
Redmi Note 9S の初期設定から変更したところと、知っておきたい便利な使い方をいくつか紹介します。これから購入を検討している人も、どんな機能があるか参考にしてみてください。
システムアップデート

楽天回線で利用するにはシステムアップデートが必要。ただし全ての機能が利用できるわけではなく、6月末頃に配信される更新プログラムで対応するとのこと。
追記:MIUI12にアップデートで機能追加

設定→ディスプレイ→コントロールセンターと通知シェード→新しいコントロールセンターを使用するをオンにすると、コントロールセンターを表示できるようになる。右上から下にスワイプするとコントロールセンターが開き、左上から下にスワイプすると通知シェードが開く。
新しいモデルの Redmi 9T で MIUI 12 バージョンの使い方をまとめました。多少違いはありますが参考に。
持ち上げてスリープ解除

設定→ロック画面→持ち上げてスリープ解除をオンする。顔認証と一緒に設定することで、手に取るだけでロック解除しすぐに使える状態になる。
画面をダブルタップしてスリープ解除
持ち上げてスリープ解除の下に、画面をタップしてスリープを解除がある。オンにすることで、テーブルに置いてある状態でもダブルタップだけでスリープ解除できる機能。時間を確認したいときにも便利に使える。
デフォルトのテーマまたはクラッシックテーマが適用されているときは、ダブルタップして画面をオフにすることができる。ただし、ロック画面のみのようで、ホーム画面では反応しないのが残念なところ。
カメラのショートカット起動

設定→ロック画面→カメラを起動をオンにすると、画面ロック時に”ボリュームダウン”ボタンを2回押しでカメラを起動する。この他に、設定→追加設定のボタンのショートカットにも割り当て可能。
ナイトモードの明るさ調整

設定→ディスプレイ→明るさレベルの自動調整では、一番暗い状態の時の明るさレベルを調整できる。暗いところで上の調節バーを最小にし、ナイトモードの明るさを調整する。
ブルーライトカットモード

設定→ディスプレイ→読書モードをオンにすると、ディスプレイの色を暖色系にして目をリラックスさせる。読書モードの下にある配色でも、少しだけ暖色に設定することもできます。
ダークモード

設定→ディスプレイ→ダークモードをオンにすると、白と黒が反転する。目にも優しいし、電力消費も少なくなると思う。スケジュールで自動設定もできるけれど、常にオンでも良いかも。
ノッチを隠す

設定→ディスプレイ→ノッチとステータスバー→ノッチを隠すで、ステータスバーを隠さずに隠すと、ステータスバーを動かして隠す設定ができる。常に適用したくないなら、ノッチを隠すの下にある個々のアプリのノッチで、アプリごとの設定も可能。
画面の自動回転

設定→ディスプレイ→画面の自動回転は初期設定でオフ。コントロールパネルからもオンオフの切り替えができます。オフのまま画面を横にしても手動回転のアイコンは表示されなかったので、対応していないようです。
スクリーンショット撮影音

設定→サウンドとバイブレーション→追加設定→スクリーンショット撮影音をオフにすることができる。
ヘッドホンのボタン割り当て

設定→サウンドとバイブレーション→サウンドエフェクト→ヘッドフォンのリモートボタンで、音量アップ/ダウンか前の曲/次の曲を選択する。ヘッドホンを接続し、ボタンを割り当てるから対応のボタンを押すと適用される。
ちなみに、Mi サウンドエンハンサーをオンにしてヘッドフォンの種類を選択すると音質を最適化してくれるようだ。Mi インヤー Proを持っていたので設定してみると音質がより良く感じられた。シャオミ製イヤホンを持っているなら試してみると良いかも。
ミュージックアプリでYouTube視聴

ホーム画面にあるミュージックアプリでは、バックグラウンドでYouTubeの視聴ができるようになっている。ログインしなくても使えたので、有料プランではないことを確認しています。少し使いづらいところはあるけれど、これだけでも十分楽しめる。
指紋認識方法

設定→パスワードとセキュリティ→指紋ロック解除→指紋認識方法を、タッチと押すの選択ができます。電源ボタンが指紋センサーなので、誤動作を防ぎたいなら押すに変更しておく。
顔認識のロック解除後

設定→パスワードとセキュリティ→フェイスアンロック→ロック解除後もロック画面に留まるをオフにすれば、スライドして解除する必要がなくなる。持ち上げてスリープを解除をオンにしていれば、手に取るだけで使えるようになって便利。
デュアルアプリ

設定→アプリ→デュアルアプリでアプリを複製することができます。対応しているアプリは、Facebookやメッセージアプリだけでなく、ほとんどのアプリをクローン化できそうな感じ。ゲームアプリも複製できるので、2つのアカウントで遊ぶことも可能だ。

試しにポケモンGOを複製し、違うアカウントでログイン。画面分割して同時にポケモンを捕まえるなんてこともできた。ただし、ログインしにくかったので、すべてのアプリで動作を保証するものではないとは思う。
アプリロック

