モトローラ「moto g7」シリーズの上位モデル「moto g7 plus」は、いろいろ機能が盛り込まれた多機能スマホ。ミドルレンジの価格帯で、ここまでのは他にないかも。
「moto g7 plus」スペック
OS | Android 9 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 636(SDM636) 1.8GHz × 8 オクタコアCPU Adreno 509 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
バッテリー | 3,000mAh |
ディスプレイ | 6.24インチ 2,270 x 1,080(フルHD+、 403ppi) IPS液晶 |
アウトカメラ | 1,600万画素(f/1.7、1.2μm) + 500万画素デュアルカメラ デュアル相関色温度LEDフラッシュ 光学式手振れ補正 |
インカメラ | 1,200万画素(f/2.0、 1.25μm) PDAF(位相差オートフォーカス) TOFカメラ |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a / b / g / n / ac (2.4GHz/5GHz) |
通信方式 | 2G:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz 3G:B1 / B2 / B5 / B8 / B19(B6含む) 4G:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41 |
SIMスロット | nanoSIM×2+microSDカード DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応トリプルスロット |
生体認証 | 顔/指紋 |
サイズ | 高さ約157mm 幅約75.3mm 厚さ約8.27mm(最薄部) |
重さ | 約172g |
本体付属品 | USB充電器 USBケーブル ヘッドセット カバー SIM取り出しピン クイックスタートガイド LG(法令 / 安全 / 規制) |
備考 | 防水・おサイフケータイ非対応 |
参考:OCNモバイルONE
「moto g7 plus」外観レビュー
画面は6.24インチのじずくノッチ型ディスプレイ。時計ウィジェットの白い円で、電池残量も表示してくれる。
背面には指紋センサーと、1600万画素+500万画素のデュアルカメラ。カラーは、ディープインディゴの他に、ビバレッドがある。
右側面に、電源ボタンと音量調節ボタン。
左側面には何もなし。
上部にSIMスロット。デュアルスピーカーのため、受話口からも音が鳴り、臨場感のあるサウンド・サラウンドを楽しめる。
下部に、スピーカー、Type-C充電端子、イヤホンジャック。高価格帯のハイエンドモデルではないのに、こだけ音が良いスマホはないかもしれない。
「moto g7 plus」ベンチマーク
ベンチマークを計測してみると、116448という結果。一般的な使い方をするなら十分な性能があり、困ることはないレベル。マルチタッチテストは10点に反応。
「moto g7 plus」バッテリーテスト
バッテリーテストも、10時間49分という十分な結果だった。急速充電の速度も速いため、バッテリーに悩まされることもなさそうだ。
「moto g7 plus」急速充電速度
27Wの急速充電にも対応していて快適に利用できるのも特徴。試しに15%まで減らしてから、どのくらいの速度で充電されるか計測してみると、30分で65%(+50%)、1時間で97%(+82%)も回復してくれた。フル充電まであと20分と表示はされるが、後半はそこまで速いわけではない。実際はバッテリーに負担を掛けないように、後半の充電速度はゆっくりになる。計測結果では、30分で50%も充電できているので、本来ならその速度で充電できるという目安かな。
「moto g7 plus」使い方
「moto g7」シリーズには、MotoアクションやMotoディスプレイなど便利な機能がたくさん搭載されている。おすすめの初期設定や使い方など、別記事でまとめてあるので参考に。
「moto g7 plus」カメラ性能
アウトカメラ | インカメラ | |
写真 解像度 | 4:3(16MP)デフォルト 16:9(11.9MP) 19:9(10.1MP) 4:3(8MP) 16:9(6MP) 19:9(5MP) | 4:3(12MP)デフォルト 16:9(9.4MP) 19:9(7.9MP) 4:3(8MP) 16:9(6MP) 19:9(5MP) |
ビデオ | 4K UHD FHD(60fps) FHD デフォルト HD | 4K UHD FHD デフォルト HD |
ズーム | 最大8倍 | 最大8倍 |
スローモーション | FHD(120fps)デフォルト HD(240fps) | 撮影可能 設定変更なし |
タイムラプス | 4× 8× 16× 32× | 4× 8× 16× 32× |
カメラ性能は良く、動画は4K撮影にも対応している。HUAWEI、ASUS、OPPOなど他社製品にあるようなAIシーン認識機能は搭載されていないけれど、いろんな撮影モードが搭載されており遊び心満載。
背景を違う写真に置き換えられる「カットアウト」。1つの色を選択すると、その色以外は白黒になる「スポットカラー」。
写真の一部分だけが動く「Cinemagraph」など、他のスマホでは搭載されていない面白い機能があるのも魅力。
タイムラプスは、4倍から32倍の4つの速度で撮影可能。
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)にも対応しているため、ARステッカーも楽しめる。
DSDSの動作を確認
SIMスロットは、nanoSIM×2+microSDカードが入るトリプルスロット、真ん中がSIM1で認識される。ドコモのガラケーSIM(FOMA)と、au系データ通信専用SIMを入れて、DSDSでの運用を試してみた。結論から言うと、データ通信しながら着信はできるのを確認。しかし、初期設定は必要。
SIMの設定は初期設定で4Gになっているため、3Gに変更する必要がある。設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→詳細設定→優先ネットワークタイプを3Gに変更する。一度リセットが必要なので、設定→ネットワークとインターネット→SIMカードにて、オフにしてからオンに戻すとリセットされる。もしくはスマホを再起動してもOK。
また、どちらも音声通話のSIMの場合は、どちらのSIMで通話するか、あらかじめ設定しておける便利な機能もあります。個人用と仕事用で、2台持ちをする必要はなくなりそうだ。
ゲームの動作確認
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOはAR+に対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶこともできる。ポケモンGOプラスの接続もスムーズで、他の動作も特に不具合は感じなかった。
黒い砂漠を1時間連続プレイ
グラフィックはそこそこ、デュアルスピーカーのため臨場感は抜群。1時間連続でプレイをしてみたところ、電池残量は88%まで減った。バッテリー消費量も悪くないようだ。
PUBGは快適画質
初期設定では快適画質に設定された。グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中。このままで設定で、そこそこ遊べそうな感じ。
まとめ
「moto g7 plus」はミドルレンジのモデルでも、デュアルスピーカーとType-Cの急速充電に対応したコストパフォーマンスの高いスマホ。カメラ性能も良く、いろんな機能が搭載されているのも面白い。また、DSDS対応のトリプルスロットというのも魅力の一つ。
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