HUAWEI JAPAN 2023年度フラッグシップ新製品発表会に行ってきました。本格志向のダイバーズウォッチや血圧を測れるスマートウォッチなど面白かったです。
HUAWEI WATCH Ultimate
まずは今回の目玉となるのが、「HUAWEI WATCH」シリーズの最新モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」は水深約100mまでダイビング可能な本格志向のダイバーズウォッチ。堅牢なセラミックベゼルにサファイヤガラスをレンズに採用した傷がつきにくい上質なデザイン。スマートウォッチ初のフリーダイビングモードやホバータイマーなどの機能も搭載し、水の中でもスピーカーで聞こえるようなアラートを出すこともできるという。
個人的にはダイビングをしないため、暗がりでも目を刺激しないないとモードを搭載しているのが気になった。深夜の登山などにも良さそう。バッテリーは通常使用で14日間、ヘビーユースで8日間、5分の充電でも1日使用できるそうです。
WATCH GT 3 SEと比較してみると少し大きい。重量感のあるデザインだけれど、実際に装着してみると見た目より軽く感じます。ベルトを含まない重量は約76g。ワークアウトにはダイビングモードがあるのを確認できた。
付属品に、青色のHNBRベルトとウェットスーツの上からも装着可能なロングベルトの計3つ付いているそうです。ベルトの交換は、チタン合金ベルトはボタンを押して外し、HNBRベルトは金具部分を内側にスライドさせて簡単に付け替えられる。
価格は135,080円とフラッグシップというだけあり高額。発売は5月26から。HUAWEI STORE では、6月24日まで10,780円相当のHUAWEI Scale 3 Pro体組成計をプレゼント。
HUAWEI S-TAG
小型のモニタリングデバイス「HUAWEI S-TAG」の発表もありました。約7.5 gしかないため、シューズや腰にクリップで簡単に装着し運動データを所得できます。WATCHシリーズにはない、上下動比や着地衝撃などのデータも計測してくれるようです。
テクノクラフトが提供するスイング分析というゴルフスイング計測アプリとの連携もできます。「バックスイング」「トップ」「ダウンスイング」「インパクト」の4ブロックに分けて分析結果の表示・データ比較が可能とのこと。
価格は、1つ9,680円。ランニングフォーム分析として足と腰に2つ付けて、より詳細なデータを取得するという使い方もできるようです。発売は6月14日から。HUAWEI STORE では、6月13日まで「HUAWEI WATCH GT Runner」と2点セットキャンペーンで価格29,800円(14,860円お得)。
HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計
「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」は、医療機器認証を取得している本格的なスマートウォッチ血圧計。一般的な血圧計測機の1/25のサイズになるようです。通常のスマートウォッチの機能も備えていて、1日6回計測することを想定しても7日間のロングライフバッテリーとのこと。
見た目的には少しバンドが太い。片側は布状になっていてポンプで膨らむ仕組み。IP68防塵耐水性能とのことだけど、布部分は濡らしたら乾かさないとですね。
手首の長さを測るスケールも同梱していて、計測してからバンドの内側にあるメモリを調節する。血圧を計測するときは、椅子に座った状態で胸の位置まで上げて行う。血圧計なので結構しっかりとした圧力が腕にかかります。
ちょっとここでは立ちながら計測してみたので正確ではないかもしれないですが、上が154、下が109とちょっと高い結果。スワイプすると測定記録の履歴を見ることもできます。2個目の履歴では82/65という値で、これはバンドが緩い状態で計測した時のもの。試してみるとしっかりフィットするように合わせないといけないのがわかった。
価格は60,280円。発売は6月14日から。今のところAmazonでは表示されませんでした。
HUAWEI STORE では、6月13日まで10,780円相当のHUAWEI Scale 3 Pro体組成計をプレゼント。
