Xiaomi Redmi Buds 3 Lite のレビューです。フィットする猫耳デザインのイヤーフックに、低遅延のゲームモードも搭載している完全ワイヤレスイヤホン。
Redmi Buds 3 Lite 仕様
タイプ | カナル型 |
ドライバー | 6mm ダイナミック型 |
Bluetooth | 5.2 |
コーデック | SBC |
ANC 外音取り込み | 非対応 |
防塵 / 防水 | IP54 |
再生時間 | 最大5時間 (最大18時間) |
充電ポート | USB Type-C |
ワイヤレス | 非対応 |
イヤホンサイズ (片耳)イヤホンサイズ (片耳) | 24.5 × 16.7 × 24.6mm 約4.2g |
充電ケースサイズ | 60 x 46 x 23.7 mm 約36g |
付属品 | 充電ケース(1 個) イヤホン 1 組(2 個) イヤーピース:3 ペア(S/M/L/、M が取り付け済み) イヤーフック:2 ペア(S/L/、L が取り付け済み) 取扱説明書(1 冊) |
Redmi Buds 3 Lite 外観
充電ケースは、コンパクトで軽量。下側に、充電用の USB Type-C 端子。Redmiのロゴがある方が裏側になる。
充電ケースの表側中央に、充電中に光るLEDがあり、開くのはこちら側から。上部や左右などには何もないシンプルな設計。
イヤホンには磁力があり、ケースを開けただけでは落ちない設計。充電中にはイヤホンのLEDが光る。※開封時には絶縁フィルムがついています。
左右のイヤホンを内側同士で近づけると磁力でくっついてくれた。充電ケースの戻すまでもなく、ちょっとした時でも持ちやすい便利な仕様。
イヤホンの外側にマイク穴。光沢のある面が多機能タッチエリアで、長押しやダブルタップで操作する。
イヤホンの内側に充電接触端子、その間とイヤーフックにある L と R で右左の確認。
イヤーフックを外してみると、突起部分にしっかりはまる設計でズレることはなさそう。付けるときは、イヤーフックのLR表示が内側になるように注意すること。
付属品に、サイズ違いのイヤーピースSとL、イヤーフックSがついている。イヤホン本体のは、イヤピースがM、イヤーフックはLサイズ。
※充電用アダプタや、USB Type-Cコードは付属していない。
外れにくい猫耳デザイン
イヤーフックが特徴的な猫耳デザインで、回しこんではめ込むことで対耳輪を抑えてフィットします。これなら結構激しく首を振っても外れなそう。もしサイズが合わなければ、小さいイヤーフックに付け替えることも可能です。防塵 / 防水性能は、IP54 に対応しているため運動用としても向いている。ただし、密閉間も良いため外音には注意したいところ。
音質は低音より
音質は低音が強めですが、低価格帯のモデルとしては悪くない。音のクリアさや深みに若干の物足りなさは感じるものの、ほとんどの人が満足いくレベルだと思います。ただし、あくまでも価格を考慮した個人的な評価です。音質にこだわりがある人ならば、もう少し予算をプラスして、Redmi Buds 3 や Pro などの上位モデルの方が間違いなさそう。
低遅延のゲームモード
低遅延のゲームモードも搭載している。ゲームモードにするには、両方のイヤホンを長押し、オンオフはビープ音で判断できます。一度充電ケースの戻してイヤホンがオフになると、ゲームモードもオフになるようです。
ゲーム時に役立つ機能とのことですが、ゲームモードをオンにしなくても、もともとの遅延は少ないようです。遅延テストをしてみたところ明確な違いは確認できなかった。コーデックはSBCでも気にしなくてよさそうです。
Redmi Buds 3 Lite 使い方
長押し | 再生/一時停止 |
ダブルタップ | 次の曲/着信に応答 |
トリプルタップ | 着信拒否/通話終了 音声アシスタントを起動 |
両方のイヤホン長押し | 低遅延のゲームモード 開始/終了 |
イヤホンの左右共通でシンプル。曲戻しや音量調節には対応していない。シングルタップに機能を割り当ててないのも誤操作を防ぐためだろうか。
イヤホンの初期化
イヤホンの初期化方法は、充電ケースの電池が残っている状態でイヤホンを収納し、両方のイヤホンの多機能タッチエリアを同時に約5秒間長押しする。イヤホンの指示ランプが白く3回点滅するとリセット完了。
再生時間
イヤホンの再生時間は仕様では5時間となっています。通信が安定した環境で、音量50%程度で再生してみたところ、6時間以上持ってくれました。電池残量10%になるとビープ音が鳴り、そこからでもしばらく持ちます。オフになるときにはメロディが流れる仕様。右耳から先に切れて、左耳は少し長く再生できました。
ゲームモードと比較
再生時間 | 通常再生 | ゲームモード |
1時間 | 90% | 90% |
2時間 | 70% | 70% |
3時間 | 60% | 50% |
4時間 | 40% | 40% |
5時間 | 20% | 20% |
6時間 | 10% | 10% |
低遅延のゲームモードの方が電力消費が多いかと思ったので、再生時間を比較してみました。しかしほとんど変わらず、オフになるのは数分短かっただけ。
メリットとデメリット
購入を検討している人は、メリットとデメリットを参考に。
メリット
- フィット感が良く外れにくい
- 低価格でもそこそこの音質
- 軽量でコンパクトなデザイン
デメリット
- イヤホンでの曲戻しや音量調節は非対応
- アプリがなくカスタマイズできない
まとめ
Xiaomi Redmi Buds 3 Lite は、フィット感に優れているため外れにくい完全ワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ。密閉性も高いため、外を走るランニングというよりも、ジムなど室内でトレーニングするのに向いている。通常の動画視聴などでも遅延は少ないためストレスは感じないです。ゲームモードは必要ないかも。
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