
SOUNDPEATSイヤーカフ型イヤホン「UU2イヤーカフイヤホン」のレビューです。前モデルの「UUイヤーカフ」から再生時間が大幅に伸び、実測で11時間超を確認できました。さらにオープン型なのに音漏れを抑える「プライバシーモード」が地味に優秀で、これは想像以上のメリット。”ながら聴き”派にとって有力な選択肢になる一台です。
※提供:SOUNDPEATS。記事内にはアフィリエイトリンクも含みます。
結論から
- イヤーカフ型でも低音が効くイヤホン
- 隙間時間を活用するながら聴きに最適
- 誤操作のない物理ボタンが最強
- 音漏れしないプライバシーモードが強力
- 再生時間が実測で11時間超え
SOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホン

「UU2イヤーカフイヤホン」は、SOUNDPEATSのイヤーカフ型ラインナップの最新モデル。アルファベットの「U」に似た形状から、読みやすく覚えやすい「UUイヤーカフ」という呼称に統一されています(外箱ではPOP Clip2と表記)。
前モデル比でバッテリー持続時間が伸び、ハイレゾ認証取得・LDAC対応など、エントリーモデルの域を超えた仕様になっているのが特徴です。
Amazon商品ページ:SOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホン
価格は執筆時点で参考価格7,280円、スマイルセールで15%OFFの6,188円。SOUNDPEATSは頻繁にセールを行うので、最新価格は商品ページでご確認ください。
製品仕様
| 形式 | イヤーカフ型のオープンイヤー |
| Bluetooth | バージョン6.0 |
| 対応コーデック | LDAC AAC SBC |
| 防水規格 | IPX5 |
| 再生時間 | 10時間(イヤホンのみ) 42時間(充電ケース併用) |
| ワイヤレス充電 | 非対応 |
| マルチポイント | 対応 |
| 専用アプリ | SOUNDPEATS ※PeatsAudioは非推奨 |
| 重量 | イヤホン片側:約5g 充電ケース込み:約47.7g |
| 通常価格 | 2026年4月20日発売 7,280円 |
外観チェック


ケースは小さく、手触りや質感も良くなりました。SOUNDPEATSでは今までに見たことがないデザインです。裏側に、充電用のUSB Type-C端子。ワイヤレス充電は非対応。


右側面に、目立たないペアリングボタン。左側面に「Hear The Difference」とあり、これは違いを聞き分けるというスローガンのようです。


ケースには、イヤホンを左右どちらに収納しても自動認識してくれる仕様です。付属品は、ステッカーや冊子類と短いUSBケーブル。


U字の形をしたイヤーカフイヤホンで、片側に物理ボタンがあります。反対側には何もないです。クリック感は軽すぎず重すぎず、ちょうど良い硬さ。少しイヤホン本体を抑えてから押すという操作になるので、装着しながらでも安定して押せます。
音質|ダイナミックEQなしでも十分高音質
12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバーを搭載し、LDAC対応・ハイレゾ認証取得という、価格を考えるとかなり攻めた仕様。耳の穴を塞がないオープンイヤー型は構造的に低音が弱くなりがちですが、UU2はイヤーカフ型としては明確に低音の厚みを感じられる音作りになっています。
メーカーは「ダイナミックEQ常時オン推奨」としており、確かにオンにすると低音がさらにブーストされて迫力が増します。ただ個人的にはオフでも十分すぎるほど高音質でした。SOUNDPEATSのイヤホンはダイナミックEQあり気のチューニングのものが多い印象ですが、UU2はベース部分が良くできているので、好みでオン・オフを使い分ければ良いと思います。
LDACについては、有効にするとマルチポイントが使えなくなる仕様で、切り替えにはイヤホンの再起動が必要になります。電力消費も増えてしまいますし、AAC接続でも十分に高音質なので、自分はマルチポイント優先のAAC運用が便利だと感じています。
装着感について


耳に挟み込むイヤーカフ型のため、耳に挿し込むカナル型とは違い耳の穴が痛くなることはありません。また耳の穴を塞ぐことがなく外の音も聞こえるため、何かをしながらという用途に向いています。運動中でも落ちる心配がなく、安心感も抜群です。
ただ1つ個人的な意見としては、旧モデルの方が好きでした。理由はおそらくバッテリーを強化した為か、旧モデルと比較すると横幅は狭くなっているけれど厚みがあるんですね。そのせいか、耳の後ろに触れる部分の湾曲が少なくなってしまいました。割とここは重要な部位で、人によっては違和感が出てくると思います。自分の場合は、右耳は全く問題ないのですが、左耳だけほんの少し圧迫感がありました。
プライバシーモードが想像以上に優秀
オープンイヤー型イヤホンの定番の懸念が「音漏れ」。UU2には専用アプリから有効にできるプライバシーモードが搭載されており、これがかなり効きます。
実際に試してみて、自分の耳元に手を近づけて漏れ音を確認してみたところ、オン・オフで明らかな差がありました。オフ時は周囲に普通に聞こえていた音が、オンにするとぐっと小さくなる。カフェや図書館、静かなオフィスで使うことを考えると、これは大きな安心材料です。
ただし、プライバシーモードをオンにすると自分が聴く音は少しこもって聴こえます。音質を最優先したい場面ではオフ、人がいる場所ではオンと、状況に応じて切り替えるのが現実的な使い方です。
“ながら聴き”でこそ本領発揮

音質が良いので音楽を聴くのはもちろんのこと、オーディブルや音声学習にも向いています。耳を塞がないので周りの音にも気付けますし、プライバシーモードで音漏れも抑えられる。物理ボタンで装着したまま確実に操作できるのも、ながら聴きには嬉しいポイントです。自分の場合は犬の散歩時に学習アプリで活躍しました。

