500MBまで0円で使えるSo-netの「0 SIM」を導入して1か月ったったので、どのくらいのデータ通信量を使ったのか調べてみることにした。
前月のデータ使用量を調べる
前月のデータ使用量を調べるには、データ使用周期を前月分に合わせる。日付の範囲が1日~31日になっていない場合には、日付のプルダウンメニューの一番下にあるデータ使用周期を変更から設定する。
データ周期のリセット日で、毎月のリセット日を1日に変更し確定すると1日~31日までのデータ使用周期になっているはず。使用しているのはXperia Z3 compactで、Androidバージョンは5.02。
データ周期を前月に合わせると、右側に使用したモバイルデータ通信量が表示され、どのように使われていたかをグラフで確認できる。先月1か月のモバイルデータ使用量は301MBになり、「0 SIM」の追加料金は発生しない模様。完全に0円で運用できたようだ。
下にスクロールしていくと度のアプリでどれくらいデータ通信をしたかを確認することができる。一番使っているのがGoogle Play ストアで61.53MBとなる。アプリのアップデートはいつもWi-Fiで行っていたと思うので、アプリを探したときやWeb閲覧をしていたときに広告をクリックして誘導された分が予想される。次にブラウザで51.39MBで、少し検索をするので利用した。3位が通話アプリのZoiperで45.73MB、レビュー用にいろいろ試していて少し多めに使っていたようだ。
Wi-Fi利用時の通信量を調べる
スマートフォンを使っていて300MBで収まるはずがない、Wi-Fi環境で使っていることが多いからだ。Wi-Fi利用時の通信量履歴を見るには、右上のメニューから「Wi-Fiの使用状況を表示」で確認できる。
「Wi-Fiの使用状況を表示」を有効にすると、上部に「モバイル」「Wi-Fi」と表示されるようになり切替てそれぞれを確認できるようになる。期間が多少ずれているが782MBほど利用していたようだ。Wi-Fiを利用していなければ1GBを超えた料金が請求されただろう。
スクロールをしてアプリの使用状況を確認すると、Google Play ストアだけで503MBも使用していた。アプリのアップデートは頻繁にあるので、Wi-Fi環境がない人は使っていないものは削除しておいた方が良さそう。次に電子書籍の楽天Koboで92.48MB、ブラウザで86.63MBとなっていた。ドコモのアプリやSONYのアプリなど初めから入っていて、使わないのに削除もできないアプリが多いのは考えものだ。
Wi-Fi環境がないと「0 SIM」は向かない
自分の場合は他の端末もあり、Xperia Z3 compactの主な使い方は通話とおサイフケータイとして使っているため使用頻度はそれほどない。それでもアプリのアップデート頻度が多く、Wi-Fiとの合計で1GB以上になってしまった。「0 SIM」で通信費用を抑えたいなら、Wi-Fiがない環境での運用は避けた方が良いかもしれない。
「0 SIM」を使ってみて感じたこと
複数の端末で受信するメッセージアプリを使っていると、「0 SIM」が入っているXperia Z3 compactだけ遅延するような気がする。他の端末ではほぼリアルタイムで着信音が鳴るものだが、反応がいまいち良くないと感じた。DMMモバイルのSIMで運用していたときには感じなかったことで、「0 SIM」に切り替えてからの現象になり端末の設定も変えていない。もしかしたら他のSIMとは違い、0円でも運用できるように何らかの通信制限があるのかもしれない。※確定情報ではなく、あくまでも個人的な意見。
まとめ
主にWi-Fi環境下で使用することが多い人は、「0 SIM」を入れればスマホ利用料を0円で運用できそうだ。アプリのアップデートは「Wi-Fi接続時のみアプリを自動更新する」の設定にしておくこと。「0 SIM」は複数台持っている人にはかなり便利な格安SIM、スマホゲームの協力プレイなどのためにサブ機に入れて使うのもありかもしれない。
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