ASUS台湾本社ツアーに参加!4年ぶりに行ったら新社屋になっていた

4年ぶりにASUSの台湾本社ツアーに参加しました。以前に行った時と違うぞ?と思ったら、全く新しい建物になったようです。

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2019年に完成した新社屋

以前参加したASUS台湾本社ツアーは、2019年5月。この後に新社屋が完成したようで、自分は良いタイミングで行っていたみたい。受付にあったQRコードを読み込むと(https://guide.asus.com/)新旧のビルディングガイドが表示されました。旧社屋では、まだマザーボード部門で稼働しているといいます。マザーボードのパーツで作られている「モナ・リザ」や、2357枚(台湾の証券コードが2357)の基板が張られた「2357チップブル」などは、まだそこにあるようです。

エントランス

エントランスはとても広いスペース。天窓は太陽光を最大限に取り込めるような設計になっていて、エコな取り組みの一環となっているという。

天窓のところは4Fから外に出ることができました。ここに座っていた人もいたけれど、4月でも台湾は熱いので長い時間は無理ですね。

エントランスを上からみると、ASUSの社名由来となっているペガサス(Pegasus)が一望できる。ギリシア神話に登場する馬に鳥の翼が生えた伝説上の生き物で、知恵や知識の象徴となるようです。

受付の裏には、ベンダーとの協力によって貢献をたたえられたトロフィーや楯など賞の数々が飾られていました。

エレベーターホールの壁にはASUSの経営理念があり、翻訳して解釈すると方向性が納得できる。

  • 社員が最高の能力を発揮できるよう、鼓舞し、動機付け、育成する
  • 誠実で勤勉、基本に忠実で結果を重視する
  • 品質、スピード、サービス、イノベーション、コスト効率の各分野で世界最高品質を追求し続ける
  • 私たちは、グリーンテクノロジーにおける世界的なリーダーであり、人類社会に真の貢献をしている

展示物

エントランスの左右には、1階と踊り場に過去製品やデザインなどの展示スペースがありました。

宇宙ステーションで600日間のミッションをこなしたタフなノートPC「P6300」。

600日間の宇宙飛行を通して不具合発生ゼロ

MIR宇宙ステーションでの任務期間中、信頼できるコンピューターを宇宙飛行士に提供するため、R&K(宇宙飛行計画専門にコンピューターと電子機器を納めているサプライヤー)が選んだのが、二台のASUSノートパソコンでした。結果は、二台とも600日間を通して不具合発生ゼロ。「ASUSノートパソコンは某メーカー製とは違ってオーバーヒートすることはなかった」と言うのは、今回の計画のロシア人宇宙飛行士セルゲイ・アブディエフさん。「宇宙空間での熱流体は地球上とは全く異なり、完璧な熱放散ソリューションを備えたノートパソコンでないと宇宙での持続的な動作は不可能。われわれは朝、ノートパソコンのスイッチを入れ、一日中そのままにしていても問題はなかった。」

https://www.asus.com/jp/About_ASUS/about_asus_history_note/

歴代のZenfoneシリーズの展示。左上のZoomは、光学3倍ズームや手ぶれ補正に対応した5型SIMフリースマートフォン。台湾では2015年、日本では2016年に発売した製品です。今ではハイエンドモデルに光学ズームを搭載しているのもはあるけど、当時はかなり珍しかったと思う。ASUSは先取りしすぎて時代が追い付いていないというのが多々ある気がします。まぁ書く方としては、それが面白いところなのだけれど。

その他にも、ガンダムとコラボした白いゲーミングデスクトップPCや、ランボルギーニをコラボした高級感のあるノートPCなどいろいろ展示されている。

カフェテリア

3Fにあるカフェテリアは、フードコートのような社員食堂。1フロア使っていてめちゃくちゃ広かったです。それでも従業員は6,000人もいるらしく、お昼時にはかなり混雑していた。

