
OPPO A5 2020は、5,000mAhの大容量バッテリーと4眼カメラを搭載したコスパスマホ。おサイフケータイ機能が必要ないなら、OPPO Reno Aよりもいいぞ!
ColorOS 7 にバージョンアップ
最新の ColorOS 7 へアップデートできるようになりました。ソフトウェアの更新をした後はデータ更新処理のため、動作が少し不安定になることがあります。調子が悪いからと再起動などは行わず少し待つように。
OPPO A5 2020 スペック
型番 | CPH1943 |
カラー | ブルー/グリーン |
サイズ | 高さ:約163.6mm 幅:約75.6mm 厚さ:約9.1mm |
質量 | 約195g |
OS | ColorOS 6.0 (based on Android 9.0) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 665 オクタコア 4 x 1.8GHz + 4 x 2.0GHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB 外部(最大256GB) |
ディスプレイ | 6.5インチ 1,600 x 720 (HD+) TFT-LCD Gorilla® Glass 3+ |
バッテリー | 5,000mAh USB Type-C |
アウトカメラ | 約1,200万画素 (f/1.8絞り値) 超広角約800万画素 (f/2.25絞り値、広角119°) ポートレートレンズ約200万画素 (f/2.4絞り値) モノクロレンズ約200万画素 (f/2.4絞り値) |
インカメラ | 約1,600万画素 (f/2.0絞り値) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
NFC | 対応 |
Felica | 非対応 |
SIMスロット | nanoSIM×2+microSDカード DSDV対応トリプルスロット |
通信方式 | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/39/40/41 3G:B1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1,800/1,900MHz キャリアアグリゲーション:対応 |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水/防塵 | 防塵:IP5X |
センサー | GPS/A-GPS/GLONASS/Beidou/Galileo/磁気センサー/光センサー/近接センサー/加速度センサー/ジャイロセンサー |
本体付属品 | AC アダプター/イヤフォン/保護ケース/USB データケーブルType-C/クイックガイド/安全ガイド/SIM カードスロット用ピン/保護フィルム(貼付済み) |
OPPO A5 2020 概観レビュー

画面占有率89.3%、水滴ノッチデザインの6.5インチ大画面ディスプレイ。

背面に、4つのカメラレンズと指紋センサー。カラーはブルーとグリーンの2色展開。

左側面に、SIMスロットと音量調節ボタン。

右側面に、電源ボタン。

上部のレシーバーはスピーカーにもなっている。この価格帯でステレオスピーカーを搭載しているものはあまりない。

下部に、イヤホンジャック、Type-C充電端子、スピーカー。下側のベゼル幅がやや広め、ノッチエリアを非表示にしたときに、ちょうど上下(左右)が同じくらいになる。

付属品は、イヤフォン、USB データケーブルType-C、AC アダプター、安全ガイド、クイックガイド、SIM カードスロット用ピン、保護ケース。
OPPO A5 2020 ベンチマーク

ベンチマークの計測結果は、169015というスコア。バッテリー設定で高パフォーマンスモードにして計測してみたところ、164388と低くなってしまった。また、ゲームスペースでパフォーマンスを上げる競争モードでも計測してみたところ、160847とこれも低い結果。※AnTuTu Benchmark v8.4.3 で再計測すると 177739 という結果になった。
ちなみに、OPPO Reno Aのスコアは 188197、総合スコアだけでみると-19182の違い。
OPPO A5 2020 バッテリーテスト

PCMark の Work 2.0 battery life で、バッテリーがどれくらい持つか試してみたところ、正確なデータの計測はできなかった。しかし、19時間50分までは稼働していたようなので、電池持ちはかなり良い。バッテリーは5,000mAhと大容量のため、19%になっても使用可能4時間48分と表示され、長時間使うことができそう。
OPPO A5 2020 充電速度
OPPO A5 2020は、急速充電に対応していないため、充電速度がどのくらいかモニタリングしてみました。電池残量が19%まで減った状態から充電して計測した結果です。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 19% | 0% | 0% |
30分 | 39% | 20% | +20% |
1時間 | 60% | 41% | +21% |
1時間30分 | 80% | 61% | +20% |
2時間 | 93% | 74% | +13% |
2時間30分 | 99% | 80% | +6% |
後半はバッテリーの負担を掛けないようにゆっくり充電されます。それ以外をみると、充電速度は遅いように感じますが、バッテリー容量が多いためそこまで遅いわけではないです。30分で約20%だと、約1,000mAhの充電がされています。
セカンドスマホに最適!リバース充電

OPPO A5 2020は、リバース充電機能も搭載されていて、モバイルバッテリーのように他のデバイスに充電ができる。ただしケーブルをつなげただけでは反応してくれないため、設定を操作する必要はある。設定→その他の設定→OTG接続を有効化すれば、ケーブルで接続した時に接続した側の充電が開始されます。OTG接続設定は、操作が10分間ない場合にはオフになる仕様のため、毎回操作が必要になることを覚えておきましょう。
OTGケーブルは、100円ショップのダイソーで販売されているものでも機能してくれます。Type-CからType-Cだけでなく、iPhone用のライトニングからType-Cや、USB To Type-Cなど、幅広く扱っているので、複数の接続環境にも対応できそうです。iPhone派の人も、充電もできるセカンドスマホとしてOPPO A5 2020を1台持っておくというのも良いかもしれません。
※ Type-C To Type-C のケーブルの場合、接続する端末によっては動作してくれないこともあります。変換アダプタを使う方が良さそう。
付属のクリアケースは厚め

