モトローラ「moto e7 power」は、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載したライトユーザー向けSIMフリースマホ。サイドキーからGoogleアシスタントを素早く起動できるのも特徴。
moto e7 power スペック
カラー | タヒチブルー コーラルレッド |
OS | Android 10.0 |
CPU | MediaTek Helio G25オクタコアプロセッサー |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 6.5インチ IPS液晶 1,600 x720 (HD+) 20:9 |
アウトカメラ | 1300万画素メイン(f/2,1.12um) 200万画素マクロ(f/2.4,1.75um) |
インカメラ | 500万画素(f/2.2、1.12um) |
サイズ | 高さ:165.06mm 幅:75.86mm 厚さ:9.2mm(最薄部) |
質量 | 約200g |
バッテリー | 5,000mAh USB Type-C 10W 充電器同梱 |
ネットワーク | 4G:LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41 3G:W-CDMA B1/B2/B5/B8 2G:GSM 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth® 5.0 |
SIMスロット | nanoSIM×2 DSDV対応 microSDカード排他利用(最大512GB) |
NFC | 非搭載 |
おサイフケータイ | 非搭載 |
生体認証 | 指紋 |
センサー | GPS、AGPS、Glonass、Galileo 指紋認証 加速度計 近接センサー 環境照度センサー |
主な付属品 | チャージャー USB Type-C ケーブル ヘッドセット SIM取り出しピン クイックスタートガイド LG(法令/安全/規制) |
moto e7 power 外観レビュー
アスペクト比20:9の6.5インチ大画面ノッチ型ディスプレイ。インカメラは500万画素。
背面には、デュアルカメラとフラッシュライト、指紋センサー、下部にスピーカーを搭載。カラーは、つや消しで指紋が目立たないコーラルレッド。他にタヒチブルーもある。
右側面に、電源ボタン、音量調節ボタン、Googleアシスタントボタン。
左側面にはSIMスロットのみ。
上部に、イヤホンジャック。通知や充電時に光るのLEDインジケーターも搭載している。
下部に、マイク穴、USB Type-C。低価格モデルでも、向きを気にしなくていい USB Type-C を搭載しているのはありがたい。
付属品は、ヘッドセット、10W充電器、USB Type-Cケーブル、SIM取り出しピン、LG(法令/安全/規制)、クイックスタートガイド。クリアケースや保護フィルムは付属していないので、別途購入する必要はある。
moto e7 power ベンチマーク
AnTuTu Benchmark を試してみたが、最後まで実装できずスコアの計測はできなかった。同じCPUを搭載している moto e7 のスコアは、111144だったので参考に。
moto e7 power バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life の計測結果は、15時間11分。電池残量20%までの駆動時間は、12時間48分ほど。たくさん使う人でも十分持ってくれそうだ。
充電時間の計測
同梱しているのは、10Wの充電器。電池残量15%に減らした状態から充電速度を計測してみました。30分で21%前後の充電ができるようです。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 37% | 22% | +22% |
1時間 | 58% | 43% | +21% |
1時間30分 | 79% | 64% | +21% |
2時間 | 93% | 78% | +14% |
※別の充電器で Type-C to Type-C のUSBケーブルで試してみたところ充電できなかった。純正品以外を使用するときは自己責任で。
リバースチャージ対応
リバースチャージにも対応しているが、Type-C to Type-C のUSBケーブルでは反応してくれないようで少し使いづらい。iPhoneにつないだときには電源ボタンを押すことで充電が開始した。
Googleアシスタント専用ボタン搭載
右側面の上部に、電源や音量ボタンとは別の物理キーを搭載。このボタンを押すことで、いつでもGoogleアシスタントを素早く起動できる。音声アシスタントたくさん使う人には便利な機能。これは専用ボタンとなり、他の機能を割り当てたりオンオフの切り替え設定もない。スリープ状態からでも起動できるのは便利だけれど、誤動作には注意したいところ。
その他の使い方などは moto e7 と同じなので別記事を参考に。
moto e7 power カメラ機能
1,300万画素メインカメラ(中央)と、200万画素マクロカメラ(上部)のデュアルカメラシステム。下にフラッシュライト。
通常撮影モードから、2本指でピンチアウトすると最大8倍までのズームが可能。カメラモードは左から、マクロ、ぼかし、写真、手動、ビデオ、パノラマ。上部の顔アイコンをオンにすると補正モードを適用できる。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真サイズ | 13MP(4:3)● 4160×3120 10MP(1:1) 3120×3120 8MP(16:9) 3840×2160 | 5MP(4:3)● 2560×1920 4MP(1:1) 1920×1920 4MP(16:9) 2560×1440 |
ビデオサイズ | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 |
マクロ | 2MP(4:3) 1600×1200 | ー |
ズーム | 最大8倍 マクロは4倍まで | 最大4倍 |
カメラモード | ぼかし パノラマ 美顔補正 | ぼかし 美顔補正 |
●は初期値
楽天モバイルやDSDSの動作確認
SIMスロットは、nanoSIM×2 の DSDV対応モデル。SIMを2枚入れるとmicroSDカードは使えない。楽天モバイルを試してみたところ、現状では対応していないようです。ドコモのガラケー(FOMA)SIMは着信できたので、DSDSの動作は確認済み。
ゲームの動作確認
ゲームアプリを試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOのAR+は非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には対応していないため、AR+のモードでは遊ぶことはできない。メモリ容量が少ないため他のアプリを閉じてから起動するのが良さそう。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中、ロビーの設定は省略されている。遊べなくはないが、ローディングは遅いしストレージを圧迫するので容量の大きいゲームはおすすめはしない。
まとめ
moto e7 power は、長時間利用できるライトユーザー向けのSIMフリースマホ。メモリが2GBしかないため多くの作業をこなすのには向かない。Googleアシスタントを素早く起動できる専用ボタンを搭載しているので、音声アシスタントをたくさん使う人に便利なスマホ。
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