HUAWEI honor 9は価格が安くても性能が良く、コストパフォーマンスが非常に高い。デザインも良いし、買って後悔はしないスマホだ。
honor 9のスペック
OS | Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 |
CPU | Kirin 960 Octa-core (4 x 2.4GHz + 4 x 1.8GHz) |
メインメモリ | RAM:4GB / ROM:64GB |
外部メモリ | Micro-SDスロット(最大256GB) |
サイズ / 重量 | 約70.9(W)x 147.3(H)x 7.45(D)mm |
重量 | 約155g |
ディスプレイ | 約5.15inch FHD (1920 x 1080 ドット) / IPS |
メインカメラ (ダブルレンズ) | 約1,200万画素カラーセンサー + 約2,000万画素モノクロセンサー、開口部F2.2 / 2色フラッシュ 4-in-1 ハイブリッドフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスAF) / 4K動画撮影 |
インカメラ | 約800万画素(開口部F2.0 / FF) |
バッテリー容量 | 3,200mAh(一体型) / 急速充電(9V / 2A対応) |
ネットワーク | FDD LTE:B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 19 / 20 TDD LTE:B38 / 40 WCDMA:B1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM:850 / 900 / 1800 / 1900MHz セカンダリーSIM (音声通話のみ):WCDMA, GSMの上記周波数 |
SIMスロット | nano-SIM × 2(1つのスロットはSDカードと一緒) |
Wi-Fi | IEEE802.11a / b / g / n / ac準拠(2.4GHz / 5.0GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 4.2 with BLE |
センサー | GPS / Glonass / Beidou、加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、指紋センサー、HALL |
付属品 | ACアダプタ / USBケーブル(A to C)/ クイックスタートガイド / クリアケース |
型落ちで購入しても十分使えるスペック。
honor 9の外観レビュー
前面にホームボタンがあり指紋センサーも兼ねている。iPhoneのようなボタンの感覚ではなく、押し込んでも凹むタイプではないが、しっかり反応してくれる。
背面のカラーはサファイヤブルー。見る角度によって鮮やかに輝いてくれるおしゃれ仕様。グレイシアグレーもあるけれど、サファイヤブルーの方が見た目は良いだろう。カメラは約1,200万画素カラーセンサー + 約2,000万画素モノクロセンサーのダブルレンズになっている。
左側面にはSIMスロットのみ。microSIMが2枚入り、1つはmicroSDカードと共用になっている。DSDSにも対応しているが、SIMを2枚入れるとSDカードは使えない。とは言えストレージは64GBあるので、普通に使うなら十分かも。
右側面は音量ボタンと電源ボタン。薄くて丸みのあるデザインで高級感もある。
下側には、イヤホンジャック、USB Type-Cの充電端子、スピーカー。急速充電にも対応しているので、純正品以外で充電するときには対応しているか確認してくと良さそう。
上部にはセンサー?マイク穴?があるだけ、気にすることはないかな。
通知を知らせてくれるLEDランプが少しわかりづらいところにある。それほど明るくないので、目立たないのがデメリットかな。
honor 9はカメラ機能が充実している
honor 9のカメラは、高画質のダブルレンズで機能も充実している。その中でも、3Dパノラマや3Dクリエイタなどちょっと変わった機能が面白い。3Dパノラマで撮影した画像は、端末自体を動かして動画みたいにその方向をみることができる。3クリエイタでは、撮影した人の顔を3Dのアバターにしてくれる。出来上がったアバターは、着せ替えたり、表情を変えたり、動きまで変えられて面白い。知っている顔に動くので、友達や家族でやりあえばきっと盛り上がるだろう。この機能はおすすめ!

