
ASUS VivoBook 15 K513EA は、最新の第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載した15.6型ノートPC。高性能でも機能を抑えて価格を安くしたコスパの良いモデルです。
VivoBook 15 K513EA スペック
型番:カラー | K513EA-BQ614TS:インディーブラック |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー インテル® Iris® Xe グラフィックス (CPU内蔵) |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | 15.6型ワイドTFTカラー液晶 1,920×1,080ドット (フルHD) ノングレア タッチパネル非搭載 |
ストレージ | SSD 256GB+HDD 1TB |
生体認証 | 非対応 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
キーボード | 103キー日本語キーボード バックライト非対応 |
インターフェース | HDMI×1 USB3.2 (Type-C/Gen1)×1 USB3.2 (Type-A/Gen1)×1 USB2.0×2 microSDカードリーダー マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
サイズ | 高さ:18.6mm 幅:359.8mm 奥行:235.3mm |
質量 | 約1.8kg |
オフィス | Microsoft Office Home & Business 2019 |
付属品 | ACアダプター 製品マニュアル 製品保証書 |
オフィスソフトをWPS Officeにして価格を抑えたモデルや、インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサーを搭載したトランスペアレントシルバーカラーのモデルもあります。
- K513EA-BQ614TS:レビュー機
- K513EA-BQ614T:WPS Office搭載モデル
- K513EA-BQ613T:Core™ i5搭載モデル
公式サイト:ASUS Store
VivoBook 15 K513EA 外観レビュー

マットな質感で落ち着いた印象の15.6型ノートPC。天板以外は、プラスティックを採用し価格を抑えているようです。

天板素材には、硬度のあるアルミニウム合金を採用。カラーは、つや消しのインディーブラック。カラーバリエーションはなく、Core™ i5モデルだとトランスペアレントシルバーになる。

ディスプレイは非光沢タイプ。ベゼル幅は狭く、画面占有率は85%で没入感も抜群。

右側面には、microSDカードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、USB3.2 (Type-C/Gen1)、USB3.2 (Type-A/Gen1)、HDMI、電源ポート。

左側面に、USB2.0が2つ。

底面には、通気口と左右にスピーカーを搭載。

底面から吸気したものをディスプレイ側に排気するエアフロー。

キーボードのエンターキーには、カラーブロックキーキャップのアクセントがあるデザイン。キーストロークは1.35mm、バックライトには対応していない。

ACアダプターは65W、コンパクトでコードも細く扱いやすい。

VivoBookシリーズにはデザインステッカーが付属していて、オリジナルのPCにカスタマイズできる。ステッカーのデザインは同じものではなく、他にもいくつか種類があるかと思います。
第11世代インテルCoreプロセッサー搭載

第11世代インテルCoreプロセッサーは、第10世代と比べると性能が大きく向上した。最大動作周波数は、3.9GHzから4.8GHz(レビュー機は最大4.7GHz)まで向上、グラフィックス性能は2倍まで向上しているという。さらにAI機能を搭載し、オンライン会議中でバックグラウンドのノイズ除去に対応するなど、新機能も追加されている。また、インテル iRIS Xe グラフィックスのロゴは、Core i5 以上、メモリ8GB以上、デュアルチャネルメモリ以上の搭載を満たしたパソコンのみに掲載することが可能なブランドとなるようだ。
VivoBook 15 K513EA ベンチマーク

PCMARK 10 | VivoBook 15 K513EA Intel Core i7-1165G7 | VivoBook S15 M533IA AMD Ryzen 7 4700U | VivoBook S15 S531FA Intel Core i7-10510U |
SCORE | 4877 | 4650 | 4104 |
Web Score | 8928 | 8123 | 7574 |
Photo Score | 7886 | 7131 | 3745 |
Rendering and Visualization Score | 2997 | 4939 | – |
Apps Score | 11800 | 7834 | 12052 |
Video Score | 4958 | 3024 | 3244 |
Spreadsheet Score | 6011 | 8977 | 8200 |
Productivity | 6767 | 7319 | 7260 |
Chat Score | 8156 | 7649 | 6988 |
Writing Score | 7620 | 5968 | 6428 |
Essentials | 9506 | 7866 | 8608 |
Digital Content Creation | 4893 | 4740 | 3001 |
AMD Ryzen 7 4700U と、第10世代の Intel Core i7-10510U を搭載した VivoBook S15 とベンチマークスコアを比較してみました。パフォーマンスは明らかに向上しているようです。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク

