ZenFone 4のGame Genie機能では、スマホのみでゲーム動画のライブ配信ができてしまう。パソコンなど追加機材が必要ないので、かなりお手軽だ。
Game Genieの設定
まず初めにGame Genieを有効化するアプリを決める。設定→ASUSカスタマイズ設定→Game Genieにあるゲームツールバーをタップするとアプリ選択画面が開く。使いたいアプリを許可するだけで、起動したときにGame Genieの機能が使えるようになる。
Game Genieの機能
設定で許可したアプリを起動すると、赤いコントローラーのアイコンがポップアップ表示されている。タップするとメニューが開くけれど、ゲーム中に邪魔になるなら左右の端に自由に移動することが可能。
ロックモード
ロックモードをオンにすると、端末下に並んだ「戻る・ホーム・タスク」ボタンが無効化され、誤動作の防止に役立つ。
スピードブースター
スピードブースターは一発でメモリを開放してくれる機能になる。たくさんのアプリを開いていて動作が不安定なときなど、快適に動作してほしいときに役立つ。
ライブ&レコード
ライブ&レコードは、YouTubeもしくはTwitchのライブ配信か、録画機能を使うことができる。あらかじめYouTubeなどの設定を完了しておけば、ビデオ形式を1080p、720p、480pのいずれかを選んですぐに配信ができる。
マクロ
マクロは、操作手順を入力することによって自動化をすることができる機能。パズドラで使うことはないけれど、アプリによっては便利に使えるかも。
検索
検索をタップすると、パズドラとあらかじめ入力されたYouTube動画とWeb検索結果がすぐに観れる。モンスト起動中に検索をタップすると、しっかりモンストと入力されていてゲームごとにタイトルが入力される便利な機能。
共有
ファイルを共有する機能で、撮影したものをすぐに共有したいときには便利。
設定
設定でYouTubeやTwitchのアカウントと連携したり、ワイプ表示されるプロファイルを自撮り動画か写真に切替ができる。
プロファイルの写真を設定
ワイプ表示は、静止画とインカメラの自撮り動画の選択ができる。ここでパズドラのキャラクターをアイコンとして設定してみることにする。
中央のカメラマークをタップして、ギャラリーから選択するから画像を選ぶ。
大きさを合わせて左上のアイコンで保存。もっと小さくして顔に寄せることもできるけれど、画像が荒くなるのでほどほどが良いかも。
設定が完了するとレコーディングモードの選択時に表示される。非表示にしたいときには赤いスイッチをオフに。撮影中でもオンオフは自由にできる。
録画したものをYouTubeにテスト配信
動画を観るとわかると思うが、アイコンは移動もできるし、隠すこともできる。
Twitchにライブ配信してみた
YouTubeでは初めて設定した時には24時間ほどかかるようなので、とりあえずTwitchにライブ配信してみた。パソコンからリアルタイムで確認してみ見ると、しっかり配信できていた。この手軽さには感動!
音声はマイクからのみ
ビデオ形式を選択するときにマイクをミュートという項目もある。チェックを入れるとサイレントの動画配信になる。音声は端末のマイクから拾っているだけのようで、BGMなどは音量に左右される。また実況しながら配信したい場合にはBGMの音量は極力下げた方がいい。マイクの集音力はそれほど良くはなさそうなので、声は大きめなほうが良いかも。
マイク付きのイヤホンで試してみたところ、BGMは録音されず、声もマイクから拾うのではなく端末自体が拾っているだけ。ヘッドセットを使っても実況音声を大きくすることはできないので、静かな環境に大きめな声が必要になる。動画の配信はかなり楽だけれど、実況となると少し不便か。
まとめ
ZenFone 4のGame Genie機能を使ってみると、ゲームのプレイ動画の録画やライブ配信がとても簡単にできた。パソコンや追加機材なしで気軽にライブ配信できるのはスゴイ。ただし実況するときには大きな声を出さないといけないかも。
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