+メッセージのサービス開始時では、SIMフリースマホで使える仕様にはなっていない。とは言え、アプリをインストールする方法があるので紹介する。※非公式な方法なので自己責任で。
ドコモで購入したスマホが必要
サービス開始時のドコモ用+メッセージアプリは、docomo Application Managerからの配信となる。SIMフリースマホにアプリをインストールするには、ドコモのスマホでダウンロードしたアプリデータを転送すれば可能なようだ。
参考サイト → ドコモ版「+メッセージ(プラスメッセージ)」をSIMフリー端末(HUAWEI P20 Pro)にインストールする
自分の場合、以前使っていた「Xperia Z3 Compact SO-02G」を持っていたので、ダウンロードすることができた。他にも試してみたところ、古すぎるスマホだとインストールできませんと表示されてしまった。Androidのバージョンが、4.4以上あればインストールできるかも。
ES ファイルエクスプローラーからアプリデータを転送
※ES ファイルエクスプローラーが、Google playからなくなってしまったため、Apk Extractorで代用できます。
アプリデータを転送するには、ES ファイルエクスプローラーを使うことで可能になる。
Google Play ストアからインストールしてアプリを起動する。中央をタップすると他の項目が表示されるので、アプリをタップする。
アプリを開いてから+メッセージのアイコンを長押しして、右下のメニューにある共有から転送できる。Bluetoothでもいいし、Dropboxに保存して共有するのも良い。
自分の場合はDropboxに+メッセージというフォルダを作成して共有した。base.apkというファイル名のもので、インストールするにはセキュリティの許可が必要になる。
設定→セキュリティにある提供元不明のアプリをオンにしてからインストール。インストールが終わったらオフにしておくのを忘れないように。
無事+メッセージがインストールされ、アプリを開くことができた。
+メッセージアプリの初期設定にはSPモードの通信が必要
+メッセージアプリの初期設定では、SPモード契約をしているSIMでモバイルデータ通信を行う必要がある。ドコモのスマートフォン用のSIMを使っている人ならそのまま設定できると思う。しかし自分の場合、DSDS端末でガラケーSIMと格安SIMの2枚で利用している。残念ながらガラケーのSIMではデータ通信ができないため、SIMを選択しても利用条件等が表示されなかった。通常ならそこで「SMS利用のみ」か「すべて同意する」の選択肢が表示されるはず。
SPモード契約のモバイルデータ通信が確認できないと、+メッセージが使えないわけではなく、SMSのみの利用となってしまう。ガラケーのSIMのままだと+メッセージの機能をすべて使うことができないため、アプリをインストールする意味がなかった。DSDSスマホでガラケーSIMを使っている人の場合だと、+メッセージは使う方法はないのかもしれない。
アプリのアップデートができないのはデメリット
SIMフリースマホにも+メッセージアプリをインストールできることが分かった。スマートフォン用のSIMで初期設定さえできれば、ドコモのスマホと同様に使えそうだ。しかしGoogleから提供されているアプリではないため、アップデートができないのはデメリットになる。バージョンアップされるごとに同じ作業をしてインストールし直すしかない。
まとめ
SIMフリースマホでも、ドコモのスマホからアプリを転送することで+メッセージをインストールすることができた。しかしガラケーのSIMだとモバイルデータ通信ができないため使うことができない。どうしても使いたい場合には、FOMA契約からXi契約に変更する必要がありそうだ。
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