FFXIV ベンチマーク | VivoBook 15 K513EA Intel Core i7-1165G7 | VivoBook S15 M533IA AMD Ryzen 7 4700U | VivoBook S15 S531FA Intel Core i7-10510U |
1920×1080 高品質 (デスクトップPC) | 2382 普通 | 2574 やや快適 | 1443 設定変更が必要 |
1920×1080 高品質 (ノートPC) | 3001 やや快適 | 3147 やや快適 | ー |
1920×1080 標準品質 (ノートPC) | 3631 快適 | 4194 快適 | 2733 やや快適 |
1280×720 標準品質 (ノートPC) | ー | 6101 とても快適 | 4927 快適 |
ここでも、AMD Ryzen 7 4700U と、第10世代の Intel Core i7-10510U を搭載した VivoBook S15 とベンチマークスコアを比較してみました。ゲーム性能も向上しているので、設定を少し変えてあげれば中量級のゲームもこなせそうです。
ホットキーを搭載したキーボード

F1~F12のファンクションキーには、特定のショートカット機能が割り当てられています。
- F1:ミュート
- F2:音量ダウン
- F3:音量アップ
- F4:明るさダウン
- F5:明るさアップ
- F6:タッチパッド無効化
- F7:なし
- F8:スクリーン操作
- F9:Windowsロック
- F10:カメラをオフにするプライバシーモード
- F11:プリントスクリーン
- F12:MyASUS起動
※キーボードのバックライトに対応していないため、F7には何も機能は追加されていない。
Windows標準のファンクションキーを使用するには、Fnキーを押しながら行う。標準キーをワンタッチで操作したいときは切り替えも可能で、Fn+ESCキーの同時押し、もしくはMyASUSから変更可能。簡単に切り替えられるので、使う頻度が多い方を優先することができます。
MyASUSのハードウェア設定
MyASUSでは、バッテリーの寿命を延ばす充電モードの変更や、ブルーライト軽減モードなどの設定があります。使い方などは別記事でまとめてあるので参考に。
VivoBook 15 K513EA では、ファンモードとAIノイズキャンセリングの機能も追加されています。
ファンモード

MyASUS→ハードウェアの設定で、ファンモードの変更ができます。もしくは、Fnキー+Fキーで切り替えも可能。
- スタンダード:毎日の作業を快適に行えるようファンスピードを動的に選択
- ウィスパー:ファンの回転数を動的に最小化して静かな動作を実現
- パフォーマンス:負荷の高い作業のために冷却性のを動的に最大化
AIノイズキャンセリング

MyASUS→ハードウェアの設定で、ClearVoiceマイクとClearVoiceスピーカーにAIノイズキャンセル機能を有効にすることができます。オンライン会議などで周囲の音が気になるときに便利に使えそう。AI機能は、第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載したパソコンのみ対応している。
USB Type-Cポートはデータ転送用

搭載しているUSB Type-Cポートはデータ転送用となるため、このポートからの映像出力と充電には対応していない。HDMIからの映像出力ができれば良いなら、特に困らないので価格を抑えられている方がメリットになる。同時期に発売された VivoBook S15 シリーズでは、映像出力と充電に対応しているので、使いやすさを重視するなら検討してみると良いかも。
VivoBook S15 S533EA では、メモリやストレージが多く、Wi-Fi6、指紋センサー、バックライト、薄型、堅牢性、Thunderbolt 4 に対応しているなど、より多くの機能が搭載されています。さらに、独特なカラーバリエーションも魅力。
まとめ
VivoBook 15 K513EA は、高性能でも機能を抑えて価格を安くした15.6型ノートPC。最新の第11世代インテルCoreプロセッサー搭載パソコンを、予算を抑えて購入できるモデルになる。型番で公式サイトを確認してみてください。
- K513EA-BQ614TS:レビュー機
- K513EA-BQ614T:WPS Office搭載モデル
- K513EA-BQ613T:Core™ i5搭載モデル
公式サイト:ASUS Store
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