FREETELのSAMURAI 麗(REI)では、microSIMとnanoSIMの2枚のSIMが入る。スロット2ではmicroSDカードと共通になっているため注意が必要だ。
SIMカードのサイズに注意
SIMピンを差すとスロットを取り出せる。奥側がmicroSIM対応のスロット1、手前側がnanoSIMとmicroSDカードに対応したスロット2となる。nanoサイズのSIMしかない場合にはスロット2を使用してしまうため、microSDカードが使えなくなってしまう。麗(REI)で利用するSIMをこれから契約しようというのならmicroサイズのSIMにしておいた方が良いだろう。
SIMアダプタを使うのは少し怖い
SIMアダプタを使うことで、nanoサイズのSIMをmicroサイズとして使うことができる。microサイズに対応させスロット1にSIMを入れれば、スロット2でmicroSDカードの利用が可能になる。
しかしSIMの向きが下向きになっているため、挿入しようとするとSIMアダプタから落ちてしまう。そこで2枚同時に入れようとするのではなく、1枚づつ順番に入れる必要がありそうだ。
本体を反対側にし、SIMが落ちない位置まで差し込み、本体の向きを元に戻す。
その状態で、スロット2の位置にmicroSDカードが入れば、そのまま挿入できる。SIMアダプタを使うことで、nanoSIMとmicroSDカードの両方を使うことが可能になった。しかしSIMアダプタがずれていたりすると、中のピンに引っ掛かり壊してしまう恐れもあるので、あくまでも自己責任で。
麗(REI)のストレージの空きは25GB
麗(REI)のストレージはカタログスペックで32GBを記載がある。しかしシステムである程度使うので、実際にはそれほど使えない。電源を入れてからアプリを追加していない初期状態で、25GBちょっとの空きがあるのを確認できた。個人的には25GBあれば十分使える、SIMの差し替えを頻繁に行いそうなので、microSDカードの利用を控えようと思う。スロットを壊しかねないリスクを回避したいからだ。使っていくうちに写真などのデータが溜まってしまうことも考えられるが、GoogleフォトやDropboxなどのクラウドを利用すればよいだけの話。
4Gが繋がらないときの対処法
今回、麗(REI)にはDMMモバイルのSIMを入れて試してみた。挿入したSIMを自動で認識してくれるようで、APN設定を切り替える必要はなかった。通常のAPNはdmm.comだが、自分のSIMは2015年6月16日13時30分以前の契約でvmobile.jpとなり、bb.exciteで接続されている。しかし、アンテナのところの表記は3Gと表示されるだけで速度も出ない。4Gに繋がらないとうい現象が起きた。モバイルデータのON・OFF、機内モードに切り替えたり、端末の再起動をしても症状は直らない。
APN設定の問題ではなく、モバイルネットワーク設定の優先ネットワークタイプを、一度3Gにしてから4Gに戻してみたところ、アンテナの隣に4G表記がされ速度も出るようになった。同じ症状が出た人がいるか後から調べてみると、前のSAMURAIシリーズのMIYABIでもSIMにより同じ現象が起こっていたようだ。3Gはすぐに繋がるが、4Gを掴むのに3分~12分もの時間がかかる。試しに初期設定に戻してみたところ、何もしなくても12分ほどで4Gが繋がった。頬っておけば繋がることが分かったものの、繋がりにくいSIMがあった場合には優先ネットワークタイプを変更する時間短縮を覚えておくのも良いだろう。
まとめ
麗(REI)でmicroSDカードを使いたい場合には、nanoSIMと一緒には使えない。SIMアダプタを使えば両方一緒に使うことは可能だが、破損してしまうリスクがあるのであまりおすすめはしない。これから新規でSIMを契約するときには、microサイズを注文するのが良い。既にnanoSIMがある場合には事務手数料がかかるもののmicroSIMに交換してもらうほうが良いだろう。またSIMにより4Gを掴みにくい現象が起こることがある。設定してから初めの数分間だけで、一度繋がれば後は気にすることはない。しかし、優先ネットワークタイプを変更することで時間短縮ができるのは覚えておいても損はないだろう。
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