モトローラ「moto e7」は、アシスタントキーを搭載した格安のSIMフリースマホ。性能は高くないライトユーザー向けモデルになるが、デザイン性は良くチープさは感じない。
moto e7 スペック
カラー | ミネラルグレイ サテンコーラル |
OS | Android 10.0 |
CPU | MediaTek Helio G25オクタコアプロセッサー |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.5インチ IPS液晶 1,600 x720 (HD+) 20:9 |
アウトカメラ | 4800万画素メイン (f/1.7, アウトプット1.6um) 200万画素マクロ(f/2.4,1.75um) |
インカメラ | 500万画素(f/2.2、1.12um) |
サイズ | 高さ:164.93mm 幅:75.73mm 厚さ:8.89mm(最薄部) |
質量 | 約180g |
バッテリー | 4,000mAh USB Type-C 5W 充電器同梱 |
ネットワーク | LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41 W-CDMA B1/B2/B5/B8 GSM 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth® 5.0 |
SIMスロット | nanoSIM×2 DSDV対応 microSDカード排他利用(最大512GB) |
NFC | 非搭載 |
おサイフケータイ | 非搭載 |
生体認証 | 指紋 |
センサー | GPS、AGPS、Glonass、Galileo 指紋認証 加速度計 近接センサー 環境照度センサー |
主な付属品 | チャージャー USB Type-C ケーブル ヘッドセット SIM取り出しピン クイックスタートガイド LG(法令/安全/規制) |
moto e7 外観レビュー
アスペクト比20:9の6.5インチ大画面ノッチ型ディスプレイ。インカメラは800万画素。
背面には、指紋センサーと2眼カメラにフラッシュ、下部にスピーカーを搭載。
材質はプラスティックだけれど、ライン加工の入ったデザインで見た目は良い。指紋が付きにくく、手触りが良いのもメリット。
右側面には、電源ボタンと音量調節ボタン。
左側面に、SIMスロットとGoogleアシスタントボタン。
上部に、イヤホンジャック。通知や充電時に光るのLEDインジケーターも搭載している。
下部に、マイク穴、USB Type-C。低価格モデルでも、向きを気にしなくていい USB Type-C を搭載しているのはありがたい。
付属品は、ヘッドセット、5W充電器、USB Type-Cケーブル、SIM取り出しピン、LG(法令/安全/規制)、クイックスタートガイド。クリアケースや保護フィルムは付属していないので、別途購入する必要はある。
moto e7 ベンチマーク
AnTuTu Benchmark(V8.5.6)のスコアは、111144という結果。moto e6s と比較すると、CPU性能に大きな違いはないが、GPU性能は高いようです。
moto e7 バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life の計測結果は、11時間6分。電池残量20%までの駆動時間は、9時間30分ほど。通常の使い方をするなら電池持ちは十分。
充電速度を計測
同梱しているのは、5Wの充電器。電池残量15%に減らした状態から充電速度を計測してみました。30分で15%~16%の充電ができるようです。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 30% | 15% | +15% |
1時間 | 46% | 31% | +16% |
1時間30分 | 62% | 47% | +16% |
2時間 | 77% | 62% | +16% |
2時間30分 | 92% | 77% | +15% |
充電は10Wにも対応しているようなので、もう少し速い充電を望むなら別途購入するのも良いかもしれない。ただし、Type-C to Type-C のUSBケーブルで試してみたところ充電できなかった。純正品以外を使用するときは自己責任で。
リバースチャージ対応
リバースチャージにも対応しているが、Type-C to Type-C のUSBケーブルでは反応してくれないようで少し使いづらい。iPhoneにつないだときには電源ボタンを押すことで充電が開始した。
Googleアシスタント専用ボタン搭載
左側面には、電源や音量ボタンとは別の物理キーがあり、いつでもGoogleアシスタントを起動できる。音声アシスタントをたくさん使う人には便利な機能。これは専用ボタンとなり、他の機能を割り当てたりオンオフの切り替え設定もない。スリープ状態からでも起動できるのは便利だけれど、誤動作には注意したいところ。
その他の使い方などは別記事でまとめてあるので参考に。
moto e7 カメラ機能
4,800万画素メインセンサーと200万画素マクロカメラを搭載したデュアルカメラシステム。右下はフラッシュライト。
通常撮影モードから、2本指でピンチアウトすると最大8倍までのズームが可能。カメラモードは左から、マクロ、ぼかし、ナイトビジョン、写真、手動、ビデオ、パノラマ。上部の顔アイコンをオンにすると補正モードを適用できる。
アウトカメラ | インカメラ | |
写真サイズ | 4:3(12MP)48MP / Quad Pixel ● 4000×3000 1:1(9MP)36MP / Quad Pixel 3000×3000 16:9(8MP)32MP / Quad Pixel 3840×2160 | 4:3(5MP)● 2560×1920 1:1(4MP) 1920×1920 16:9(4MP) 2560×1440 |
ビデオサイズ | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 | FHD 1920×1080 ● HD 1280×720 |
マクロ | 4:3(2MP) 1600×1200 | ー |
ズーム | 最大8倍 マクロは4倍まで | 最大4倍 |
カメラモード | ぼかし ナイトビジョン パノラマ 美顔補正 | ぼかし 美顔補正 |
●は初期値
楽天モバイルやDSDSの動作確認
SIMスロットは、nanoSIM×2 の DSDV対応モデル。SIMを2枚入れるとmicroSDカードは使えない。楽天モバイルを試してみたところ、現状では対応していないようです。ドコモのガラケー(FOMA)SIMは着信できたので、DSDSの動作は確認済み。
ゲームの動作確認
ゲームアプリを試してみました。アップデート等で仕様が変更になる可能性もあるので参考程度に。
ポケモンGOのAR+は非対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)には対応していないため、AR+のモードでは遊ぶことはできない。
PUBGの初期設定
PUBGの初期設定は、グラフィックのクオリティはスムーズ、フレーム設定は中になっていた。多くを求めなければ、画面が大きくそこそこ遊べそうです。
まとめ
モトローラ「moto e7」は、デザイン性の良いライトユーザー向けSIMフリースマホ。サイドボタンで、Googleアシスタントを素早く起動できるのも特徴。音声アシスタント機能を多用する人には便利に使える。
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