「ZenBook Pro Duo」2つの画面を搭載した新しい形のノートPC

COMPUTEXのASUSブースでは「ZenBook Pro Duo」が大々的にPRされていました。今までにない新しい形のノートPCということもあり、皆の注目度も高い。

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作業効率を意識したクリエイター向けノート

「ZenBook Pro Duo」には、4Kのタッチ対応ディスプレイが2つ搭載されている。メインは15.6インチで、有機ELディスプレイの光沢タイプ。サブは14インチで、液晶の非光沢。それぞれが独立しているわけではなく、2画面を1つのディスプレイとしても使えるため、普通にディスプレイが拡張されているイメージ。

スペックは極めて高く、第9世代のCore i9にGeForece RTX 2060が搭載され、どちらかというとクリエイター向きになる。動画編集やイラスト制作など、2画面あることにより作業効率は向上しそうだ。細かな作業はセカンドディスプレイの方が、タッチ操作で編集したり、スタイラスペンで書き込んだりもしやすい。

また、セカンドディスプレイにピアノの鍵盤を表示して弾くというデモを見せてもらえたので、他にもいろんな使い方がありそうな気もする。ゲームをしながら攻略情報を表示しておくなんてのも悪くないかもしれない。メイン画面はそのままで、他の作業ができるというのは何をしても快適だろう。

セカンドディスプレイ「ScreenPad Plus」

セカンドディスプレイには「ScreenPad Plus」という呼び名がある。左側の中央付近をタップするとメニューが開き、いろいろな操作が可能。デスクトップからドラックアンドドロップで表示するアプリを追加したり、位置を変えたりスマートフォンみたいなUIです。

左側のアイコンは、一番上に明るさ調整。2番目には、シュートカットを追加できるようです。3番目は、メインディスプレイとワンタッチで入れ替えができるボタン。4番目はタスク表示で、メインの表示を変えずに操作できるのは便利そう。一番下には設定があり、色々カスタマイズできそうな感じです。

タッチパッドに「NumberPad」も搭載

タッチパッドはキーボードの右側にあり、「NumberPad」にも対応。テンキーを使いたいときには右上のアイコンをタップすることで簡単に切り替えられる。タッチパッドがこの位置にあると使いづらいよう思うけど、ディスプレイをタッチで操作するのが基本になりそうな気もする。ゲームをするならマウスを使うだろうし、そんなに気にならないかも。

パームレストとスタイラスペンが付属

製品版には、キーボードの手前に取り付けることができるパームレストとスタイラスペンが標準付属するようです。パームレストはただのプラスティックの板ですが、それだけでもあると違う。デザインにもこだわりがあるようで、パームレストの中央にキーボード下のライトが映るようになっていた。

「ZenBook Pro Duo」と「ZenBook Duo」の違い

Pro ではない性能を抑えた「ZenBook Duo」もあります。Core i7にGeForece MX250となり、グラフィックス性能はかなり落ちる。メインディスプレイは非光沢の14インチFHD、セカンドディスプレイのみタッチ対応。また、パームレストとスタイラスペンは附属しないとのこと。コンパクトで持ち運びに適しているのはこっちになるかな。

まとめ

「ZenBook Pro Duo」は、2つのディスプレイを搭載した、今までになかった新しい形のノートパソコン。画面の切り替えなどもスムーズで、かなり実用的なためクリエイターには重宝しそうです。性能を抑えた「ZenBook Duo」にも注目。

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