Black Shark 5/5PRO には、ゲームを快適にする機能がたくさんあります。「Shark Space」と「Gamer Studio」の使い方を理解しておこう。※Game Studio 4.3の機能についての解説。
スマホ機能としての使い方は別記事を参考に。
Shark Space
Shark Space の起動方法は4つ。
- ホーム画面にある「Shark Space」アイコンをタップ
- 設定→Shark Space→Shark Spaceバナーをタップ
- ポップアップショルダートリガー左右の長押し
- 画面圧力センサーの両側同時押し
初期設定で、ポップアップショルダートリガーはオン、画面圧力センサーはオフになっています。オンオフは、Shark Spaceの設定→基本設定→開始方法から。無効化する方法(閉じたいときの設定)のオンオフもある。
ゲームロビー
Shark Spaceを起動するとゲームロビー画面になります。右上にダイビングモードと設定センター、電源ボタンは長押しすることでShark Space終了する。下側には、別売りの拡張アクセサリーの接続する「Shark Arsenal」、右下には表示の切り替えアイコン。
ダイビングモード
ダイビングモードは、インターネットのラグの緩和や通話などの機能を遮断してゲームに集中できるようにする機能。ダイビングは、デュアルSIMで運用しているときに2枚目のSIMの着信を遮断。ディープダイビングは、メインのSIMもしくは2枚とも着信を遮断しデータ通信のみ機能させる。Shark Spaceを閉じると自動的に無効化され、通常の通信環境に戻ります。
Shark Spaceの設定センター
設定センターに、ゲームアシスタントに表示されるショートカットのオンオフ設定、Gamer Studio、基本設定がある。
Gamer Studio
ゲームアシスタントを有効化
ゲームリストに追加してあるアプリで、ゲームアシスタントのツールを使えるようにする。
パーソナライズした設定
ゲームアシスタントの呼び出しをするジェスチャーポジションの設定。縦向きと横向きで呼び出し位置を指定できます。
Bullet Comment Notices
ニコニコ動画のように右から左に流れる弾幕通知の設定。初期設定ではSMSのみ、右上の設定からLineやTwitterなど適用するアプリを選択できます。音声通知には声色が3種類、Shark Chan、ハッスルじじい、かわいい女の子があったり、他にも細かな設定が可能です。
- 吹き出しスタイル
- フォントサイズ
- 不透明度
- スピード
- 線
- 表示エリア
フローティングウィンドウの監視
ゲーム中にリアルタイムに情報を表示できる「Monitor」の設定。ドラックして移動し、並び替えもできます。
オンフックモード
ゲームをバックグラウンドで動作させる「Hang up」の設定。バックグラウンド動作時にミュートにするのと持続時間を変更できます。
ゲームの輝度がロックされています
ランドスケープモードは横向き、ポートレートモードは縦向きのゲームのこと。縦横のゲームで設定を分けられるのは便利。例えば、縦向きの位置ゲー「ポケモンGO」や「ドラクエウォーク」は明るさはロックされないほうが遊びやすい。
ゲーマースタジオのリセット
レイアウト設定、ゲーム構成、Master Controlの設定をリセットできます。
基本設定
開始方法
ポップアップショルダーと画面圧力センサーで、開始もしくは終了する設定のオンオフ。
エントリービジュアル効果
Shark Spaceを開いた時に表示されるアニメーションのオンオフ設定。
ホームページのレイアウト
ゲームロビーとShark Arsenalの配置変更。
壁紙
ゲームロビーの壁紙の設定。
デスクトップゲームアイコンを非表示にする
Shark Spaceにリストしたアプリをホーム画面上から非表示にする設定。
Shark Spaceのゲーム設定
ゲームロビーに表示されているアプリは、ゲーム構成や表示する壁紙を変更できます。アプリを追加するときにはゲームリストから。
アプリごとのゲーム構成
ゲームロビーで表示されているアプリの右上からゲーム構成を選択すると、ゲームごとに細かなプロファイルを設定できます。
パフォーマンス
- Ludicrous:極限モード
- Solarcore:通常モード
- バランス:省電力モード
パフォーマンスは3段階の設定が可能。極限モードはパフォーマンスを最大化するが、発熱するため別売りのクーラーをつけることを推奨する。
ディスプレイ
ディスプレイ設定には、リフレッシュレート、色の強調、GPU Control Panelなどの設定があり、それぞれカスタマイズも可能になっている。
ハンティングモードをオンにすると、隠れた敵を見つけやすくなる。
タッチ
タッチの項目では、タッチの感度調整や超高タッチサンプリングレート、エッジアンチミスタッチのエリアなどの設定ができます。
オーディオ
オーディオの項目には、ボイスチェンジャーの機能とマイク専用モードのオンオフ。
ネットワーク
ネットワークの項目は、デフォルト設定で最適化されています。
その他
その他には、音楽の雰囲気によるライト効果というのがあり、これをオンにすると背面にあるライトの光り方が変わります。
アプリごとの壁紙設定
壁紙はゲームロビーに表示される見た目を変えられます。アルバムから画像を選択し、全く違う見た目にすることも可能です。
Shark Arsenal
ゲームロビー下の右側のアイコンをタップすると、Black Sharkシリーズの別売りアクセサリーを接続できます。
Gamer Studioのゲームアシスタント機能
ゲームアシスタントは、初期設定のままだと左右上部から内側にスライドすることで起動し、さらに下にスライドすることで他の機能も表示されます。左上から順番に以下のアイコンが並ぶ。
- Master Control
- Shark Arsenal
- Macro
- NoMessage
- NoIncall
- AntiMistouch
- GameConfig
- Hang up
- CleanRAM
