OPPO A5 2020 が ColorOS 7 にアップデートされました。使い方や ColorOS 6 からの変更点などを解説します。
ColorOS 6 の使い方
これから ColorOS 6 から変更されたところを中心に解説していくため、重複しているところは省いています。初期設定などは以前の記事を参考に。
Wi-Fi QRコード
設定→Wi-Fi→接続しているWi-Fiの右側「i」から→Wi-Fi QRコード→指紋認証をするとQRコードが表示される。これは、他のスマホを接続したいとき、このQRコードを読み込むとWi-Fiの設定を自動で接続してくれる機能です。パスワード入力の手間が省けるので知っておくと便利に使える。
※Android 10 から導入された機能になります。読み込む側は iPhone やAndroid 9 以下のスマホでも、QRコードが読み込めれば設定できるかと思います。
通知の削除方向の変更
設定→通知とステータスバー→スワイプで削除で、左にスワイプと右にスワイプの選択が可能。ColorOS 6 では右にスワイプで削除だったと思います。アップデート後、左にスワイプに変更されていたので、慣れている方に変更しておくと良いかも。
ダークモード
設定→ディスプレイと輝度→ダークモードをオンにすると、白と黒が反転した目に優しいモードになる。人によっては見にくいという人もいるかもしれないが、消費電力も多少は少なくなると思うので個人的にはおすすめ。常にオンだけでなく、時間を指定して自動的に有効化することも可能。また、システム以外のアプリでも、サードパーティアプリ用ダークモードからオンに切り替えて、対応できるか試してみると良いだろう。
ブルーライトカットモード
設定→ディスプレイと輝度→アイケア→アイコンフォートが、ブルーライトをカットしてくれる視力保護モードになる。ColorOS 6 では、夜間シールドと表記されていた。また、Android 10 になってダークモードが適用されたことにより、夜間のアイケアは削除されたようです。
シンプルモード追加
設定→待ち受け画面&ロック画面マガジン→ホーム画面モードにシンプルモードが追加されています。適用するとアプリアイコンや文字が大きくなり、シニアにも扱いやすいモードになる。
ホーム画面のスワイプダウン
設定→待ち受け画面&ロック画面マガジン→ホーム画面のスワイプダウンで、検索と通知センターの切り替えができます。個人的には検索はあまり使わないので、通知センターにしました。アップデートされてから反応位置が変わったような気もするので、通知センターを開こうとして検索が出てしまった人は変更しても良いかと思います。
通知音の確認
設定→サウンドとバイブ→デフォルトの通知音を確認しておくこと。アップデートで音の変更があったようです。あらかじめ違う音に変更していた場合にはそのままかも。
スクリーンショットのサウンド
設定→サウンドとバイブ→スクリーンショットのサウンドをオンオフできるようになりました。カメラで撮影しているのと勘違いされることもあるのでオフにしておくと良いかも。※設定→その他の設定→スクリーンショットでも変更可能。
スマートアシスタント
設定→スマートサービス→スマートアシスタントをオンにしていた人は、スマートアシスタントの表記が変わっているので確認しておくこと。スマートアシスタントを開いて右上の設定からカスタマイズできます。
スマートサイドバー
設定→便利ツール→スマートサイドバーも確認しておくこと。ColorOS 7 になってより使いやすくなりました。スマートサイドバーには最大20個のアプリを追加でき縦スクロールに、フローティングバーは簡単に移動しないように改善されている。
スマートサイドバーに追加している一部のアプリは、フローティングバルブとして常駐できるようになりました。フローティング表示された上部にある左側の丸いアイコンをタップすると、切り替わります。位置も自由に移動でき、数秒後には端に半分隠れてくれる仕様。スマートサイドバーのアイコンの左下に四角マークがあるアプリは、フローティングバルブに対応しているようです。
ジェスチャーとモーション
設定→便利ツール→ジェスチャーとモーションは、特に変更点はないようですが表記が改善されています。日本語がより理解しやすくなったと思うので確認してみてください。
緊急速報の設定と履歴
設定→セキュリティ→緊急速報の設定と緊急速報の履歴があります。ColorOS 6 とは場所が変わっているので予備知識として知っておいてください。
スクリーンショット
設定→その他の設定→スクリーンショットに、いろいろな設定がまとめられています。ロングスクリーンショットのジェスチャ操作などもあるので確認してみてください。ただ個人的には、プレビューウィンドウから操作したほうが確実でやりやすいかな。
画面録画
設定→その他の設定→画面録画があります。ColorOS 6 から場所が変わり、機能も追加されているので確認してみてください。
ゲームスペース
ゲームスペースに追加したアプリは、スマートサイドバーが無効化されるようになりました。それに代わりゲームアシスタントを表示するときは、上部左もしくは上部右から内側にスワイプする。ゲーミングスマホと似たような仕様に改善されたようです。自動再生の機能もそのまま残っています。
画面分割
設定→画面分割にやり方がまとめてあります。スマートサイドバーからドラックアンドドロップにも対応しているので確認してみてください。
HeyTapクラウド
HeyTapクラウドは、無料で5GB使えるクラウドストレージ。アップグレードから容量の多い有料プランの選択もできます。個人的には特に魅力を感じないので、Googleのサービスだけで十分な気がする。
※無料枠が終了するとのアナウンスがありました。
HeyTapクラウドサービスは、5GB の無料ストレージサービスを 2022 年 2 月中旬以降に終了いたします。現在、無料のストレージプランをご利用のお客様は、以下に記載する新規アップロードによるサービスのご利用ができなくなります:バックアップ機能による新規データのクラウドへのアップロード,クラウド同期機能による写真、レコーダー、またはプライベートフォルダの新規データのアップロード,クラウドへの新規データのアップロード。連絡先、ブックマーク、Wi-Fi 設定データのクラウドとの同期や、HeyTapクラウドに保存されたデータの確認、ダウンロードは引き続きご利用いただけます。
https://cloud.heytap.com/notice.html
Soloop
ColorOS 7 にアップデートすると、Soloop というアプリが追加されます。ショートムービーを作成できるアプリで、撮影データを A.I. が識別し素材として自動的に分類してくれるようです。
カメラの使い方
カメラの使い方が少し変わりました。ColorOS 6 の時にあった右側のハンバーガーメニューが廃止。その他に、エキスパート、ステッカー、Google Lens、パノラマ、タイムラプス、スローモーションがまとまっています。広角撮影の方法は「1x」の左側をタップ、右側は2倍と5倍のズーム。
QRコードの撮影方法
QRコードの撮影方法はGoogleレンズを使います。カメラを起動したときにその他から選択、もしくはGoogleアシスタントを起動してGoogleレンズのアイコンをタップ。
不具合があったときの対処方法
不具合があるときにはとりあえず再起動をしてみること。それでもダメなときには、システム設定のみリセットするを試してみてください。完全初期化とは違い、アプリなどは残したままシステム設定だけをリセットする方法です。
設定→その他の設定→バックアップとリセット→すべてのデータを消去(出荷時リセット)→システム設定のみリセット
人によっていろんなアプリを入れていたり使い方が様々なため、不具合は特定するのが難しいです。システム設定のみリセットすることで改善する可能性が高いので試してみてください。
まとめ
ColorOS 7 のアップデートすると、設定の項目や使い方などが変わるので少し戸惑うかもしれません。慣れてしまえば ColorOS 6 よりも使いやすいので、解説した変更点や使い方を参考にしてみてください。
本体スペック等はレビュー記事を参考に。
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