使った学習アプリはChatGPTやClaudeなどのAIで作った学習データをインポートして使えるものです。ちょっとした隙間時間も学習の時間に当てられます。ただ、散歩していたのはのどかな環境だったので、車通りが多いところなどでは音量を上げないと聴こえにくいです。スーパーに買い物を行ったときも使ってみたけれど音量は上げないと学習にはならないかなと思いました。なので物理ボタンで音量を上げ下げはよく使います。

Sokqaは「あ、そっか!」という気づきを、日々の学習の中で腑に落ちる瞬間を増やすために自作したSOKU(速習)× QA(Q&A)のアプリです。
物理ボタンの使い方
| 左側 | 右側 | |
| 音量ダウン | 1回押す | ー |
| 音量アップ | ー | 1回押す |
| 再生/一時停止 | 2回押す | 2回押す |
| 音声アシスタント | 3回押す | 3回押す |
| 前のトラック | 1.5秒長押し | ー |
| 次のトラック | ー | 1.5秒長押し |
上記操作はデフォルトで設定されているものです。これは、専用アプリ「SOUNDPEATS」のコントロールをカスタムから変更できます。

割り当てられる機能はどこでも配置でき、カスタマイズの自由度は高いです。モードの割り当てはゲームモードのみとなり、ダイナミックEQやスペシャルオーディオ、プライバシーモードのオンオフについてはアプリを開いて変更するしかありません。
リセット方法
イヤホンを充電ケースに収納し、蓋を開けたままボタンを10秒長押しすると赤いランプが点滅して完了。もしくは専用アプリ「SOUNDPEATS」内にもリセットがあります。
専用アプリ「SOUNDPEATS」
UU2では旧モデルで使っていた「PeatsAudio」ではなく「SOUNDPEATS」アプリを使うことが推奨されています。

スペシャルオーディオは立体的に聴こえるモードで、ミュージックモードとムービーモードがあります。初期設定ではオフになっています。マルチポイントの設定や各モードの切り替えもアプリのホームから。ダイナミックEQとプライバシーモードは一緒には使えません。LDACのオンオフにはイヤホンの再起動が必要となり、オンの時にはマルチポイントが非対応となります。

イコライザーは10個のプリセットや、自身の聴力をテストして調整するアダプティブEQ、カスタムイコライザーもあります。フッターナビゲーションの探索にあるEQスペースからPOP Clip2と検索して、ユーザーが共有しているイコライザーも確認できます。

探索には、ヒーリングサウンドという機能もあり、プリセットの環境音やDIYでは好きな音を最大3つまで組み合わせて鳴らすことができます。タイマー機能もあり最大で90分まで設定可能です。
再生時間を検証
実測11時間超え
| 1時間 | 100% |
| 2時間 | 90% |
| 3時間 | 80% |
| 4時間 | 70% |
| 5時間 | 70% |
| 6時間 | 60% |
| 7時間 | 50% |
| 8時間 | 50% |
| 9時間 | 40% |
| 10時間 | 30% |
| 11時間 | 10% |
公表している再生時間は10時間。これはSBC、60%音量ダイナミックEQ OFF、空間オーディオ OFFで計測しているとのこと。
ここでは音量が大きかったので30%で計測しています。その他は初期設定のまま、ダイナミックEQや他のモードはオフです。表示されていた残量はあくまでも目安となるため参考程度にしてください。はじめの1時間は100%のまま変わらず、30%以下になったら残り少ないと思った方が良いです。
急速充電時間については、10分の充電で2時間の再生ができると製品ページには書いてあります。実際に30分程度の充電で60%まで回復したのを確認できました。これも仕様通りですね。
旧モデルと比較


右側に配置しているのが旧モデルです。ケースの質感も変わり触り心地が良くなりました。イヤホンの方はバッテリー強化のせいか少し丸みが強くなっています。
| UU2 | UUイヤーカフ | |
| 音質 | ◎ | ○ |
| 装着感 | ○ | ◎ |
| 操作性 | ◎ | ◎ |
| 再生時間 | ◎ | ○ |
| 価格 | ◎ | ◎ |
新しいモデルのため標準価格は1,100円高くなりましたが、それ以上に機能が充実していて価格評価は同等という判断です。かなり良くできているのですが完璧なバージョンアップとまではいかず、個人的に装着感は前モデルの方が良かったかなと感じています。
こんな人におすすめ
- 散歩、家事、軽作業の合間に音楽や音声コンテンツを楽しみたい人
- カフェや静かなオフィスでも音漏れを気にせず使いたい人
- タッチ式の誤操作にうんざりしている人
- 長時間再生できるイヤホンを探している人
- イヤーカフ型のコスパ最強を探している人
逆に満員電車での音楽鑑賞がメインの方や、重低音をガッツリ浴びたい方にはオープン型自体が向いていないので、カナル型の検討をおすすめします。
まとめ
SOUNDPEATS UU2イヤーカフイヤホンは、”ながら聴き”を主軸にする人にとって、現時点でかなり強い選択肢です。コスパで評価すれば文句なしの1位。セール価格で6,000円台でこの完成度はちょっと反則レベルの仕上がりだと感じています。実測11時間超のバッテリー、想像以上に効くプライバシーモード、確実な物理ボタンと、日常使いで効いてくるポイントがしっかり押さえられています。
装着感の湾曲だけはもう少し深い方が個人的には好みですが、これは人によるところ。それを差し引いても、この価格でこの機能・音質が手に入るなら満点に近い評価を付けられる一台です。
頻繁にセールも行われているので、気になった方はAmazon商品ページで最新価格をチェックしてみてください。

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