- WLAN
- MobaLine
- Shark Space
- Bullet Comment Notices
- SIM
- Shark Time
- Monitor
- バイパス充電
- Setting
- Edit
Master Control
Master Controlでは、マスタートリガー、マジックプレス、モーションセンサーの設定ができます。それと、左上には高度な設定、右上にパネルを非表示にするアイコンがある。
マスタートリガー
マスタートリガーは、マグネット式ポップアップトリガーに割り当てられる機能。単一のボタンやダブルボタンなど操作を割り当てることもできる。
単一のボタンはタップするとさらに設定が開き、最高速度と動体検出の選択もできます。一般的な使い方ならノーマルで十分だけど、ゲームによっては押して振る動体検出に設定するのも面白いかも。
ダブルボタンは、押したときのと放したときの2つの動作を指定できます。例えば、押したときに射撃、放したときにリロードなど使い方次第。
連続してクリックしますは、連射を設定したいときに便利な機能。毎秒の連射速度を1~5回にするとの、押している間は連射と、押すと連射でもう一度押すと停止の設定がある。
複数回クリックは、2~5つのマッピングポイントを作成し、順番にクリックもしくは同時にが選べます。ゲームによってはかなり便利に使えそう。
一番下にはマクロのバインドがあり、設定したマクロを発動させることもできます。
マジックプレス
マジックプレスは、画面を押し込むことで反応する機能。例えば、左の圧力センサーにジャンプを設定すると移動しながら押し込むだけでジャンプすることが可能になる。またマスタートリガーと同じように、単一のボタンだけでなく、ダブル、連射、複数回クリック、マクロを設定することもできます。
左上の高度な設定にマジックプレスエリアのカスタマイズもあります。反応する範囲を指定することができるため、誤作動の防止するためにも狭くしておいたほうが良さそう。
高度な設定にあるマッピングヘルパーは、オンにするとマスタートリガーなど指定したボタンがどの位置で動作するのかゲーム中に表示しておく機能。
モーションセンシング
モーションセンシングは、端末を振る動作にボタンを割り当てられる機能。
例えば後方にフリップにリロードを割り当てることで、振る動作をするだけでリロードします。この機能もゲームによっていろいろな使い方ができそう。
Shark Arsenal
接続してあるBlack Sharkシリーズの別売りアクセサリーをコントロールできます。
Macro
マクロは動作を記録しておいて自動化することができる機能。
- オペレーショントラック:動作のマッピング
- プレイスピード:動作速度の倍数
- プレイ回数:リピートする回数
- プレイの遅延:発動ボタンをタップした時の遅延とリピート時の間隔
- 拡大したハングアップ:ハングアップにした時にも動作させる
表示している単位がおかしいので気にしないこと。
NoMessage
通知を遮断する機能。
NoIncall
着信を遮断する機能。
AntiMistouch
誤タッチ防止機能。ゲームアシスタントのAntiMistouchのアイコンを長押しすると誤操作設定が表示されます。
- ナビゲーションジェスチャー
- 通知センター
- スクリーンショットジェスチャ
- ボリュームボタン
- 誤解
- 厳格モード
- 音量ボタン
この設定は、端末の設定→Shark Space→Gamer Studio→誤操作にあるのと同じ。
GameConfig
Shark Spaceのゲーム構成の設定が開きます。
Hang up
バックグラウンドで動作させる機能。長押しで持続時間を変更できる設定が開きます。ハングアップ使用時は、ステータスバーにオレンジ色のアイコンが表示され、通知から残り時間の確認もできる。
CleanRAM
メモリを開放する機能。
WLAN
Wi-Fiのオンオフ。
MobaLine
いろんなデザインの十字線(照準カーソル)を表示できる機能。右上のFPSラインをタップすると、よりカスタマイズしたものを表示できます。
作成から名前を入力して保存すると、最大3つのラインを表示できます。色や大きさ、縦方向の位置などまでカスタマイズ可能です。
Shark Space
Shark Spaceを起動します。
Bullet Comment Notices
弾幕通知のオンオフ設定。長押しでGamer StudioのBullet Comment Notices設定が開く。
SIM
SIMの切り替え。
Shark Time
Shark Timeを有効にすると左上にボタンが表示され、タップすることで短い時間をさかのぼって録画できます。ボタンは移動もでき、左側の設定から15秒から60秒の録画時間を選択しておく。ゲームプレイがうまくいったときなど、後から録画ボタンをタップすることで名シーンを記録することができます。
Monitor
現在の状態をフローティング表示できる機能。初期設定ではCPU周波数のみになっています。フレームレートと電流をドラックして移動することで、3つの表示が可能になる。任意の位置に移動可能で、タップしてすべて展開し、もう一度タップすると一番上の項目だけを表示する仕様。Shark SpaceのGamer Studioの設定だけでなく、ゲームアシスタントのMonitorアイコン長押しでも設定画面が開きます。
バイパス充電
端末には充電しないようにして、発熱を抑えたりバッテリーに負担をかけないようにする機能。Monitorを表示してみると電流の表示が0mAになっているのがわかる。
Setting
端末設定のShark SpaceにあるGamer Studio設定が開きます。
Edit
Editをタップした後に、アイコンを長押しで移動し位置を入れ替えることができます。
まとめ
Black Shark 5/5PROにはたくさんのゲーム機能が搭載されています。特にMaster Controlのマジックプレスは新しく追加された機能で何かと便利に使えそうです。ほかの設定と合わせていろいろ試してみてください。
コメント