honor 9のカメラは高画質のダブルレンズで、鮮やかな写真や4Kの映像まで撮れたりする高性能。さらにそれだけでなく、3Dパノラマや3Dクリエータといった面白い機能まである。
3Dの撮影モードがある
honor 9のカメラを起動して右にスライドすると、左側からカメラモードの選択画面が出てくる。その中に3Dのモードが2つ。3Dパノラマでは撮影したものを立体的造形し、端末を動かすとそれに合わせて画像が動いてくれる。3Dクリエータでは、撮影した顔を3Dアバターに立体的に組み込まれる。髪形を変えたり着せ替えをするだけでなく、表情を変えたり動きも変えられるのが面白い。
立体的な撮影ができる3Dパノラマ
3Dパノラマモードでは被写体を立体的に撮影することができる。撮り方は通常のパノラマ撮影と同じようにスライドさせるだけ。少し違うのは被写体の周囲を撮影すること。
3Dパノラマで撮影した画像データには、右上に3Dと表示される。そこをタップしてあげると、3Dデータの作成が始まる。
複数の点と線で3Dデータが作成が自動で行われ、時間はそれほどかからない。この作業が行われるのは1回だけで、1度生成されれば次からはすぐに3D画像としてみることができる。3Dパノラマでは平面写真でなく、立体的な奥行きや裏側まで撮影できるのがメリット。またインカメラでも使うことができるので自撮りまで可能だ。
3Dパノラマモードで風景を撮ると
3Dパノラマモードで風景を撮影することもできる。通常のパノラマモードでは画面をスライドさせて全体を観るものだが、3Dパノラマモードで撮影した場合だと、端末を動かすとそれを感知して画像がその方向に動いてくれる。動きもスムーズで動画のような感覚になるほど。通常のパノラマのように指でタッチしてズームやスライド出せることもできるので、風景を撮影するのも良さそうだ。
人の顔で楽しめる3Dクリエータ
3Dクリエータで人の顔を撮影すると、3Dのアバターを作成することができる。ただ、3Dクリエータモードは顔の周囲を撮影しなければいけなく、インカメラには対応していないため自分で撮るのは難しい。鏡越しにできなくはないけれど、家族や友人同士で撮りあって楽しむのが良さそう。
枠内に輪郭を入れて撮影を開始して、左右にカメラを動かすと自動でシャッターが切られる。撮影した場所が点で表示されているので、すべての位置が埋まるように撮影する。画像として表示されたら、3Dパノラマの時のように右上にある3Dクリエータのアイコンをタップする。
男性と女性の選択肢が表示される。違いは髪形や服装、動き方など性別にあったものを選べるようになる。これは一度選択してしまうと変更はできなそう。変更したいときにはもう一度撮り直すしかない。
下にプリントとドレスアップが表示されている。プリントでは着せ替えがいろいろできそうだがこれは有料コンテンツみたいなので、ドレスアップで楽しむのがおすすめ。
右上のアイコンをタップすると、画像、動画、動く画像の撮影モードに切り替わる。着せ替えてからも自由に撮れるので、左下にあるアイコンから変更する。
髪形は坊主からちょっと変わったものもある。しかし頭がデカいので、しっくりくるものが少ないかも。性別選択の時に女性を選んだ場合には、ロングや金髪など全然違う選択肢になる。
服装は、普通のものからちょっと変わった衣装までいろいろあり、回転して後ろのデザインまで確認できる。女性の場合はドレスや短パンが多いかな。
ここで一番面白いのが、顔の表情まで変えられるところ。ベースとなる顔から、笑ったり怒ったりと表情がしっかり変わるところが実に面白い。また動きの種類もたくさんあり、表情と衣装を合わせて楽しめる。全部決まったら右上のチェックから決定。
決定したら撮影画面になる。性別の分類は変えられないが、左下からいつでも変更できるのでいろいろ試してみても良いだろう。
撮影モードでは、大きさを変えたり、移動したり、回したりと自由に撮れそうだ。
さらに着せ替えてから、動く画像を保存してみたのがこれ↑
女性の着せ替えでもいろいろ試してみたけれど、知っている顔がいろいろ変わって動くのが実に面白い!笑いながら踊ったり、お願いしたり、苦しい顔して走らせたりと、いろんなバージョンで楽しめた。
3Dの管理はギャラリーのアルバムで
3Dパノラマと3Dクリエータで撮影した画像データはには、3Dや四角いアイコンが付いている。一覧から探すこともできるけれど、ギャラリーのアルバムを表示するとしっかり分類されていた。3Dクリエータの画像は、削除してしまうと編集ができなくなってしまうので残しておく方が良さそう。
まとめ
honor 9のカメラ機能は画質が良いだけじゃなく、いろいろ楽しめる。3Dパノラマでは、物の裏側まで1つの画像データに収まり、立体的な認識をするときに便利に使える。3Dクリエータでは、着せ替えだけでなく動きや表情まで変えられるので、家族や友人同士でやりあうと盛り上がること間違いなし!
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