ROG Phone II の初期設定から変更したところと、知っておきたい便利な使い方を紹介します。まだ購入前という人も、どんな機能があるか参考にしてみてください。
ボリュームの同期
設定→サウンド、バイブレーションにボリュームの同期があります。初期設定ではオンになっていて、これをオフにすると着信音量と通知の音量のレベルを別々に調整できる。一般的なスマホの場合は分けることができないため、ゲームに集中するための配慮だろうか。
マナーモードの設定
設定→サウンド、バイブレーション→マナーモードで細かな設定ができる。音量設定のミュートやバイブレーションだとメディアの音は出てしまうため、着信音とバイブレーションでメディアをオフにすることで対応できます。スケジュールを指定して自動化することもできるため、通勤通学など決まった時間を設定しておくのも良い方法。マナーモード時でも通話の許可設定や、同じ人から3分以内に着信があった場合に許可する設定もあります。
バイブレーションの設定
設定→サウンド、バイブレーション→バイブレーションで強さやパターンを変えることもできます。バイブレーションの強さは、着信電話、通知、タップ操作時のバイブで、それぞれ強さの指定ができる。バイブレーションのパターンは13種類の中から選べるようになっています。
バッテリーケア
設定→電池→PowerMaster→バッテリーケアは、指定した時間に100%になるように自動調節してくれる機能。満充電の状態が長く続くと、バッテリーの早期劣化の原因になることがあるため、バッテリーケアは設定しておいた方が良さそうです。
ブルーライトカット
設定→ディスプレイ→読書灯をオンにするとブルーライトをカットした視力保護モードになります。もしくは、設定→Digital Wellbeing と 保護者による使用制限のグレースケールでも対応できる。どちらもスケジュールを指定して自動化でき、両方組み合わせることも可能。グレースケールはコントロールパネルに追加することで、いつでもオンオフを切り替えることもできます。
設定→ディスプレイ→システムカラースキームは、初期設定でダークになっています。ライトに切り替えることで、ホワイトカラーにもできます。※初回起動時の設定にて、システムスタイルの選択でデフォルトの壁紙を選択した時は、初期設定がダーク。それ以外の壁紙だと、初期設定はライト。
スマートスクリーン
設定→ディスプレイ→スマートスクリーンをオンにすると、手に持っている間はスリープにならないようにできる。この機能は縦向きで持っているときのみ有効。
リフレッシュレートの切り替え
設定→ディスプレイ→リフレッシュレートで、60Hz、90Hz、120Hzの切り替えができます。しかし、ここでリフレッシュレートを高くすると、消費電力が多くなると思うので、あまりおすすめはしない。高くしたいアプリだけ、Armoury Crateで個別に設定する方が良いかと思います。ここの設定は60Hzのままでも、Armoury Crateで設定したものが優先されます。
ゲーム機能について
ゲーマーのための専用アプリArmoury CrateとGame Genieについては、別記事で詳しく書いているので参考に。
システムナビゲーション
設定→ディスプレイ→システムナビゲーションは、仮想キーナビゲーションにしました。ホームボタンを上にスワイプだと、ドロワーとタスクの動作同じなので扱いづらいからです。仮想キー設定から配置変更も可能で、マルチタスクボタンの長押しでスクリーンショットが撮れるというのも使いやすいところ。
ちなみにスクリーンショットは、電源ボタン+音量下ボタン、もしくはコントロールパネルのショートカットからも可能。電源ボタン+音量上ボタンの場合は、バイブレーションに設定されている。間違えそうなときには、マナーモードの設定から何もしないにしておくと良いかも。
Always-on Panel
設定→ディスプレイ→Always-on Panelをオンにすると、スリープ時でも画面の時計を表示しておくことができます。時計のスタイルは3種類から選択可能。消費電力は高くなるが、バッテリーは十分に持つので気にすることはないかも。
端末を持ち上げてスリープを解除
設定→ディスプレイ→端末を持ち上げてスリープを解除はオンがおすすめ。顔認証と併用することで、手に取っただけでロックが解除され、すぐに使える状態になる。
Xモードと連動するテーマ
設定→テーマ&壁紙→テーマに、Light Luminous Coreというテーマもあります。Dark Reactor Coreと同様に、Xモードにすると壁紙が動くので、どちらが良いか試してみてはいかがでしょう。右上のアイコンから、他のテーマをダウンロードすることもでき、有料だけでなく無料のものもあります。
ディスプレイ内指紋認証
設定→セキュリティとロック画面にて、指紋認証と顔認証の生体認証を登録できます。指紋認証はディスプレイ内蔵型。スリープ時に手に取ったり画面をタップすると、指紋センサーの場所が分かるようにアイコンが表示されるようになっている。もし表示したくないときは、指紋設定の端末のスリープを解除するをタップしてチェックを外す。
顔認証もスムーズのため、生体認証はZenFone 6よりも快適。
ツインアプリ
設定→拡張機能→ツインアプリでは、対応しているアプリなら2つのアカウントで利用することができます。ここで、まだインストールしていないその他の対応アプリを確認することもでき、他社のスマホよりも対応しているアプリは多いことが分かる。
モーションとタッチジェスチャー
設定→拡張機能→操作でジェスチャー設定ができます。端末を持ち上げてスリープを解除はディスプレイの設定と一緒。その他は、ひっくり返してミュートと、スクリーンオフとオンを有効にしてみました。
もしもし着信応答は便利な機能ではあるが、寝ている状態での応答など使用状況によっては機能が正しく動作しない場合もあるためオフのまま。スワイプアップで起動は、スクリーンオンのダブルタップと同じ動作なので、どちらかを有効にすればよい。
AirTriggersの握る操作
設定→拡張機能→AirTriggersで、短く握ると長く握るに動作を割り当てることができます。
端末が起動中の時
- Googleアシスタント
- Googleアシスタント個人情報更新
- 音声モード
- 懐中電灯
- おやすみモードのルール設定
- 自動回転
- カメラを起動
- スクリーンショット
- Xモード
端末スリープ状態の時
- Armoury Crateを開く
- アプリ起動(選択可能)
握る強さのレベルを変えられるので、なるべく高くしておいた方が誤動作を防げる。
ホーム画面の設定
ホーム画面で、ピンチインか長押しすると、ホーム画面の管理画面になります。右下のユーザー設定から、ホーム画面やアプリロック、アプリを非表示などの設定ができる。ユーザー設定は、アプリ一覧を表示した時の右上のメニューからも開けます。
通話の自動録音
電話アプリを開いた右上の設定→通話→詳細→通話録音→通話自動録音を設定することができます。通話録音対象を選択番号にし、選択番号ですべての不明な電話番号にすれば、電話帳に登録されていない通話だけ録音することもできます。
QRコードの読み取り方法
QRコードはカメラアプリで写し込むと、上部に詳細が表示されリンクを開いたりコピーしたりできます。その他に、Googleアシスタントを起動して、Googleレンズから読み込む方法もある。
強制的に再起動
動作が不安定になったときは、電源ボタンと音量下ボタンを6秒間押すと、強制的に再起動することができます。
まとめ
ROG Phone II のおすすめ初期設定と、知っておきたい便利な使い方を紹介しました。必要なものだけ取り入れて、使いやすくしてみてください。
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