ZenFone Live (L1) (ZA550KL)は、機能を抑えて価格を安くしたエントリーモデル。また、DSDSにも対応しているので、同時待ち受けしたいライトユーザーならこれでも十分。
ZenFone Live (L1)のスペック
OS | Android™ 8.0 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 430(オクタコアCPU) |
メインメモリ | RAM:2GB / ROM:32GB |
外部メモリ | 最大512GB microSDXCカード |
サイズ | 高さ約147.2mm × 幅約71.7mm × 奥行き約8.1mm |
重量 | 約140g |
ディスプレイ | 5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶(LEDバックライト) |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素カメラ内蔵、LEDフラッシュ インカメラ:500万画素カメラ内蔵、LEDフラッシュ |
生体認証 | 顔認証 |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
通信方式 | FDD-LTE:B1/ B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B26 / B28 TD-LTE:B38 / B41 キャリアアグリゲーション:非対応 W-CDMA:B1 / B5 / B6 / B8 / B19 GSM/EDGE:850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz |
SIMスロット | DSDS対応トリプルスロット nanoSIMスロット×2+microSDカード |
Wi-Fi | IEEE802.11b / g / n(周波数帯域:2.4GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 4.0 |
センサー | GPS(GLONASSサポート)、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ |
付属品 | USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、ZenEar、ユーザーマニュアル、製品保証書 |
参考 → ASUS Store
ZenFone Live (L1)の外観レビュー
5.5インチの縦長ディスプレイは、片手に納まり扱いやすい。インカメラは500万画素。
背面に1300万画素のシングルカメラ、カラーはスペースブルー。右側面に音量調節ボタンと電源ボタン。
左側面には、SIMピンを挿して開けるタイプのSIMスロット。
上部にイヤホンジャック。
下部にmicroUSBの充電端子とスピーカー。
SIMスロットは、microSDカードが別のトリプルスロット。
附属品にはイヤホンも付いている。
ZenFone Live (L1)のベンチマーク
ベンチマークを計測してみると、58755という結果。マルチタッチテストは5点に反応した。
バッテリーテストは、9時間2分という結果。3000mAhのバッテリーを搭載しているため持ちはいい。ただし、充電速度は遅いため、満充電にするには時間がかかる。
軽くて扱いやすいエントリーモデル
手に持ってみた第一印象は、とても軽いと思った。バッテリーは3000mAhも搭載しているのに、スリムで重量は約140gしかない。また、5.5インチのディスプレイは縦長のため、片手に収まるサイズというのも特徴。
性能を抑えてあり価格を安くしたエントリーモデルのため、初めての方はもちろん、あまり使わないライトユーザーや2台目のスマホとしても良いかもしれません。
ZenFone Live (L1)の使い方
ZenFone Live (L1) (ZA550KL)は、初期設定から特に何も変えることなく、そのまま快適に使えます。あえてカスタマイズするなら、設定の拡張機能を確認しておくと良いです。他のスマホとは違う、ASUSの特徴が詰まっています。変更するなら、ZenMotionのジェスチャー設定は便利に使えるかと思います。
DSDSの動作を確認してみた
ドコモのガラケーSIM(FOMA)とデータ通信専用SIMを2枚入れて動作確認をしてみたところ、電話の着信をしっかり受けることができた。ドコモを解約したくない人でも、1台で運用できそうです。ただし、ゲーム中に着信した時には、処理できずにフリーズしてしまうこともありました。
ZenFone Live (L1)の妥協点
ZenFone Live (L1) (ZA550KL)の性能を抑えているため妥協点がいくつかあります。
- 顔認証のみで指紋センサーがない
- ブルーライトカットモードがない
- QRコードリーダーがない ※Wi-Fi専用はある
- 充電に時間がかかる
生体認証が顔認証のみで指紋認証非対応なのが残念なところ。ブルーライトの調節やQRコードリーダーはアプリをインストールすれば対応は可能です。
価格が安いのである程度の妥協は必要だけれど、ちょっと前のエントリーモデルと比べると、快適に使えるとは思います。
ZenFone Live (L1)でゲームをしてみた
ゲームタイトルをいくつかやってみました。ゲームデータの読み込みや、ダウンロード速度は遅いので、容量が大きいときは時間のある時の方が良さそう。また、アップデート等で変更になる可能性があるので参考程度に。
パズドラとモンストで録画してみた
定番ゲームのパズドラとモンストは普通にできたので、Game Genieの機能で録画を試してみました。動作の軽いゲームであれば、プレイしながら録画しても大丈夫そうです。カクツクことなく通常に録画できることを確認。Game Genieについては、少し違うけどZenFone 4の記事を参考に

ポケモンGOのサブアカウントにも使えそう
ポケモンGOは、AR+には対応していないけれど普通にできました。位置情報も悪くはなく、ジムバトルもできたし、ポケモンGOプラスの接続もスムーズ。サブアカウント用に2台持ちというのも良さそう。ただし夏場は熱を持ちやすいような感じです。
リネレボを1時間連続でやってみた
リネレボを初期設定のまま、1時間オートプレイで試してみたところ、電池残量は77%という結果。端末の発熱が少しあり、夏場の熱い時期だと負担は大きいかも。また、動作がスムーズではなくあまりおすすめはできない。
PUBGはカクツク
PUBGは、カクカクしてしまい遊ぶのは困難でした。特に乗り物は反応が悪く、まともに乗りこなせない。スクリーンショットを撮るとフリーズしてしまうこともあり、メモリ不足な感じです。
まとめ
ZenFone Live (L1) (ZA550KL)は、価格が安いため妥協点はあるけれど、そこさえ分かっていれば扱いやすいと思います。初めてのスマホや、セカンドスマホ、DSDS運用など、予算を抑えて使いたい人向け。
オンラインストア → ASUS Store
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