付属のクリアケースは、必要以上に厚みがある気がします。前モデルのOPPO AX7でもそうだったので、わざと厚みのあるケースにしているようです。保護の観点からすると安心ではあるが、操作性が悪くなるのはデメリット。サイドの厚みが邪魔をして、スマートサイドバーや両側からのスワイプジェスチャはやりにくくなる。

ケースなしで使おうとすると、背面のカメラは出っ張っているため、傷つきやすそうなきもする。ケースを付けたとしても、指紋センサーの周りは必要以上の厚みで違和感を感じる。純正品でない違うケースの購入を検討した方が良いかもしれない。
OPPO A5 2020 初期設定や使い方
「OPPO A5 2020」の初期設定や使い方は、別記事でまとめてあるので参考に。
ColorOS 7 にアップデートしたら、変更点などまとめてあるので別記事を参考に。
OPPO A5 2020 カメラ性能

カメラは上から、超広角レンズ、約1200万画素の標準レンズ、陰影を強調するモノクロレンズの3つが縦に並び、背景のぼかし効果を高めるポートレートレンズがフラッシュライトの下に配置されている。AIシーン認識にも対応し、食べ物や景色で判別し最適な撮影モードに自動で調節してくれる。また、近くの被写体を撮影するマクロレンズにもしっかり対応。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真 アスペクト比 | 4:3 デフォルト 1:1 全画面表示 | 4:3 デフォルト 1:1 全画面表示 |
ビデオ 解像度 | 4K(30fps) 1080P(30fps)デフォルト 720P(30fp) | 1080P(30fps) 720P(30fps)デフォルト |
スローモーション 解像度 | 1080P 720P デフォルト | 非対応 |
ズーム | 最大10倍 | 非対応 |
モード | 119度の超広角撮影 ポートレート 夜(ウルトラナイトモード2.0) パノラマ エキスパート タイムラプス スローモーション ステッカー Google Lens 動画でもAI補正に対応 | ポートレート パノラマ タイムラプス ステッカー AIビューティ機能 動画でもAI補正に対応 |
画質はインカメラの方が高く、AIが分析して最適な補正を施すビューティーセルフィーに対応。写真はアスペクト比を変更するだけで画質は変えられない。OPPO Reno Aの方が画質は高いけれど、機能面ではOPPO A5 2020の方が優秀。広角撮影に、動画でのAI補正にも対応している。
DSDSの動作確認

SIMスロットは、nanoSIMカード×2+microSDカードのトリプルスロット。DSDV対応なので、DSDSでの動作確認をしてみます。
ドコモのガラケーSIM(FOMA)と、エキサイトモバイルのデータ通信専用SIMを入れてDSDSの動作確認をしてみたところ、データ通信しながらしっかり着信できました。ガラケーのSIMは挿入しただけSMSが届き、通話可能となります。特に設定の必要はないけど、インターネットにアクセスできないと通知が来るので、APN設定を何でもいいので選択しておくこと。
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOはAR+非対応

Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応していないため、AR+で遊ぶことができない。OPPO Reno A では対応していたので残念なところ。ポケモンGOプラスの接続も確認してみたところ、スムーズに接続できた。その他の動作も特に問題なさそう。大容量バッテリーのため思う存分に楽しめる。
ドラクエウォークを省電力で遊ぶ

ゲームスペースにドラクエウォークを追加すると、AFKを再生(アップデートで自動再生という表記になった)が使えるようになる。アプリ内機能のバッテリーセーバーを使わなくても、画面を暗くして消費電力を抑えることができる。逆さまにできないときは有効な手段。ポケモンGO同様に長時間遊ぶのにも向いている。
※ColorOS 7 にアップデート後は、スマートサイドバーは非表示となります。その代わりに上部左もしくは上部右から中央にスワイプするとゲームアシスタントが起動する。
黒い砂漠を1時間プレイしてバッテリー検証

グラフィック性能は良くないため、表現は粗い。1時間連続でプレイしてみたところ、電池残量は92%残っていた。長時間遊べるし、大きな画面にステレオスピーカーで楽しめるのはメリット。
PUBGの初期設定

PUBGの初期設定は快適画質、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中になっていた。この設定なら動作はスムーズで悪くない。大画面にステレオスピーカーのため十分楽しめる。
まとめ
OPPO A5 2020は、5,000mAhの大容量バッテリーに超広角レンズ搭載の4眼カメラというコストパフォーマンスの高いスマホ。また、大画面にステレオスピーカーまで搭載しているので、ゲームや動画などのコンテンツを楽しむのに最適。さらにリバース充電機能も搭載しているため、セカンドスマホとしても便利に使える。iPhone派の人でも、充電も可能なゲーム用のAndroidスマホとして良いかも。
おサイフケータイ機能と防水が必要でなければ、OPPO Reno Aよりもおすすめ。
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