QRコードの読み取りは、写真を撮って保存してから読み取る方法とロック画面から起動する方法がある。ロック画面から上にスワイプすると右下にQRコード読み取りのアイコンがでる。そこから起動すれば、いちいち写真として保存しなくても読み取りだけ出来るようになる。
honor 9の指紋認証が快適
honor 9の指紋認証を試してみると、ロックしていないのではないかというぐらいスムーズに画面がオンになる。反応はかなり良く、実に快適だ。また指紋センサーが前面にあるのも良い。背面にあるものだと手に取ったときにした解除できないけれど、前面にあれば置いたままでも解除ができる。指紋リストは5つまで登録できるので、左右の人差し指と親指を登録しておくと使い勝手が良くなる。
honor 9でやっておきたい初期設定
honor 9の初期設定では、ホームボタンの両隣に戻るとタスクのボタンがある。写真だと見えづらいかもしれないが、触れるとうっすら点のランプが付く。使っていると触れてしまうことがあるので、設定を変えてしまうほうが使いやすい。
設定のナビゲーションキーで、ナビゲーションキーを統合してしまえば両端のボタンが反応しなくなり誤作動を防げる。ただし使い方が変わるので慣れが必要かも。ホームボタンをタップで戻る、長押しでホーム画面、左右にスライドでタスク表示、上にスワイプでGoogleアプリを起動する。個人的にはこの方が使いやすいのでおすすめ。
honor 9のベンチマーク
ベンチマークスコアを計測してみると、123788という結果が出た。安くてもこれだけの数値が出ているのはスゴイ。
さらにマルチタッチテストをしてみた。両手の指全部でタッチしてみると、10点すべてに反応してくれる。
honor 9でゲームをやってみた
ゲームを何タイトルか試してみた。パズドラとモンストはできて当たり前なので、起動後チュートリアルだけ試して全く問題なかった。
ポケモンGOでは位置情報の精度が抜群
ポケモンGOをやってみると、ふらつきが少なく位置情報がしっかりしていた。精度がかなり良いようで、ジムバトルなど快適にプレイできそうだ。また、ARにも対応しているし、ポケモンGOプラスもしっかり動作してくれる。検証した時点では、全く問題なくプレイできることが分かった。
リネレボでグラフィックを高にして試してみた
リネレボでは、フレームレート、グラフィック、解像度、サウンド、エフェクト表示、最大表示人数などを設定で調整できる。グラフィックと解像度を最高にするには、VULKAN対応端末でしか使用できないので高にし、後は最高の設定にして試してみた。きれいな映像で楽しめそうだけれど、フレームレートは最高にしていしまうと動きが遅くなってしまうようだった。あまり負担をかけずに、ほどほどにして楽しむのが良さそうだ。
このゲームをやってみると、honor 9のスピーカー性能が良いことに気が付いた。イヤホンをしないで音を楽しむコンテンツでは、その性能を発揮してくれそうだ。ゲームだけでなく、動画をよく見る人にもおすすめかも。
D×2 真・女神転生 リベレーションでは高画質判定
最近リリースしたばかりの「D×2 真・女神転生 リベレーション」を試してみた。初回起動時に端末スペックを自動で計測する。高画質、標準、軽量の3つのモードでプレイできるのだが、honor 9での計測判定は高画質になった。ただ、高画質だと鮮やかなアニメーションで楽しめるのだけれど、軽量モードの方が電池持ちが良さそうな感じだった。設定はいつでも変えられるので、軽量モードの方がおすすめかな。
ちなみに、このゲームはフルボイスでしっかり作りこまれていて、やりこんでみると面白い。しかし、悪魔の育成が大変でやり続けられる人は少なそうな気がする。個人的には好きなのだけれど、Google playの評価は非常に悪い。継続して運営していけるのかと心配になってしまうほどだ。
honor 9が安く買えるOCNモバイルONE
honor 9を取り扱っているところは楽天モバイルやIIJとあるけれど、OCNモバイルONEが一番安く購入できる。楽天モバイルではキャンペーンで端末台が安くなるように見えるけれど、月々の基本料金が高くなるので、そこまでのお得感はない。IIJではあまり割引率は良くないため、OCNモバイルONEで買うのが一番良いだろう。分割にも対応しているけど、一括払いであれば、SIMカード初期費用3,000円も含んでいるのでかなりコストパフォーマンスが高い。

まとめ
honor 9は映像もきれいでオーディオ性能も良く、使ってみてその良さを実感できた。性能が良いだけでなくデザイン性にも優れ、価格も高くないおすすめのスマホになる。さらにカメラ機能が面白いので、購入した人はぜひ試してみてほしい。
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