LAVIE Tab E(TE510/JAW)は、スピーカーを4つ搭載している10.1型タブレット。迫力のある音響と大画面で、映像コンテンツを楽しみたい人に向いている。
LAVIE Tab E(TE510/JAW)スペック
型番 | PC-TE510JAW |
CPU | Qualcomm Snapdragon450 1.8GHz(8コア) |
メモリ | 4GB(LPDDR3) |
ストレージ | 約64GB microSDカード(最大128GB) |
OS | Android 8.1(工場出荷時) Android 9 にアップグレード可能 |
ディスプレイ | 約10.1型ワイドLED IPS液晶(WUXGA) 1920×1200ドット |
質量 | 約440g |
バッテリー | 7,000mAh USB Type-C |
本体寸法(突起部除く) | 242mm×167mm×7mm |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
アウトカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
生体認証 | 顔認証 指紋認証 |
センサー | GPS 加速度センサ 照度センサ |
付属品 | ACアダプタ 充電ケーブル(USB) マニュアル |
公式サイト:NEC Direct(NECダイレクト)
LAVIE Tab E(TE510/JAW)外観レビュー
10.1型のワイドディスプレイ。顔認証に対応したインカメラ、その右横にLEDインジケーター、下部に指紋センサーも搭載している。※顔認証の認識速度は少し遅く感じる。
背面カラーはホワイト、中央にLAVIEのロゴがあるシンプルなデザイン。アウトカメラとフラッシュライトは凹凸もなくフラット。
下部の両端にスピーカー。中央に接続端子らしきものがあるが、対応のアクセサリーがあるのだろうか?
上部の両端にもスピーカー。上下で4つのスピーカーを搭載しているのは特徴的。
左側面に、音量調節ボタンと電源ボタン。
右側面に、microSDカードスロット、USB Type-C、ヘッドフォンステレオ出力・マイク入力共用ミニジャック。
microSDカードスロットはイジェクトピンを挿して取り出す。データ通信SIMには対応していないWi-Fiモデルです。
付属品は、10WのACアダプターセット、イジェクトピン、マニュアル類。
LAVIE Tab E(TE510/JAW)ベンチマーク
AnTuTu Benchmark v8.4.3 で、ベンチマークスコアを計測してみました。結果は 93002 ほどで、重たいゲームをサクサクこなすのは期待できない。インターネット閲覧や動画の視聴などの軽作業に向いている。スマートフォンと比較すると、arrows M05と同じくらいの性能。
参考までに、Galaxy A20、AQUOS sense3、Xperia Aceなどが、少し高い11万点台になる。
LAVIE Tab E(TE510/JAW)バッテリーテスト
PCMark(Work 2.0 battery life)のバッテリーテストを何回か試してみたけど、正確には計測できませんでした。12時間までの動作は確認できたので、電池残量から計算してみると21時間以上も持つことになる。公式スペックの駆動時間は約10時間となっているが、電池持ちはかなり良さそうな感じです。
充電速度を計測
付属の10W充電器で、電池残量15%から充電し、30分おきにどれくらい回復するか計測してみました。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 30% | 15% | +15% |
1時間 | 45% | 30% | +15% |
1時間30分 | 60% | 45% | +15% |
2時間 | 75% | 60% | +15% |
2時間30分 | 87% | 72% | +12% |
3時間 | 95% | 80% | +8% |
後半はゆっくり充電されるため回復量は少なくるけど、それまでは15%ずつ回復してくれました。バッテリー容量は7,000mAhと多いので、満充電までしなくても十分かも。
リバースチャージにも対応
OTGケーブルがあれば、LAVIE Tab E(TE510/JAW)本体をモバイルバッテリーのように使えるリバースチャージにも対応しています。スマホやiPhone、ワイヤレスイヤホンなどの充電ができるため、それぞれに対応したケーブルがあると便利。
迫力のサウンドで動画に最適
100均などでタブレットスタンドを購入しておくと便利に使えそう。選ぶときは上下の4つのスピーカーを塞がないものにすること。動画の視聴がしやすくなるので1つは持っておきたいところ。それと視聴時には、Dolby Atmos アプリからカスタマイズすると、迫力のあるサウンドを楽しめます。
Dolby Atmos はアプリ一覧から開くか、設定→音→アプリ起動でも開けます。デフォルトではダイナミックになっているので、映画にしてあげると動画視聴に適した迫力のサウンドを楽しめる。そのままでも悪くはないが、明らかに違うので試してみると良いと思う。ダイアログエンハンサーは、人の声を聴き取りやすくする機能。
LAVIE Tab E(TE510/JAW)使い方
ホーム画面にはインフォボードのウィジェットが表示されています。ニュース、天気、カレンダーの表示が可能で、メール、カメラ、Yahoo!検索、設定のショートカットアイコンがある。地域情報を変更するには、ウィジェット右上の全画面表示、もしくはアプリ一覧にある info.Board アプリから。
横持ちの場合は右下に設定のアイコンが表示され、縦持ちの時は上部にあります。全般の地域設定から住んでいる地域を設定するだけ。インフォボードウィジェットが必要なければ削除も可能。長押しして上部の削除まで移動すると無くなります。元に戻したいときや、他のウィジェットを追加したいときはホーム画面の何もないところで長押しすると選択できるようになる。
その他、初期設定や知っておきたい使い方などは別記事を参考に。
LAVIE Tab E(TE510/JAW)カメラ機能
カメラ機能は、写真、ビデオ、パノラマモードがある。アウトカメラの写真では、セピア、露光過度、アクア、スケッチ、モノ、ネガ、ポスタライズ、エンボス、ネオンなどのフィルター撮影に対応。
写真サイズや、ビデを画質を調整したいときは、左端から右にスワイプするとカメラ設定を開けます。
カメラ性能
アウトカメラ | インカメラ | |
写真サイズ | 8メガピクセル(4:3)● 8メガピクセル(16:10) 5メガピクセル(4:3) 5メガピクセル(16:10) 2メガピクセル(4:3) | 5メガピクセル(4:3)● 5メガピクセル(16:10) 2メガピクセル(4:3) |
ビデオ画質 | 1080p ● 720p | 1080p ● 720p |
ズーム | 最大6倍 | 最大6倍 |
撮影モード | パノラマ フィルター | ー |
●は初期値
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOはAR+非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には対応していないため、AR+機能で遊ぶことはできない。またWi-Fiモデルのため、持ち歩きして遊ぶのではなく、自宅からリモートレイドパスを使って遊ぶなどは良さそう。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は、クオリティがスムーズ、フレーム設定は中になっていた。動作は快適ではないけれど遊べなくはない。画面が大きいくて見やすいのだけれど、画面比率が16:10なので少し視野が狭く感じる。
PC用ブラウザゲーム
10インチの大画面なので、PC用のブラウザゲーム「ガンダムネットワーク対戦」を試してみた。基本的にはPC用になるのですが、Chromeの設定からPC版サイトの選択すると、ログインしてスタートできます。画面が大きくて良いかと思ったけれど、読み込み速度が遅く実用的ではない感じ。状況を監視するぐらいには使えそう。
まとめ
LAVIE Tab E(TE510/JAW)は、長時間駆動してくれるバッテリーに、迫力のあるサウンドシステムを搭載した10インチタブレット。動作はもっさりしているためゲーム用としては向かないけれど、大画面で動画の視聴をしたいという人には良いと思います。防水に対応したモデルなどもあるので、公式サイトを確認してみてください。
公式サイト:NEC Direct(NECダイレクト)
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