ROG Phone II は最強ゲーミングスマホというだけあり、ベンチマークスコアは最高点をたたき出した。現状では、これ以上ない最高のスマホになる。
ROG Phone II スペック
カラー | マットブラック(1TB) ブラックグレア(512GB) |
ストレージ | ZS660KL-BK512R12: 512GB (UFS 3.0) ZS660KL-BK1TR12: 1TB (UFS 3.0) |
OS | Android™ 9.0 (ROG UI) |
サイズ | 高さ:170.9mm 幅:77.6mm 厚さ9.4mm |
質量 | 約240g |
バッテリー | 6,000mAh USB Type-C |
ディスプレイ | 6.59型ワイド AMOLEDディスプレイ 解像度 2,340×1,080ドット (フルHD+) グラフィックス機能 Adreno 640 Corning® Gorilla® Glass 6 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 855 Plus (オクタコアCPU) 2.96GHz |
メモリ | 12GB LPDDR4X |
アウトカメラ | 4,800万画素カメラ内蔵 (メインカメラ) 1,300万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ) LEDフラッシュ |
インカメラ | 2,400万画素カメラ内蔵 |
サウンド機能 | サウンド規格:Hi-Res DTS:X™ Ultra スピーカー:デュアルフロントスピーカー内蔵 マイク:クアッドマイク内蔵 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) IEEE802.11ad (周波数帯域:60GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
SIMスロット | nanoSIM×2 microSDカード非対応 |
通信方式 | FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B13/B18/B19/B20/B26/B28/B29/B32/B66 TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B46 キャリアアグリゲーション ZS660KL-BK512R12: 5CA(DL)/2CA(UL) 対応 ZS660KL-BK1TR12: 6CA(DL)/2CA(UL) 対応 W-CDMA:B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19 GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz |
センサー | GPS(GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSサポート) 加速度センサー 電子コンパス 光センサー 近接センサー ジャイロスコープ 指紋センサー(画面内認証) 磁気センサー NFC 超音波センサー |
主な付属品 | USB ACアダプターセット SIMイジェクトピン Aero Case AeroActive Cooler Ⅱ ユーザーマニュアル 製品保証書 |
参考:AUSU Store
ROG Phone II 概観レビュー
6.59インチの大画面には、耐久性の高いゴリラガラス6。デフォルトの壁紙は、Xモードに切り替えると連動して動く仕掛けも面白い。
背面カラーは、512GBのブラックグレア。中央のロゴは、Xモードにすると光る仕様。オフにしたいときや光り方を変更するのは、 Armoury Crateのシステムライトから。
カメラは、4,800マン画素のメインカメラに、1300万画素の広角カメラ。右側の上にあるのがフラッシュライトで、下側は別売りのアーマーケースを装着した時のためのライトギミックのようです。
左側面に、サイドマウントコネクター(48ピン)。AeroActive Cooler II など付属品を取り付ける端子ではあるが、Type-Cを左寄せで挿し込むと充電もできる。
右側面に、マイク穴、電源ボタン、音量調節ボタン。左右に、AirTrigger IIも搭載している。
AirTrigger IIは、ボタンというわけではなく、圧力で反応する仕組み。反応する強さを変えることが可能で、スライド操作にも対応している。
上部にはマイク穴だけ。受話レシーバーがスピーカーにもなり、迫力のあるステレオ音声を楽しめる。インカメラの反対側にLEDインジケーターもしっかり搭載。
下部の両サイドにマイク穴、全部で4つのクアッドマイク、ノイズキャンセリング機能も搭載している。それと、Type-C端子にイヤホンジャックがあり、横持ちのゲームをやるときには、AeroActive Cooler IIにつなぐことで邪魔にならない仕組み。
ROG Phone II 付属品について
付属品は、ユーザーマニュアル、保証書、SIMイジェクトピン、Aero Case、AeroActive Cooler 、USB ACアダプターセット。左上にあるのは、サイドマウントコネクタキャップとフットスタンドが予備を含めて2つずつ。