モスバーガーがあったので、どんなものかチャレンジです。以外にも日本語のメニュー(上)まで用意されているとは。

モスライスバーガー海老天ぷら(XO醤)ナゲットとドリンクセット。ライス部分はおいしいけれど、もう一度食べたいかといわれると微妙な感じ。ナゲットのソースはスイートチリかな。モスバーガーの他にもスタバやセブンイレブンなどもありました。

レクリエーションエリア

4Fには、ジムやレクリエーションルームといったスペースがありかなり充実した施設。この奥にはシャワールームもあるようです。他にも朝昼夜と時間帯で区切られた、ヨガのスケジュール表などのデジタル掲示板もみかけました。この場所をみただけでもASUSで働きたくなる人は多そうな気がしますね。

品質チェックセンター

新しくなった品質チェックセンターも見学させてもらいました。ここは写真撮影不可だったためオフィシャルの写真が提供されています。今回は参加人数が多く、あまり伝わってこなかったのが少し残念なところ。旧社屋の時には実際の気温湿度テストに手を入れ、過酷な環境を体験できたのは良い経験でした。

動画で見た方がどんなテストをしているかわかりやすいと思うので参考に。

特別展示室「Show Room」

特別展示室の「Show Room」では、デザインに関する展示がされていました。キーボード展示のところでは、キーの列によって微妙に形が異なり、実際に触ってみるとわずかに違うのを認識できた。ユーザー触っているときにベストな感触になるよう設計していて、正直言われないと気が付かないぐらいのこだわり。

Vivobookのコーナーでは、環境保護のために取り組んでいる再生プラスチックの展示。左上にあるパッケージの表面は、QRコードを読み込むとAR表示ができるようになっている。パッケージの展示コーナーまであり、その一部をスタンドとして使えるデザインにしたり、カラーなどもこだわって作られているようです。

デザインチームのスローガンは「Simple Made Meaningful」で、シンプルで意味のあるものと訳せる。それと3つのキーワードをもとに設計に取り組んているといいます。

  • DISTINCT(明確)
  • PRECISE(正確)
  • SEAMLESS(シームレス)

参考:Asus Design Center

特別展示室「敏」

特別展示室「敏」では、歴代のZenbookシリーズが展示されていました。壁際のホワイトボードには、デザインのラフスケッチなども。

環境保護のために、パーツ生成時に出る廃材を分解して再利用、プラスティック部品も再生プラスティックや海洋プラスティックから生成したりしている。箱はノリを一切使っていない組み立て式。中にあるQRコードを読み込むと、インスタアプリでARのデモ表示ができるようです。

30周年から取り入れられたASUSのロゴ。Aとしての文字だけではなく、3つの意味が込められています。

  • Ascending(向上)
  • Compassion(思いやり)
  • Joyful(喜び)

上向きの矢印で上を目指す、中に思いやりを示す人の文字が組み込まれていて、逆さにするとハートの形になる。

ASUS JAPAN ノートPC 2023春夏モデル

ノートPC 2023春夏モデルの新製品発表会が本社内にある国際会議場にて行われました。これについては別記事にて。

三創生活園区

台北の秋葉原的な三創生活園区(Googleマップ)にも行ってきました。1FにROG Store、2FにはASUS Storeがあり、その両方で先日グローバルで発表されたROG Phone 7の展示がされていた。今回のツアーにはモバイル関係の人もいたため、何かあるのか?と期待していたが何の発表もなく終了。日本でも発売するだろうから、しばし待機ですね。しっかり触れなかったため新機能などの認識はできなかったけど、専用のクーラーは明らかに大きくなっていました。これは是非レビューしたい。

まとめ

新しくなった台湾本社ツアー楽しませていただきました。今回はかなりの大人数だったので、いろんな人とお話しできて良かったです。横のつながりも広がったのでASUSには感謝ですね。またASUSのスタッフの皆様は大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。

ASUS Store

夕食ご一緒させていただた皆様もありがとうございました。

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