OPPO A73 は、薄型軽量でeSIMにも対応したモデル。背面がレザー調になっていて、他にはないデザインの特徴的なスマホ。
OPPO A73 スペック
OPPO A73 | |
型番 | CPH2099 |
カラー | ネービーブルー ダイナミックオレンジ |
サイズ | 高さ:約159.8mm 幅:約72.9mm 厚さ:約7.45mm |
質量 | 約162g |
OS | ColorOS 7.2 (based on Android™ 10) |
CPU/GPU | Qualcomm® Snapdragon™ 662 オクタコア 4×2.0GHz+4×1.8GHz Adreno 610 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB 外部(最大256GB) |
ディスプレイ | 6.44インチ 画面占有率: 90.7% 2,400×1,080 (フルHD+) AMOLED (有機EL) ディスプレイ |
バッテリー | 4,000mAh USB Type-C 急速充電:QuickCharge 3.0(9V/2A) |
アウトカメラ | メイン:1600万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
NFC | 非対応 |
Felica | 非対応 |
SIMスロット | nanoSIM+microSDカード eSIM搭載DSDV対応 |
通信方式 | GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE: Bands 38/41 |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水/防塵 | ー |
センサー | GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS 磁気センサー 近接センサー 光センサー 加速度センサー ジャイロセンサー ステップカウント機能対応 |
本体付属品 | ACアダプター×1 イヤホン×1 USB Type-C™ データケーブル×1 SIMカードスロット用ピン×1 安全ガイド×1 クイックガイド×1 保護フィルム(貼付済み)×1 保護ケース×1 |
OPPO A73 外観レビュー
画面サイズは6.44インチ、画面占有率は90.7%もある水滴型ノッチ有機ELディスプレイ。指紋センサーもディスプレイ内蔵型。
背面には4眼カメラを搭載。OPPOのロゴ部分だけメタル素材で、他はレザー調で手触りがいい。カラーは、ダイナミックオレンジとネービーブルーがある。
本物のレザーではなく、質感を似せたフェイクレザー。他にはないデザインは魅力的ではあるが、ひっかき傷には弱そうなので経年劣化るところ。
右側面には電源ボタン。前モデルのOPPO A5 2020 と比較すると、1.65mmも薄くなった。
左側面には、SIMスロットと音量調節ボタン。
上部にはマイク穴のみ。通知用のLEDインジケーターは非搭載。
下部に、イヤホンジャック、マイク穴、USB Type-C、スピーカー。スピーカーはシングルのためモノラルなる。
付属品は、イヤホン、USB Type-C™ データケーブル、18W急速充電対応のACアダプター、安全ガイド、クイックガイド、ソフトタイプのクリアケース。
OPPO A73 クリアケース装着時
独特のレザー調デザインではあるが、クリアケースをしてしまえば質感を楽しむことはできない。デザイン性に惹かれて購入するならケースなしで使うことが前提になる。クリアケースを使うなら、ネービーブルーよりもダイナミックオレンジの方が映えそうな感じ。
今までのOPPO Aシリーズでは、クリアケースに厚みがあり少し使いづらい部分があった。今回は薄く作られているので、スマートサイドバーを起動するのに邪魔にならず使いやすくなっている。
OPPO A73 ベンチマーク
AnTuTu Benchmark v8.4.3 のスコアは、182947という計測結果。一般的な使い方なら問題ないレベルです。前モデル OPPO A5 2020 と比較しても大きな違いはないため、性能の向上を求めているなら違う機種を検討したほうが良い。
OPPO A73 バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life の計測結果は、14時間18分となった。電池残量20%までは、12時間4分ほど。これだけ持ってくれれば十分1日使える。前モデルよりもバッテリー容量が1,000mAhも少なくなっているけど気にすることはなさそうだ。
急速充電の速度
急速充電 QuickCharge 3.0(9V/2A) に対応して便利になった。どれくらいの速度で充電できるか、電池残量15%から計測。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 53% | 38% | +38% |
1時間 | 83% | 68% | +30% |
1時間30分 | 98% | 83% | +15% |
