OPPO Pad Airのレビューです。薄型軽量のため手軽に持ち運んで動画視聴やクラウドゲームをするのに良さそうです。
※メーカー貸出により記事を作成しています。記事内にはアフェリエイトリンクも含まれています。
スペック
カラー | ナイトグレー |
重量 | 約440g |
サイズ | 約245.1mm×154.8mm×6.9mm |
電池容量 | 7100mAh |
急速充電 | Qualcomm®Quick Charge™2.0(18W) USB Power Delivery2.0(18W) |
OS | ColorOS 12 (based on Android™12) ※FOTAでAndroid™13、ColorOS 13にアップデート可能 |
CPU | Qualcomm®Snapdragon™680オクタコア CPU:2.4GHz×4+1.9GHz×4 |
内蔵メモリ | RAM 4GB / ROM 128GB |
外部メモリ | microSDXC™ 最大512GB |
ディスプレイ | サイズ:約10.3インチ / IPS液晶 解像度:2,000×1,200 |
サウンドシステム | クアッドステレオスピーカー(Dolby Atmos®対応) |
アウトカメラ | 約800万画素 (F値2.0) |
インカメラ | 約500万画素 (F値2.2) |
無線通信方式 | Wi-Fi®: IEEE 802.11a/b/g/n/ac テザリング対応 |
Bluetooth® | Ver.5.1 |
USBポート | USB Type-C™/ USB2.0対応 / OTG対応 |
センサー | 地磁気センサー / 光センサー / 加速度センサー /ジャイロセンサー |
生体認証 | 顔認証 |
付属品 | SDカード取出し用ピン×1 / クイックガイド×1 /安全ガイド×1 |
防水防塵性能については記載なし。
ストレージが64GBのモデルもあるけど、価格は2,000円しか違わないため128GBの方がおすすめ。
外観チェック
約10.3インチの2K液晶ディスプレイ。画面占有率は83.5%、上部の中央に約500万画素のインカメラを搭載。
背面カラーはナイトグレー。アルミニウム合金とOPPO Glow(オッポグロウ)の独自加工で指紋が付きにくいデザイン。上部には砂丘をイメージしたテクスチャーが施されていて、手に取った時に電源ボタンや音量調節ボタンの位置を把握しやすい。OPPO Reno9 Aと並べてみるとサイズ感の違いは明らかだけど、厚さは0.9mm薄く作られている。
インカメラがある方を上部として、microSDカードスロット、マイク穴×2、音量調節ボタン。下側には何もなし。
左側面に、電源ボタンとスピーカー×2。右側面に、USB Type-Cとスピーカー×2。クワッドスピーカーは、高音が強く低音は弱いのであまり期待はしすぎないこと。
付属品は、SDカード取出し用ピン、 クイックガイド、安全ガイド。SDカードスロットは、スマホ用のSIMスロットと同じ形状で、SIMカード部分が塞いであった。
ベンチマーク
機種 プロセッサー | OPPO Pad Air Snapdragon 680 | OPPO Reno9 A Snapdragon 695 5G |
Geekbench 5 | シングル:385 マルチ:1677 | シングル:679 マルチ:2037 |
3DMark Wild Life | 448 | 1215 |
PCMark for Android Benchmark | 6640 | 9881 |
比べる対象ではないけれどOPPO Reno9 Aと比較してみました。性能は高くないため、Web閲覧や動画視聴、軽いゲームもしくはクラウドゲームを遊ぶのに向いています。AnTuTu Benchmark(v10.1.7)のスコアは31万ほど。あえて性能を落とし、価格と電力効率を優先して採用されているのかも。
バッテリーテスト
PCMark の Work 3.0 battery life を計測した結果は13時間47分。電池残量20%までは11時間43分。大画面でもこれだけ持ってくれるならかなり快適に使えそうだ。
急速充電の速度計測
電池残量を15%まで減らした状態から充電速度を計測してみました。充電器は付属していないため、18W以上の急速充電に対応したのを使用。どれくらいで充電できるか目安にしてみてください。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 40% | 25% | +25% |
1時間 | 64% | 49% | +24% |
1時間30分 | 86% | 71% | +22% |
2時間 | 97% | 82% | +11% |
バッテリー容量は7100mAhのため、30分で+25%なら1775mAhも充電できている。
リバースチャージ
OPPO Pad Airから他のデバイスを充電するリバースチャージにも対応。通常のOPPO製品では、設定→その他の設定→OTG接続をオンにしてからでないと接続認識しないのですが、このデバイスではオフのままでも充電できました。
ジェスチャー操作の使い方
OPPO Reno9 Aと同じColorOSを搭載していますが、タブレットならではのジェスチャー操作に対応しています。画面中央を上から2本指で下にスワイプすると画面分割、4本または5本指でピンチインするとフローティング表示に対応する。購入時のOSは、ColorOS 12(Android 12)で、ColorOS 13(Android 13)にアップデートも可能になっています。その他の便利機能や初期設定のカスタマイズなどは別記事を参考に。
カメラ性能
アウトカメラは約800万画素、インカメラは約500万画素という簡素なもの。景色の撮影などには向かないが、QRコードの読み取りやテキストスキャナー機能などに使えます。
シャッターボタンは長押しで最大20枚のバーストショット(連写)に対応。右下をスライドすることでカメラモードを切り替え。縦持ちの時のみパノラマが表示されます。ズームは最大10倍まで対応している。
カメラ機能
アウトカメラ | インカメラ | |
写真アスペクト比 機能 | 4:3 ● 1:1 FULL 16:9 QRコードスキャン AI美化処理 | 4:3 ● 1:1 FULL 16:9 AI美化処理 手のひらを見せて撮影 ミラー自撮り |
ビデオ解像度 機能 | 1080P ● 720P AI美化処理 | 1080P● 720P AI美化処理 |
ズーム | 最大10倍 ・写真 ・動画 ・タイムラプス ・テキストスキャナー | ー |
カメラモード | ポートレート タイムラプス パノラマ テキストスキャナー マクロ | ポートレート タイムラプス パノラマ |
●は初期値
ゲームの動作確認
ゲーム用の特別なツールなどはなかったです。
ポケモンGO
ポケモンGOは非対応でインストールができませんでした。GPSに対応していないため位置情報を使うゲームには向かない。Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)にも非対応。
原神
スペック的に遊ぶべきではないけれど一応試してみました。グラフィックス画質は、低(デフォルト)。これを最低にしてもカクついてしまうためインストールするのもおすすめはしない。
PUBG
グラフィックの初期設定は、クオリティがスムーズ、フレーム設定が中。フレーム設定は高まで選択でき、クオリティは標準まで。標準だとフレーム設定は中以上にはできない。
Xbox Cloud Gaming
Xbox Cloud Gamingは、ブラウザで起動できるため性能は高くなくても遊べます。大画面で表示できるため動画視聴と同様に向いている。ただしXbox Game Pass に加入するのと、コントローラーがないと遊べないゲームが多い。
購入先
64GBモデルもあるけれど、価格差は2,000円しか変わらないので128GBを選択するのがおすすめ。
まとめ
バッテリー持ちがよく薄型軽量で持ち運びやすい10.3インチタブレットです。ただし性能は高くないため、ゲーム用途には向かない。スマホよりも大きい画面で動画視聴したい人や、ブラウザで起動するクラウドゲームなら快適に遊べます。
コメント