LAVIE Direct PM[Pro Mobile]のLTE通信対応モデルで、いくつか通信業者を試してみました。楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」(パートナ回線エリア)でも使えるようです。
SIMの設定方法
SIMを挿し込むと、モバイルブロードバンドデバイスの設定が自動的に行われます。これは通信業者ごと毎回切り替えるようで、複数のSIMを使いまわす場合には煩わしく感じるかも。ただし、同じdocomo系の格安SIMで差し替えた場合には、この作業は行われずにスムーズに切り替えができた。
初期設定では、設定→インターネットとネットワークに「携帯電話」の項目がなく戸惑いましたが、モバイルブロードバンドデバイスの設定が成功すると表示されます。中央付近の詳細オプションから、挿入したSIMのAPNを追加し、保存すれば初期設定は完了。APN設定が正しく入力せれていれば、アクティブ化中→ライセンス認証済みとなり、データ通信ができるはず。
※モバイルブロードバンドデバイスの設定は3分ほどかかります。うまくいかなかったときには、SIMを外しからSIMスロットを戻し、パソコンの電源を切ってからSIMを入れ直してみると良いかも。パソコンの電源が入っていてもできましたが、基本的には電源オフの状態から行うこと。
OCNモバイルONEの動作確認
docomo回線の格安SIMとなる、OCNモバイルONEの新コースで動作確認しました。通信速度は34Mbpsとかなり快適。データ通信専用SIMの価格は安く、できるだけコストを抑えたいなら、一番の有力候補。
BIGLOBEモバイルの動作確認
BIGLOBEモバイルのau回線で動作確認しました。通信速度は12Mbpsと快適。キャンペーンがいつまで行われるか未定なのだけれど、短期的な契約ならデータ通信専用SIMでなく音声通話SIMの方がお得。
楽天モバイル(旧プラン)の動作確認
楽天モバイルの旧プランで動作確認しました。旧プランの新規申し込みはすでに停止しているため参考地として計測。通信速度は2.3Mbpsとあまり出なかった。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の動作確認
楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT」で動作確認しました。このSIMは他とは違い、モバイルブロードバンドデバイスの設定が成功すれば、APNの設定なしでデータ通信ができるようになります。ただし試したのは、楽天回線エリア外のパートナー回線区域です。通信速度は、24Mbpsでとても快適。
無制限で使える楽天回線エリア内での動作は未確認。パートナー回線エリアでも5GBまで使え、使い切ったとしても1Mbpsの速度が出るので悪くはないと思います。また、携帯キャリアサービス開始のキャンペーンにより、300万名まで1年間無料というのも魅力。楽天モバイル対応製品でないとサポート対象外とはなるが、無料で申し込めるうちに試してみるも良いでしょう。
通信速度の目安
USENのスピードテストで、用途別回線スピード判定がでます。BIGLOBEモバイルで計測してみると、通信速度は13.19Mbpsとなり、4K動画の視聴以外はほぼ快適という結果。モバイル用途で使うなら、Webサイトの閲覧やメールなどができれば十分だと思います。BIGLOBEモバイルよりも速度の出た、OCNモバイルONEや、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」でもストレスなく作業ができそうです。
データ使用状況の確認
設定→ネットワークとインターネット→データ使用状況にて、使用状況や上限を設定しておくことができます。
アプリごとの使用状況の表示
アプリごとの使用状況を表示をクリックすると、どのアプリがどれだけのデータ容量を使用しているかを確認できます。データ容量が思ったよりも消費されているなら、ここを確認してみると良いかも、
データ通信量の上限を設定
データ通信容量の上限を設定しておけば、使い過ぎを防ぐこともできる。毎日という項目があるとより便利なのだけれど、1回限りで柔軟に調整するしかないようです。
携帯データネットワークで使えるアプリを選ぶ
設定→ネットワークとインターネット→携帯電話→携帯データネットワークを使えるアプリを選ぶから、使うアプリを指定することもできます。余計なデータ通信をしたくないときには、使わないアプリはオフにしておくこおと。
まとめ
LAVIE Direct PM[Pro Mobile]は、Web限定としてLTE対応モデルを選択できます。SIMをセットしておけば、外出先でもWi-Fiを探すことなく、素早くインターネットに接続できるのは魅力。ここで紹介している通信業者は、どこも快適なので参考にしてみてください。
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