ASUS台湾本社ツアーに参加!今後の発展も間違いない企業だと確信

創立30周年を迎える、ASUS台湾本社ツアーに参加してきました。企業イメージはかなり良く、これからの発展も間違いなさそう。

スポンサーリンク

ASUS VivoBookは若者がターゲット

始めに、立体的でSNS映えの良さそうな展示スペース。ノートPCというと、ホワイト・ブラック・シルバーなどシンプルな色が大半ですが、ASUS VivoBookではもっと若者に使ってもらえるようなカラフルなカラー展開をしているのが特徴。グリーン・ブルー・レッドなど、他とは違う個性を活かせるのは魅力かもしれない。それと、カラフルで立体的な展示スペースとは反して、床にはたくさんの紙屑が散乱していた。これらはすべてデザイン画をシュレッダーで粉砕したものだという。ものすごい量があったので、デザイナーの努力が形になっているようだ。

新しく発表されたASUS VivoBook Sシリーズでは、タッチパッドがディスプレイとなるスクリーンパッドを搭載したモデルもある。仕事も遊びも両立させたい人にも満足してもらえる、特徴的なノートPCになるだろう。

過酷な耐久テスト現場を体験

次は、製品の耐久テストなどを行うクオリティテストラボ。ここはASUSの社員でもなかなか入れないというぐらいの場所だという。中に入る際にカメラなどの撮影機材の持ち込みは一切禁止、入り口でスマートフォンを置いていかなければいけないほどの厳重体制。そのため写真など一切掲載できないが、どんな感じかは公式動画で確認できる。

ラボの中では、気温45度・湿度75%という環境下に置かれているパソコンがあり、その中に手を入れて体験することもできた。かなり衝撃的環境で、こんな中でも大丈夫なのかと思うほど。ASUSではグローバル展開をしていることもあり、輸送時のコンテナの中の環境なども想定しているのだという。他にも動画の中にあるようなテスト状況も見せていただくことができ、品質もしっかりしているのが伝わってきた。

過酷な環境下での偉業が、公式サイトに記載されています。

ASUSについて - ブランドヒストリー - Marks in History: ASUSノートパソコン
ASUS is one of Fortune magazine’s World’s Most Admired Companies, and is dedicated to creating products for today and to...

ASUS ZenBookの作成工程

アルミの削り出して作られているZenBookの作業工程が展示されていた。かなり分厚い1枚のアルミ板から、天板では32工程、キーボード側では35工程もかけて作っているという。最後の工程2枚を見比べても違いはそんなに感じないけど、触ってみると明らかで、エッジの尖りが丸く滑らかに仕上げられていた。

削り出しというのは知っていたけど、削る前のアルミ板は想像以上の厚さ。実際にこんなのまで見てしまうと、少し価値観は変わるかも。また、右側に書いてある「A PART」と「C PART」というのは何か聞いてみると、パーツごとの呼び方だという。天板がA、液晶がB、キーボードがC、底面がDと、どこ国のASUS社員でもわかるように統一しているという面白い話も聞けた。

ファッション業界のようなカラー選択

見たことのない形の何だかわからないパーツも並んでいた。それもそのはずで、パーツではなくただのカラー見本だという。色の流行りは、数年前から決まっているとファッション業界ではよくある話で、ASUSでもいち早く情報を仕入れてあらかじめ決めているとのこと。

ASUS VivoBook S14/S15 で採用されたモスグリーン、コーラルブルー、パンクピンクなどは、そんなサンプルの中から製品化されたというわけだ。今までに見たことのないような鮮やかな発色のため、どの色が一番売れるのか気になるところ。

感覚と直感から生まれた尖った製品たち

ここでは、今までに発売された面白い製品たちも展示されていた。タブレットにスマートフォンを挿し込んで使う端末だったり、画面が天板にも付いていた両画面パソコンがあったり、こんなものまで発売されていたのは知らなかった。デザインやコンセプトなどは良くても、当時のOSやCPUなどの性能では十分に発揮できなかったらしく、今出していたら全く違う結果になっていたのかもしれない。

そして、今回発表されたばかりの「ZenBook Pro Duo」の登場。キーボード側にもディスプレイの付いた、新しい形のノートパソコン。どちらも4Kタッチ対応ディスプレイで、メイン画面は光沢、サブ画面は非光沢。2画面を1画面としても使える面白い仕様だ。

COMPTEXの展示では見られなかった、付属のパームレストもみることができた。基本的にはプラスティック製の板だけど、これを置くことにより、キーボード操作が快適になる。本体キーボードの下側が光っていて、装着するとそれが上部に映りこむデザイン。ライトの操作はどこでするのか聞いてみると、まだ調整段階で、音声での操作が可能になるかもとのこと。

最後にYouTubeで音楽を再生しながら、それに合わせてセカンドスクリーンに表示してあるピアノを弾いたデモを披露してくれた。決してうまくはなかったけれど、なかなかインパクトのあるパフォーマンスで、皆の注目をしっかり集めていた。こんな面白いパソコンが、日本でもどのように展開していくのかというのも期待したいところ。

ASUSの企業理念

ASUSの本社に入るとまずロゴが目に入る。入館の時は全く気が付かなかったが、この裏側に企業理念が入っていた。

なんとなく意味は分かりますが、調べてみると公式サイトに詳しく書いてありました。ASUSでは、謙 (謙虚)、誠(誠実)、勤(勤勉)、敏(敏捷)、勇(勇気)という 5つの美徳 を行動規範としているという。

ASUSについて - 企業理念 - ASUS DNA
ASUS is one of Fortune magazine’s World’s Most Admired Companies, and is dedicated to creating products for today and to...

創立30周年を記念したグローバルキャンペーンも開催しているようです。※2019年6月10日午前11時(GMT+8)に終了。

404 - File or directory not found.

まとめ

製造工程や製品テスト、デザインコンセプトなど、ASUSという企業の面白さを再認識させていただきました。グローバルの知名度は高いのに、日本での知名度がまだ低いのが残念で仕方がない。今後も他にはない製品を生産してくれると思うので、さらに注目していきたい。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました