モトローラ「moto g8」は、価格が安くても性能は十分でコストパフォーマンスは抜群。とても使いやすいスマホのため、ユーザー満足度は高いと思う。
moto g8 スペック
OS | Android™10.0 |
CPU | Snapdragon™ 665 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.4インチ 1,560 x720 (HD+, 268ppi) |
アウトカメラ | 1,600万画素(メイン、f/1.8) 200万画素(マクロ) 800万画素(広角動画118°) |
インカメラ | 800万画素(f/2.0、ディスプレイフラッシュ) |
サイズ | 高さ:約161.3mm 幅:約75.8mm 厚さ:約8.95mm(最薄部) |
質量 | 約188g |
バッテリー | 4,000mAh USB Type-C 10W 充電器同梱 |
ネットワーク | 4G:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41 3G:B1 / B2 / B4 / B5 / B8 / B19(B6含む) 2G:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
SIMスロット | nanoSIM×2 microSDカード排他利用(最大512GB) DSDV対応 |
おサイフケータイ NFC | 非対応 |
生体認証 | 指紋 |
センサー | 指紋認証 加速度計 ジャイロスコープ 近接センサー 環境照度センサー |
主な付属品 | USB充電器 USBケーブル ヘッドセット カバー SIM取り出しピン |
moto g8 外観レビュー
6.4インチの大画面パンチホールディスプレイ。
背面に指紋センサー。カメラは上から、800万画素118°超広角カメラ、1,600万画素メインセンサー、200万画素マクロカメラ、レーザーオートフォーカス。カラーはノイエブルー、ストライプの入ったデザインで全く安っぽくない。他にホログラムホワイトもある。
左側面にSIMスロット。
右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。
上部に、マイク穴とイヤホンマイクジャック。
下部に、マイク穴、USB Type-C、スピーカー。
付属品は、SIM取り出しピン、ヘッドセット、USBケーブル、USB充電器、マニュアル、クリアケース。充電器は 10W。
moto g8 ベンチマーク
AnTuTu Benchmark(V8.3.6)のスコアは、176122という結果。moto g8 powerは 174116だったので、ベンチマークスコア的には変わりはない。
moto g8 バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life の計測結果は、20時間28分という長時間駆動。電池残量20%までは17時間19分ほどでした。バッテリー容量が4,000mAhでここまで持つのは凄い。ディスプレイの解像度が低いのがメリットになっているようだ。
18W充電器ならTurboPowerにも対応
付属している充電器は、10Wの急速充電に対応。18Wの充電器があれば、より速い充電も可能です。対応した充電器を接続すると「TurboPowerに接続されました」と表示されます。充電時間がどれくらい違うのか計測してみたので参考に。
充電時間 | 10W | 18W |
開始時 | 15% | 15% |
30分 | 41% | 52% |
1時間 | 67% | 84% |
1時間30分 | 90% | 97% |
2時間 | 99% | 100% |
リバースチャージ対応
moto g8 本体をモバイルバッテリーのように使える、リバースチャージにも対応。OTG対応ケーブルを持っていれば、ワイヤレスイヤホンの充電やメインスマホを充電するサブスマホとしても活躍できる。
moto g8 と moto g8 power 比較
moto g8 | moto g8 power | |
ディスプレイ | 6.4インチ 1,560 x720 (HD+, 268ppi) | 6.36インチ 2,300 x1,080 (フルHD+, 399ppi) IPS液晶 |
アウトカメラ | 1,600万画素(メイン、f/1.8) 200万画素(マクロ) 800万画素(広角動画118°) | 1,600万画素(メイン、f/1.8) 200万画素(マクロ) 800万画素(広角動画118°) 800万画素(光学ズーム) |
インカメラ | 800万画素 | 1,600万画素 |
サイズ | 高さ:約161.3mm 幅:約75.8mm 厚さ:約8.95mm(最薄部) | 高さ:約158.0mm 幅:約75.9mm 厚さ:約9.6mm(最薄部) |
質量 | 約188g | 約197g |
バッテリー | 4,000mAh USB Type-C 10W 充電器同梱 | 5,000mAh USB Type-C 18W ターボパワー充電器同梱 |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
ARステッカー | 非対応 | 対応 |
価格 | 25,801円(税込) | 32,800円(税込) |
moto g8 power との大きな違いはバッテリーの容量ですが、moto g8 はディスプレイの解像度が低いため電池持ちは良い。他にも細かな違いはあるけれど使いやすさは一緒なので、ゲームをあまりしない人なら moto g8 で十分だと思う。
moto g8 使い方
moto g8 では、Motoアプリにオリジナルの機能がたくさんまとめられています。簡単なジェスチャーで電話を制御するMotoアクションや、ディスプレイの操作を最適化するMotoディスプレイなど、必要な機能をカスタマイズすればかなり使いやすくなる。詳しい使い方などは、別記事でまとめてあるので参考に。
カメラ性能
カメラを起動すると、画面内の右側(縦持ちでも)に倍率が表示されます。
倍率の下側をタップすると、ウルトラワイドが起動。
ピンチアウトすると、最大8倍のデジタルズームで撮影可能。倍率を高くしすぎると画質は粗くなる。
マクロレンズを搭載しているため、近くを撮影してもぼやけることなく鮮明に写してくれる。価格を抑えたスマホでも、これだけのマクロ撮影は優秀。
その他のカメラ性能と機能は、別記事にまとめてあります。moto g8 シリーズの比較もできるので参考に。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」動作確認
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」のSIMは差し込むだけで認識し、APNなど何も設定をしないですぐに使えました。Rakuten Linkアプリもアクティベーションでき、通話もSMSも使えることを確認できた。デザリングも問題なく、普通に使えるようです。
※楽天回線エリア外のパートナーエリアでの動作確認となります。動作保証外とはなりますが、1年無料が300万名対象のうちに申し込んでみるのも良いかと思います。moto g8 には2枚のSIMが入るため、メインで使っているSIMと併用して使うことも可能です。
DSDSの動作確認
SIMスロットは、nanoSIMカード+microSDカードのセカンドスロット。microSDカードを使わなければ、nanoSIMカード2枚でDSDVにも対応している。
3GでDSDSの動作も確認してみたところ、データ通信しながらしかり着信できました。試したのは、ドコモのガラケー(FOMA)SIMとデータ通信ができるSIMの2枚。データ通信用のAPNを設定し、FOMAでは設定の必要なく、SIMを差し込んでSMSが届けば使えるようになるはず。もしアンテナが立たなかった場合は、機内モードのオンオフで改善すると思います。
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOはAR+に対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶことができる。価格を抑えたモデルでも対応しているのは凄い。ポケモンGOプラスの接続も確認済み。
ドラクエウォークでレベリング
ドラクエウォークをWi-Fi環境でレベリングを1時間してみたところ、電池残量は9%しか減らなかった。外でしっかり遊んだ場合には、もっと減るとは思うけど、かなり本気で遊べそうな感じ。
黒い砂漠の電力消費
黒い砂漠を初期設定のまま1時間動かしてみたところ、消費電力は8%だけ。かなり長い時間遊ぶことができそう。ただし画質は良くないし、初期のダウンロードに時間がかかるため、あまりおすすめはしない。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中になっていた。この設定なら動作はスムーズで悪くない。
moto g8 購入先
公式サイト
ECサイト
格安スマホセット
まとめ
moto g8 は価格が安すぎるのが気になるところだけど、しっかりバランスのとれている良いスマホだと思う。とても使いやすいスマホなので、メイン以外の用途で所有するのも良いかもしれない。
コメント