これだけの速度で充電できれば、バッテリー容量が少なくなったのも十分補える。バッテリー容量が多いと本体重量が重たくなってしまうので、薄型軽量に急速充電対応の方が快適かもしれない。
リバースチャージ対応
バッテリー容量が少なくなっていても、リバースチャージにもしっかり対応している。設定→その他の設定→OTG 接続をオンにして、OTGケーブルで他の機器と接続するとOPPO A73本体をモバイルバッテリーのように使うことができます。
OPPO A73 知っておきたい使い方
今までのモデルにはなかった機能がいくつか追加されています。アイコンプルダウンジェスチャーは、ホーム画面で左または右端から上にスワイプすると、アプリアイコンが下側に集約し片手でも起動しやすくなる便利機能。
その他にも、スリープ時にも時間などを表示できる「常時表示ディスプレイ」、低輝度時のちらつきを防ぐ「低輝度アイケアモード」、指紋センサーの「アニメーションスタイル」の変更もできます。
指紋センサーはディスプレイ内蔵型なので、ダブルタップして画面をオンと本体を持ち上げたら画面オンを有効にしておくと使いやすくなる。やり方などは別記事でまとめてあるので参考に。
OPPO A73 カメラ機能
カメラを起動すると画面内に4つのドットが表示されている。左側から、超広角、標準、2倍ズーム、5倍ズーム。2本の指でピンチアウトすると最大10倍までのズームも可能。上部中央のAIダズルカラーは、有効にすると様々なシーンを識別し最適な色味補正を施してくれる機能。
カメラモードは、夜景、ビデオ、写真、ポートレート、その他が並ぶ。QRコード撮影時には、その他のGoogle Lensを起動して読み込む。
アウトカメラ | インカメラ | |
レンズ | メイン:1600万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素 | 1600万画素 |
画像サイズ | 4624×3468(4:3) 3472×3472(1:1) 4624×2080(フル) 4624×2600(16:9) | 4624×3468(4:3) 3472×3472(1:1) 4624×2080(フル) 4624×2600(16:9) |
ビデオ解像度 | 1080P(30fps)● 720P(30fp) | 1080P(30fps) 720P(30fps)● |
ズーム | 最大10倍 | ー |
手振れ補正 | 電子式手振れ補正 | 非対応 |
モード | 119°超広角撮影 ポートレート 夜景 パノラマ エキスパート タイムラプス スローモーション ステッカー Google Lens テキストスキャナー エクストラHD | ポートレート 夜景 パノラマ タイムラプス ステッカー |
AI機能 | AIダズルカラー ・写真 AI美化処理 ・写真 ・ビデオ ・ポートレート ・ステッカー | AIビューティ ・写真 ・ポートレート ・ステッカー AI美化処理 ・ビデオ |
カメラ性能についてはほどほどで、過度な期待はしないほうが良いかも。
eSIMとDSDSの動作確認
eSIM搭載モデルのため、SIMスロットはトリプルスロットから1枚塞いだ形状になっています。nanoサイズの物理SIMが1枚と、microSDカード(最大256GB)が入る仕様。eSIMを設定すれば、2回線を同時待ち受けするDSDVにも対応します。
ドコモのガラケー(FOMA)SIMを入れたDSDSの動作も確認できました。eSIMの設定は簡単にできるので別記事を参考に。
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOのAR+には非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には対応していないため、AR+機能で遊ぶことはできない。
ドラクエウォークは自動再生が便利
ドラクエウォークなどオートバトルがあるゲームでは、自動再生機能が便利に使える。画面を暗いまま動作してくれるので、電力消費やスリープになるのを防げる。ゲームスペースにアプリを追加してから起動し、画面左上もしくは右上から中央にスワイプダウンするとゲームアシスタントが起動します。表示しているとき中央付近をスライドすると自動再生が使える。
黒い砂漠でバッテリー検証
黒い砂漠でオート狩りをしてバッテリーがどれくらい減るか試してみました。1時間で電池残量は12%ほど減少した。連続プレイでも、そこそこの時間遊べそうです。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中になっていた。この設定なら動作は悪くはないので、そこそこ遊べそうです。
OPPO A73 購入先
ECサイト
格安スマホセット
まとめ
OPPO A73 は、レザー調のデザインが特徴的なスマホ。今までのAシリーズと比較すると、薄型軽量化され急速充電にも対応し、より使いやすくなった。eSIMも搭載しているので、楽天モバイルの機種変更にも向いている。
購入を検討している人は、前モデル OPPO A5 2020 と比較している別記事も参考に。
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