ROG Phone 3 のバッテリー性能を検証してみました。6,000mAhの大容量バッテリーに、30Wの急速充電は快適だ。
ROG Phone 3 バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life の計測結果は、19時間54分もの長時間駆動。電池残量20%までは、16時間48分ほどだった。これだけ持ってくれれば思う存分遊ぶことができる。
この計測時間は、ゲームのパフォーマンスを上げる Xモードはオフ。端末を冷却できる AeroActive Cooler 3 は装着しないで計測しています。通常のスマートフォンとしてどれだけ持つのか他機種との参考に。
ROG Phone 3 急速充電の速度
付属の充電器は30Wで、Quick Charge 4.0 の急速充電に対応しています。電池残量を15%まで減らした状態から、どれくらいの充電速度か計測してみました。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 15% | 0% | 0% |
30分 | 55% | 40% | +40% |
1時間 | 89% | 74% | +34% |
1時間30分 | 97% | 82% | +8% |
初めの30分で、約40%も充電できました。バッテリー容量は6,000mAhもあるので、2,400mAh分も充電できたことになります。後半はバッテリーに負荷をかけないようにゆっくりになるので、ほぼ使い切ったとしても1時間も充電すれば十分かもしれない。大容量バッテリーでこれだけの充電速度はかなり快適。
下部と側面の2か所から充電可能
ROG Phone 3 の充電可能な端子を2つ搭載している。端末下部に1つと、側面のサイドマウントポートからも充電可能。この端子は、AeroActive Cooler 3 などのアクセサリーを接続するためのものでもあり、横持ちのゲームをするときでもサイドマウントポートから充電すれば邪魔にならないというメリットもある。
※端末の下部と、サイドマウントポートを同時に接続した場合には、サイドマウントコネクターが優先されます。
リバース充電にも対応
ROG Phone 3 をモバイルバッテリーのように使うリバース充電にも対応している。他のスマホやワイヤレスイヤホンなどの機器に、OTGケーブルでつなぐと充電ができる便利な機能です。付属のUSBケーブルは、Type-C To Type-C なので、そのまま他の機器とつなげば充電できます。また、OTGに対応した Type-C To Lightning のケーブルがあれば、iPhoneの充電も可能。普段使いは iPhoneで、ゲーム兼モバイルバッテリーとして ROG Phone 3 という贅沢な使い方もありかもしれない。
長時間のゲームプレイが可能
黒い砂漠を遊んだ時に、どのくらい電力を消費するか試してみました。計測した状態は、ゲームのパフォーマンスを上げる「Xモード」はオフで、冷却クーラー「AeroActive Cooler 3」も付けない通常稼働。オート狩りを1時間してみると、電池残量が6%だけしか減少しなかった。他のスマートフォンでは10%以上は減ってしまうので、比較するとゲームプレイ時間はかなり長く遊べる。
AeroActive Cooler 3 装着時の消費電力
外付けの冷却クーラー「AeroActive Cooler 3」を装着したときの消費電力はどのくらいか、黒い砂漠で試してみました。ここでは、「Xモード」はオン、パフォーマンスはレベル2で計測。オート狩りを1時間してみると、電池残量は11%減少した。さすがに消費電力は増えているけど、それでも十分な時間を遊ぶことができそうだ。
バッテリーの劣化を防ぐ機能
設定→電池→PowerMaster→バッテリーケアには、バッテリーの劣化を防ぐ機能が備わっている。低速充電を使用すると、バッテリーの発熱やエネルギー消費を軽減。予約充電では充電完了時間を設定し、満充電になる時間を短くすることで劣化を最小限に抑えてくれる。それに充電制限を低く設定することで、電池の寿命を長くもできる。安い端末ではないため、長期間使えるような機能が備わっているのはありがたい。
まとめ
ROG Phone 3 は、6,000mAhの大容量バッテリーを搭載していて長時間駆動が可能。さらに急速充電も快適で、電池切れに悩むことはなさそうだ。ゲームを途中でやめられないときには、サイドマウントポートから充電もできるし、バッテリーケア機能があるのも便利。
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使い方などは別記事を参考に。
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