HUAWEI WATCH Buds
次はグローバルで発売していたときから気になっていた、スマートウォッチの中にイヤホンを収納してしまうという「HUAWEI WATCH Buds」です。小型ながら高性能なイヤホンに作り込まれている。
この革新的なところは、気にせずに取り出して自動で左右を識別してくれたり、耳を触って操作するジェスチャーコントロールに対応していること。さらには装着するだけで着信した通話を自動で開始もするし、わずか4gの小型イヤホンでもアクティブノイズキャンセリングまでしっかり対応している。
ベゼルのないラウンドエッジですっきりした印象。手前のボタンを押すことで蓋が空き、画面にアニメーションが表示されます。開けてしまえば見ることはないのに、こんなところまで作り込まれているとは。
上蓋に磁力でくっついているようで、取り出しもしやすいデザイン。イヤホンは小さく使ってみないと何とも言えない。また他のモデルと比べてもバッテリー持ちが通常使用で約3日間と短いのも気になるところ。イヤホンの連続使用時間は4時間とのこと。
価格は71,280円で発売中。HUAWEI STORE では、1年間のイヤホン紛失サポート付き。Amazonだとどうなのだろう?未確認です。
HUAWEI WiFi AX2 NEW
フラッグシップの製品発表会なのに合わせて発表された「HUAWEI WiFi AX2 NEW」は、エントリーモデルでありながらWi-Fi6に対応しているコスパの良いWi-Fiルーター。手に取ってみると軽くておもちゃかと思ってしまうほど、壁掛け穴もあり画鋲2本ほどの強度でもかけられるのではないだろうか。しかし最大通信速度は1500Mbps(5GHz帯 1201Mbps + 2.4GHz帯 300Mbps)と一般家庭なら十分なスペック。これはちょっと試してみたい。
価格は6,600円。発売は6月になるようです。HUAWEI STORE を確認してください。
HUAWEI FreeBuds 5
少し変わったデザインの「HUAWEI FreeBuds 5」は、インナーイヤー型で快適なノイズキャンセリングを体験できるという。イヤホン単体での再生時間は、ノイズキャンセリングオフで約5時間。
低音は大迫力でボーカルはクリアにとのことだけれど、外耳道の形状やフィット状況、音量を判断して最適化してくれるというのがすごいところ。ノイズキャンセリングモードまで周囲の環境に合わせて自動で切り替えてくれます。
ケースは平らな卵型。カラーは、セラミックホワイトとシルバーフロストの2色。裏返してみるとヒンジ部分の色が違うデザインで、側面にボタンらしきものがあった。
イヤホンは水滴のような形で、耳にフィットするよう考え抜かれたデザイン。バッテリー容量を拡大するために下側に内蔵しているため広くなっているという。モデルさんが装着しているのを見ると、カラーはシルバーフロストの方が存在感は出そうな感じです。
価格は21,800円。6月6日まではHUAWEI STORE にて、3,000円引きの早割価格18,800円で購入できます。
レビューしたので別記事も参考に。操作性や急速充電も快適でした。
HUAWEI Band 8
HUAWEI Band 8は、今回発表されたものではなくすでに発売しているものですが、タッチ&トライにあった注目製品。手に取ってみると軽く過ぎて驚きました。特に女性には向いていそうなデザインです。
充電は2点接触の専用充電器が必要。ベルトはボタンを押すことで簡単に外すことができました。軽量化のためか金属部品は使っていないようです。小型ながら文字盤も大き目だしちょっと使ってみたいですね。
価格は、8,580円。Amazonではスマートウォッチの売れ筋ランキング1位のベストセラーになっているようで、売れている理由がわかる気がします。
まとめ
ダイバーズウォッチ「HUAWEI WATCH Ultimate」は、普段から身に着けていたいと思わせるような高級感があり、まさにフラッグシップモデルと呼べるものでした。他の製品も高額ではあるものの、時計型の血圧計は需要がありそうな気はします。HUAWEI STORE で予約購入が始まっていて特典も付くのでアクセスしてみてください。
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