ROG Phone IIは、6,000mAhの大容量バッテリーを搭載している。今までこんなに大容量なのはなかったので、どんなものかいろいろ試してみた。
ROG Phone II バッテリーテスト
PCMark の Work 2.0 battery life でテストでは、21時間10分という結果。これだけ画面が大きいのに21時間というのは凄い。さすが6,000mAhの大容量バッテリーといったところ。これだけ持つなら、もっとパフォーマンスを上げて負荷をかけても大丈夫そうだ。
ROG Phone II 急速充電速度
ROG Phone IIの急速充電は、0~4,000mAhまで58分で充電してくるという。実際に8%まで減らしてからどれくらいで充電できるのか試してみた。
充電時間 | 電池残量 | 回復量 | 回復差 |
開始時 | 8% | 0% | 0% |
30分 | 54% | 46% | 46% |
1時間 | 87% | 79% | 33% |
1時間30分 | 97% | 89% | 10% |
はじめの30分で46%回復し、2,760mAh分もの充電できたことになる。1時間で79%回復し、4740mAh分の充電が完了。後半はバッテリーの負荷をかけないようにゆっくり充電されるので参考値。大容量バッテリーを搭載しているとは思えないほどの充電速度で、快適に使うことができそう。
充電はサイドからが優先
充電端子は端末下側と側面の2ヵ所。両方同時に挿し込んだらどうなるのか試してみたところ、サイドマウントコネクターが優先されるようです。ちなみに、外部ディスプレイに接続するときも、端末下側では認識してくれなかったので、側面のコネクタを使用するようになる。
リバース充電機能を試してみた
ROG Phone IIは、モバイルバッテリーのように使えるリバースチャージにも対応。付属の充電コードは、Type-C To Type-Cのため、そのまま他のスマホを充電できるか試してみました。何も設定する必要はないようで、つなげるだけで充電することができるようす。ただし、サイドコネクタからだとリバースチャージには対応していない。
付属のケーブルでなくても、OTGケーブルがあればリバースチャージは可能。Type-C To Type-Cの場合だとうまく動作しないのがあるので、変換アダプタを使う方が無難です。
ドラクエウォークで電池の減り方を調べてみた
満充電の状態から、ドラクエウォークを5時間ほど動かしてみました。設定は初期のままで調整はしていなく、Xモードはオフの状態で計測。はじめの1時間は7%減、その後9%づつ減っていき、電池残量は57%になった。周囲の明るさや通信環境などにより変わってくると思いますが、10時間ぐらい遊べそうな感じです。
AeroActive Cooler IIを付けたときの消費電力
ROG Phone IIの付属品として付いてくる冷却ファン「AeroActive Cooler II」を装着すると、バッテリーの減り方はどう変わるのか試してみました。黒い砂漠を初期設定(品質優先)、Xモードはオフ、冷却ファンなしで1時間動かしてみたところ、電池残量は10%ほど減少。同じ設定のまま冷却ファンを装着して1時間試してみると、電池残量は13%減少した。
冷却ファンを装着すると1時間で3%多くバッテリーを消費したことになる。ファンスピードはオートのまま、おそらく低回転で動いていたと思われます。6,000mAhもあると1%のふり幅は大きいため、参考値として把握してみてください。
バッテリーケア機能搭載
設定→電池→PowerMaster→バッテリーケアをオンにすると、指定した時間に満充電となるようしてくれる。充電時間を制御することにより、バッテリーにかかる負荷をなるべく少なくする機能です。オフのまま100%の状態を続けていると、充電器のプラグを抜くか、バッテリーケアをオンにするようと表示された。初期設定はオフなので、オンにしておく方が良さそうです。
まとめ
ROG Phone II のバッテリー性のはかなり優秀ということが分かりました。長時間駆動に急速充電も速く、快適に遊べること間違いないです。バッテリーケア機能も搭載されているので、オンにしておくように。
ROG Phone IIのその他のスペックは、ASUS Storeにて確認してみてください。
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