Aero Case は、カメラ部分と四隅を保護してくれる軽量タイプ。AeroActive Cooler Ⅱ は、オレンジの部分が出るように広げてから装着する。
しっかり装着するとオレンジ部分は隠れる。、ロゴはシステムライトの設定に従い光る仕様。
冷却ファンを使わないときは、サイドコネクタキャップをして塞いでおくこともできる。ただし、付けてみると緩かったので、なくしやすいかもしれない。
AeroActive Cooler Ⅱ には、Type-C端子とイヤホンジャックが搭載しているため、横向きでゲームをするときに邪魔にならずに充電やイヤホンを接続することが可能。フットスタンドはフィルムをはがして張り付ける。
フットレストを張り付けると、AeroActive Cooler Ⅱをスタンド代わりとしても使うことができる。ただし、直立するだけで柔軟に動かすことはできない。
ROG Phone II ベンチマーク
AnTuTu Benchmarkのベンチマークは、493710というスコア。これは初期設定のまま何もしない状態での計測結果。
次にArmoury Crateに追加し、Xモードで超上級にチューニングしてから計測してみると、494179という結果。スコア的には少しだけしか変わらなかった。
さらに、ハードチューニングでMAXの設定にして計測してみたところ、ランクに登録されている ROG Phone II のスコアを超える 499704という数値をたたき出した。ランクを見ても分かるように、今あるスマホの中で性能が一番高いのは ROG Phone II になるようです。
ROG Phone II バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life でテストでは、21時間10分という結果。6.59インチの大画面でも、6,000mAhの大容量バッテリーを搭載して、これだけの長時間駆動を実現している。急速充電も快適で、充電速度なども計測してみたので別記事も参考に。
ROG Phone II の使い方
ゲームに特化している機能や普通のスマホとして使える機能など、初期設定と使い方などは別記事で詳しく解説しているので参考に。
ROG Phone II カメラ性能
アウトカメラの性能は、ZenFone 6 と同様になるようです。幸楽苑の10円ラーメンを撮影してみると、左上にホークとナイフのアイコンで食事であると認識。AIシーン認識により、撮影モードを自動で調整してくれます。広角にするときは、山のアイコンを切り替えて撮影。
通常では、全体が入らない撮影でも。
広角にすることで、かなり広範囲をカバーきます。全体をとらえたいときには立ち位置を変えることなく便利に撮影ができます。
カメラの細かな性能については、別記事で表にしてあるので参考に。
DSDSの動作確認
SIMスロットはnanoSIM×2で、DSDVに対応している。microSDカードは非対応となるが、ストレージ容量は512GBもしくは1TBの大容量のため必要ないかも。
ドコモのガラケーSIM(FOMA)と 楽天モバイルのSIMでDSDSでの動作確認もしてみました。2枚のSIMで着信することができたので、動作は問題ないようです。
ゲームの動作確認
ゲームアプリは、自動的にArmoury Crateで管理できるようになります。ゲームリスト内場合は、手動での追加も可能。
ポケモンGOはAR+に対応
Google Play 開発者サービス(AR)(旧ARCore)に対応しているため、AR+で遊ぶことも可能。ポケモンGOプラスの動作も確認済み。電池持ちが良く長時間遊ぶことができるけど、重さがあるので片手持ちを長時間するのはしんどいかも。
ドラクエウォークはロックタッチモードで省電力
ドラクエウォークは、Game Genie のロックタッチモードを使うことで画面を暗くしたまま動かすことができる。ゲーム内機能のバッテリーセーバーを有効にできないときでも、省電力化できるのは便利。
黒い砂漠でバッテリー検証
黒い砂漠は初期設定で、グラフィックが品質優先となった。この設定のまま1時間連続でプレイしてみると、バッテリー残量が10%減少。さらに冷却ファンを装着して1時間検証してみると、13%の減少を確認。ただし、大容量バッテリーだと1%のふり幅は大きいため参考程度に。
PUBGは最高設定でも録画やライブ配信が余裕
PUBGの初期設定は HD画質、グラフィックのクオリティはHD、フレーム設定は高。グラフィック設定を、HDRと極限にしても快適にプレイできる。高設定のままでも録画やライブ配信まで、まったく問題なくできた。また、AirTriggersを設定することで、狙いながら射撃の動作がしやすくなるのでおすすめ。
まとめ
ROG Phone II は、ベンチマークスコアを見ても分かるように、モンスタースペックの最強ゲーミングスマホ。さらに、専用コントローラーとなる ROG Kunai Core Gamepad や、2画面で使える TwinView Dock II などの付属品も充実している。本体と3点セットが数量限定で販売されているので、在庫状況は AUSU Storeで確認してみてください。
ROG Phone IIの格安スマホセット:OCNモバイルONE
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