音質。
付属品は、65WのACアダプター、USB Type-Cケーブル、左側面ポート用保護キャップ、SIMイジェクトピン、ユーザーマニュアル、ステッカー、製品保証書、Transparent case。※ファントムブラックモデルでは、透明ではないAero Caseが付属。
今まで冷却クーラーが標準で付属されていたが、今回は別売りとなる。最新のAeroActive Cooler 5には、ボタンも付いていて操作を割り当てることもできます。
ROG Phone 5 ベンチマーク
Geekbench 5 | シングル:1129 マルチ:3750 |
3DMark Wild Life | 5810 |
PCMark for Android Benchmark | 11775 |
計測に使ったのは16GBモデル。Xモードをオフにした状態でもかなりのパフォーマンスがでています。チューニングを行えば、Antutuベンチマークで80万以上のスコアが出るようです。
ROG Phone 5 バッテリーテスト
Xモードオフの状態で PCMark の Work 3.0 battery life の計測してみたところ、17時間19分という結果になった。電池残量20%までは、14時間37分ほど。より負荷を掛けたり、AeroActive Cooler 5を装着したりすれば、これよりも短くなるとは思うけど存分に楽しめる駆動時間です。
65Wの急速充電が快適
付属している65Wの充電器を使うと、HyperCharge 65 と表示され急速充電が開始する。電池残量15%の状態から30分充電してみたところ90%まで回復。30分で75%も充電できるのは凄い。
リバースチャージ対応
ROG Phone 5 本体をモバイルバッテリーのように使えるリバースチャージにも対応。他のスマホやワイヤレスイヤホンの充電にも使えます。
ROG Phone 5 ゲーム機能
ROG Phone 5のゲーム機能で大きく変わったのがAirTrigger。モーションコントロールがさらに進化して、10種類のジェスチャーに対応する。
- 前方に傾ける
- 後方に傾ける
- 左に傾ける
- 右に傾ける
- 左に回転
- 右に回転
- 振る
- 前進
- 左に水平移動
- 右に水平移動
別売りの AeroActive Cooler 5 には物理ボタンがあり、指定した操作を行うことができるようになった。
他にも、画面の色が反転するスカウトモード、ショートカットを追加できるクイックコントロール、指定したエリアをタッチすると振動するハプティックオーディオなどの新機能も追加。別記事でまとめてあるので参考に。
ROG Phone 5 使い方
ゲーム機能だけでなく、通常のスマートフォンとしての機能も充実している。指紋センサーのアイコンデザインをROGのロゴに変更できたりするのは面白い。端末の重さが気にならなければかなり快適に使えると思います。
たくさんある機能は別記事でまとめてあるので参考に。
ROG Phone 5 カメラ機能
アウトカメラは、6,400万画素 広角、1,300万画素 超広角、500万画素 マクロ。インカメラは2400万画素。
カメラは山のアイコンで、広角と標準の切替。ズームはタップで2倍に切り替わり、ピンチアウトで最大8倍まで拡大できる。
ポートレートモードでは、肌のトーン、ファンデ、美白、目の大きさ、小顔の補正が可能。
カメラモードは、スローモーション、タイムラプス、動画、写真、ポートレート、パノラマ。その他に、モーショントラッキング、PROビデオ、PROモード、マクロ、夜景がある。
PROビデオモードでは録音方向を、3Dサラウンド、マイクフォーカス、前方、後方を選択できます。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真 | 4:3(64MP) 4:3 ● 16:9 1:1 全画面表示 | 4:3(24MP) 4:3 ● 16:9 1:1 全画面表示 |
動画の解像度 | 8K 7680×4320 4K 3840×2160(60fps) 4K 3820×2160 FHD 1920×1080(60fps) FHD1920×1080 ● HD1280×720 | FHD 1920×1080(60fps) FHD1920×1080 ● HD1280×720 |
モーショントラッキング | 4K 3840×2160(60fps) FHD 1920×1080(60fps)● | ー |
スローモーション | 4K 3840×2160(120fps) FHD 1920×1080(240fps)● FHD1920×1080 (120fps) HD1280×720(480fps) | ー |
タイムラプス | 4K 3820×2160 FHD1920×1080 ● HD1280×720 | ー |
ズーム | 写真:最大8倍 動画:最大4倍 | ー |
その他機能 カメラモード | AIシーン検出 美人エフェクト 広角撮影 ポートレート パノラマ 夜景 PROモード PROビデオ マクロ | 美人エフェクト ポートレート |
※●が初期値
楽天モバイルとDSDSの動作確認
SIMスロットは、表と裏に1枚ずつnanoサイズのSIMが入る設計。microSDカードは非対応。楽天モバイルや格安SIMをいくつか試してみました。
上記のSIMを挿して動作確認してみたところ、楽天モバイル以外は使えました。これに加え、ガラケー(FOMA)SIMでも着信できたのでDSDSの動作も確認済み。
ROG Phone 3 では後から対応されたので、今後のアップデートで対応される可能性はあります。楽天モバイルの通信を可能にする方法はあるのですが、アップデートに期待。
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。ゲーム機能については別記事を参考に。
ポケモンGOはツインアプリやAR+に対応
ポケモンGOはツインアプリに対応しているため、2つのアカウントで同時プレイも可能。複製したアプリに別アカウントでログインし、画面分割をすると上の画像のような表示にできます。
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶことも可能。
UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)がプリインストール
櫻坂46・日向坂46の音楽ゲームアプリ「UNI’S ON AIR」がプリインストールされています。タッチ反応が良く、オーディオ性能は抜群なので臨場感のあるゲーム体験ができる。ただ画面が長いので中央のボタンが押しにくいかも。
PUBGのグラフィック初期設定
PUBGのグラフィック初期設定は、クオリティがスムーズ、フレーム設定は高。最高でFHDのウルトラまで上げることができるようです。シューティングゲームは、AirTriggerのギミックで快適に遊べるので、訓練場で試してみるのがおすすめ。
ROG Phone 5 購入先
公式サイト
ROG Phone 5 アクセサリー同時購入10% OFFキャンペーンをしています。
2021年5月26日(水)~ 6月28日(月)10時00分受注分まで
格安スマホセット
- OCNモバイルONE
- IIJmio
まとめ
ROG Phone 5 は、パフォーマンス、操作性、オーディオ、急速充電など、すべてにおいて快適なゲーミングスマホ。一般的なスマホと比べて重さが気になるところだけど、通常機能も充実していてとても使いやすい。1つ残念なのが、AeroActive Cooler 5 が別売りとなってしまったので、別途購入しておきたいところ。上位モデル ROG Phone 5 Ultimate には同梱しています。
ASUS Storeでは、ROG Phone 5 アクセサリー同時購入10% OFFキャンペーンをしています。
2021年5月26日(水)~ 6月28日(月)10時00分受注分まで
コメント