VivoBook S15 S533EA は、15インチでも薄型軽量のノートPC。最新の第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載しパフォーマンスも抜群。
VivoBook S15 S533EA スペック
型番:カラー | S533EA-BQ030TS:ガイアグリーン S533EA-BQ031TS:リゾルトレッド S533EA-BQ032TS:ドリーミーホワイト S533EA-BQ027TS:インディーブラック |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー インテル® Iris® Xe グラフィックス (CPU内蔵) |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ | 15.6型ワイドTFTカラー液晶 1,920×1,080ドット (フルHD) ノングレア タッチパネル非搭載 |
ストレージ | SSD:1TB (PCI Express 3.0 x2接続) |
生体認証 | 指紋認証 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.0 |
キーボード | 103キー日本語キーボード 3段階のバックライトに対応 |
インターフェース | HDMI×1 Thunderbolt 4 (Type-C) ×1 USB3.2 (Type-A/Gen1)×1 USB2.0×2 microSDカードリーダー マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
サイズ | 高さ:16.1mm 幅:359.8mm 奥行:233.8mm |
質量 | 約1.8kg |
オフィス | Microsoft Office Home & Business 2019 |
付属品 | ACアダプター 製品マニュアル 製品保証書 |
オフィスソフトがWPS Office搭載の価格を抑えたモデルや、インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー+SSD512GB+メモリ8GBモデルもあります。型番が違うので公式サイトを確認してください。
公式サイト:ASUS Store
VivoBook S15 S533EA 外観レビュー
15.6型でも薄型軽量のコンパクトノートPC。堅牢性も高く、天板、パームレスト、底面の全面にアルミニウム合金が採用されている。
天板カラーは、つや消しのインディーブラック。他には、ドリーミーホワイト、ガイアグリーン、リゾルトレッドという特徴的なカラーラインナップがある。
ディスプレイは非光沢タイプ。ベゼル幅は狭く、両端が5.6mm、上部は10.5mm、画面占有率は86%もあり没入感は抜群。
薄型でもインターフェースは充実している。左側面には、電源ポート、HDMI、USB3.2 (Type-A/Gen1)、Thunderbolt 4 (Type-C)、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。
右側面に、microSDカードリーダー、USB 2.0 が2つ。キーボードの下側は、スペースが常に確保されている。
底面には、通気口と左右にスピーカーを搭載。
底面から吸気したものをディスプレイ側に排気するエアフロー。
キーボードのエンターキーには、カラーブロックキーキャップのアクセントがあるデザイン。3段階のバックライトにも対応している。タッチパッド右上には指紋センサーを搭載。
ACアダプターは65W、コンパクトでコードも細く扱いやすい。
VivoBookシリーズにはデザインステッカーが付属していて、オリジナルのPCにカスタマイズできる。ステッカーのデザインは同じものではなく、いくつか種類があるかと思います。
第11世代インテルCoreプロセッサー搭載
第11世代インテルCoreプロセッサーは、第10世代と比べると性能が大きく向上した。最大動作周波数は、3.9GHzから4.8GHz(レビュー機は最大4.7GHz)まで向上、グラフィックス性能は2倍まで向上しているという。さらにAI機能を搭載し、オンライン会議中でバックグラウンドのノイズ除去に対応するなど、新機能も追加されている。また、インテル iRIS Xe グラフィックスのロゴは、Core i5 以上、メモリ8GB以上、デュアルチャネルメモリ以上の搭載を満たしたパソコンのみに掲載することが可能なブランドとなるようだ。
VivoBook S15 S533EA ベンチマーク
PCMARK 10 | VivoBook S15 S533EA Intel Core i7-1165G7 | VivoBook S15 M533IA AMD Ryzen 7 4700U | VivoBook S15 S531FA Intel Core i7-10510U |
SCORE | 4922 | 4650 | 4104 |
Web Score | 8865 | 8123 | 7574 |
Photo Score | 7839 | 7131 | 3745 |
Rendering and Visualization Score | 2924 | 4939 | – |
Apps Score | 12871 | 7834 | 12052 |
Video Score | 4879 | 3024 | 3244 |
Spreadsheet Score | 6036 | 8977 | 8200 |