設定→アプリ→アプリロックで、任意のアプリをロックしたり表示しないようにする隠しアプリ設定ができる。アプリをロックしても顔認証で解除できるため、スムーズに使えるのは便利。
※MIUI12にアップデートすると、コントロールセンターにあるスキャナーアイコンから読み取りができます。
システムナビゲーション

設定→追加設定→全画面表示で、システムナビゲーションをフルスクリーンジェスチャーに変更できる。ナビゲーションバーが表示されないでスッキリするけど、ボタンのショートカット機能が使えなくなるため、ボタンのままの方がおすすめ。ミラーボタンはオンオフを切り替えると、メニューと戻るボタンの配置が換わる。
ちなみに、アプリごとの全画面表示については、設定→ディスプレイ→全画面表示モードでオンオフ。
ボタンのショートカット

設定→追加設定→ボタンのショートカットでは、メニュー、ホーム、戻る、電源ボタンの組み合わせをショートカットとして割り当てることができる。電源+ホームなどは少し使いづらいため、長押しを割り当てるのが良さそう。
クイックボール

設定→追加設定→クイックボールをオンにすると、iPhoneでいうAssistiveTouchのような仮想ボタンを表示できる。場所を自由に移動できるし、3秒操作が行われない場合には脇に隠れてくれるため、邪魔にならないのも便利なところ。また、選択したアプリでのみ非表示にすることも可能。ショートカットの選択は5つのアクションを設定でき、システムの操作だけでなく、任意のアプリも割り当てられる。
片手操作モード

設定→追加設定→片手操作モードをオンにする。ホームボタンを右または左にスワイプすると、画面が小さくなり操作しやすくなる。画面サイズを、4.5インチ、4.0インチ、3.5インチに変更可能。
スピーカーをクリーニング

設定→追加設定→スピーカーをクリーニングをオンにすると、30秒のオーディオを再生しスピーカーをクリーニングする。音で振動させて目詰まりを改善する機能のため、音が出ても良い環境で行うこと。
ゲームターボ

設定→特別な機能→ゲームターボに追加したアプリは、起動したときにパフォーマンスを最適化し、ゲーム専用のツールバーにアクセスできます。

右下の設定から強化されたエクスペリエンスで、ゲーム中のみ機能に制限を掛ける選択もできる。

設定の一番下にある追加設定では、アプリごとのタッチコントロールの設定も可能。

ゲーム専用のツールバーは、左上から右にスワイプして開く。縦向きのゲームの場合は起動しづらい。左上から、スクリーン録画、スクリーンショット、メモリ開放、ブラウザ、Facebook、WhatsApp。右側は、フローティング通知、Wi-Fi、SIMカードの切り替え、キャスト、画面オフ、設定。
画面オフは、バックグラウンドで実行してくれる機能。GalaxyやOPPOにある画面ロックとは違い、電源を切ったのと同じで状態でまったく確認できなくなる。逆に端末のロック解除しないといけないため、他人に操作される心配はないのはメリット。
クイック返信

設定→特別な機能→クイック返信は、いろいろ試してみたけれど機能しているのは不明。WhatsAppやLINEは、もともと通知でクイック返信できるため変化なし。対応していないWeChatでも、クイック返信をオンにしても変わらず使えなかった。もし、使えるアプリがあったらコメントください。
セカンド・スペース

設定→特別な機能→セカンド・スペースは、もう1つのホーム画面を作成できる機能。お互いに影響を与えることがないため、仕事用として使い分けたり、子供に使わせるときなど便利に使える。
よく使うフレーズ

キーボードの入力でロングタップすると、よく使うフレーズを使うことができる。追加や編集ができるため、登録しておくと便利かも。登録したものは Xiaomi Cloud と同期できるようで、違うXiaomiのスマホに乗り換えたときには、同じアカウントでログインすれば引き継げそうだ。
QRコードの撮影方法

QRコードの撮影は、標準のカメラアプリでも読み取ることができます。しかし反応がイマイチよくないため、ツールにあるスキャナーアプリで読み取るのが良さそう。よく使うなら、クイックボールにスキャナーアプリを追加しておくと良いかも。
赤外線リモコンの設定

Mi リモートアプリで、対応している赤外線リモコンを設定できる。追加したい製品を選択すると対応しているメーカーが表示されます。パナソニックのテレビを設定してみたところ、電源と音量の反応を確認するだけで完了した。自宅の照明の設定したかったのだけれど対応していないようで断念。

Miリモートは、ロック画面で右にスワイプするとショートカット起動が表示されます。ただしロック解除が必要なため、あまり使いやすくはない気がする。下にあるアイコンはタップるするとライトが点灯。
データ移行アプリ「Mi Mover」
データ移行アプリの「Mi Mover」も試してみました。簡単で使いやすくできているようです。別記事でまとめてあるので参考に。
まとめ
Redmi Note 9S には、たくさんの便利な機能が搭載されていた。特にデュアルアプリは優秀で、他のスマホにない楽しみ方ができそうだ。ただし、使用したのはメモリが6GBモデルのため、4GBモデルだとメモリ不足になるかも。
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