Productivity | 6877 | 7319 | 7260 |
Chat Score | 8178 | 7649 | 6988 |
Writing Score | 7837 | 5968 | 6428 |
Essentials | 9771 | 7866 | 8608 |
Digital Content Creation | 4817 | 4740 | 3001 |
AMD Ryzen 7 4700U と、第10世代の Intel Core i7-10510U を搭載した VivoBook S15 とベンチマークスコアを比較してみました。パフォーマンスは明らかに向上しているようです。
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク
FFXIV ベンチマーク | VivoBook S15 S533EA Intel Core i7-1165G7 | VivoBook S15 M533IA AMD Ryzen 7 4700U | VivoBook S15 S531FA Intel Core i7-10510U |
1920×1080 高品質 (デスクトップPC) | 2629 やや快適 | 2574 やや快適 | 1443 設定変更が必要 |
1920×1080 高品質 (ノートPC) | 3344 やや快適 | 3147 やや快適 | ー |
1920×1080 標準品質 (ノートPC) | 3988 快適 | 4194 快適 | 2733 やや快適 |
1280×720 標準品質 (ノートPC) | ー | 6101 とても快適 | 4927 快適 |
ここでも、AMD Ryzen 7 4700U と、第10世代の Intel Core i7-10510U を搭載した VivoBook S15 とベンチマークスコアを比較してみました。ゲーム性能も向上しているので、設定を少し変えてあげれば中量級のゲームもこなせそうです。
ホットキーを搭載したキーボード
F1~F12のファンクションキーには、特定のショートカット機能が割り当てられています。
- F1:ミュート
- F2:音量ダウン
- F3:音量アップ
- F4:明るさダウン
- F5:明るさアップ
- F6:タッチパッド無効化
- F7:3段階のバックライト切り替え
- F8:スクリーン操作
- F9:Windowsロック
- F10:カメラをオフにするプライバシーモード
- F11:プリントスクリーン
- F12:MyASUS起動
Windows標準のファンクションキーを使用するには、Fnキーを押しながら行う。標準キーをワンタッチで操作したいときは切り替えも可能で、Fn+ESCキーの同時押し、もしくはMyASUSから変更可能。簡単に切り替えられるので、使う頻度が多い方を優先することができます。
MyASUSでは、充電モードを変更してバッテリーの寿命を延ばすこともできます。使い方などは別記事を参考に。
VivoBook S15 S533EA には、他にも追加機能もある。
パフォーマンスモード
MyASUS→ハードウェアの設定で、ASUSインテリジェントパフォーマンステクノロジーの変更ができます。もしくは、Fnキー+Fキーで切り替えも可能。
- パフォーマンスモード:パフォーマンスと熱パラメータの最大化
- バランスモード:パフォーマンス、熱、電力パラメータを最適化
- ウィスパーモード:クールで静かな省電力稼働
※パフォーマンスモードにするときは、ACアダプターの接続が必要。
AIノイズキャンセリング
MyASUS→ハードウェアの設定で、ClearVoiceマイクとClearVoiceスピーカーにAIノイズキャンセル機能を有効にすることができます。オンライン会議などで周囲の音が気になるときに便利に使えそう。AI機能は、第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載したパソコンのみ対応している。
インターフェースも充実
薄型でもインターフェースはしっかりしている。電源ポート、HDMI、USB3.2 (Type-A/Gen1)、Thunderbolt 4 (Type-C)、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。反対側には、microSDカードリーダー、USB 2.0 が2つ。
今までの VivoBook S15 では、Type-Cを搭載していてもデータ専用のものでした。今回のモデルでは、Thunderbolt 4 (Type-C) を搭載しているため、給電やディスプレイ拡張にも対応。専用のACアダプターがなくても、Type-Cからの充電もでき便利になっている。ただし、65W以上の充電器でないと「低速の充電ケーブル」と表示され、充電には時間がかかるようです。
モバイルディスプレイの拡張も試してみました。Type-Cで接続すると、ディスプレイの給電がいらないタイプだったので拡張も簡単。テレワークの作業効率の向上や画面共有などにも便利に使えそう。
まとめ
VivoBook S15 S533EA は、第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載したパフォーマンスの高いノートパソコン。デザイン面でも、ガイアグリーンやリゾルトレッドなど、特徴的なカラーバリエーションがあるのも魅力。価格を抑えたモデルもあるので、オンラインストアを確認してください。
オンラインストア:ASUS Store
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