ZenFone 6 (ZS630KL)は、180度回転するフリップカメラが特徴で、アウトカメラの高画質で自撮りまで撮影可能。それだけでなく、バッテリーの持ちも素晴らしく、かなり優秀なハイエンドスマホ。これはマジおすすめ!
ZenFone 6 (ZS630KL) スペック
カラー | ミッドナイトブラック トワイライトシルバー |
サイズ | 高さ 約159.1mm 幅 約75.4mm 奥行き 約9.1mm |
質量 | 約190g |
ディスプレイ | 6.4型ワイド IPS液晶 (LEDバックライト) Corning® Gorilla® Glass 6 2,340×1,080ドット (フルHD+) |
プロセッサー | CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 855 (オクタコアCPU) 2.84GHz GPU:Adreno 640 |
OS | Android™ 9.0 ZenUI |
メインメモリ | 8GB LPDDR4X 6GB LPDDR4X |
ストレージ | 256GB (UFS 2.1) 128GB (UFS 2.1) |
カメラ | フリップカメラ: 4,800万画素カメラ内蔵 (メインカメラ) 1,300万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ) デュアルLEDフラッシュ レーザーオートフォーカス |
サウンド | サウンド規格:Hi-Res DTS:X® Ultra スピーカー:デュアルスピーカー内蔵 マイク:デュアルマイク内蔵 |
SIMカードスロット | nanoSIMスロット×2 ※microSDカードも入るトリプルスロット |
通信機能 | 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) Bluetooth®機能:Bluetooth® 5.0 |
通信方式 | FDD-LTE (B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28) TD-LTE (B38/B39/B41/B46) キャリアアグリゲーション (5CA(DL)/2CA(UL) 対応) WCDMA (B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19) GSM/EDGE (850/900/1,800/1,900MHz) |
センサー | GPS (GLONASS、BDS、Galileo、QZSSサポート)、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー、磁気センサー、NFC |
バッテリー | 5,000mAh Quick Charge 4.0 USB Type-C |
生体認証 | 顔認証 対応 指紋認証 対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
防水・防塵 | 非対応 |
主な付属品 | USB ACアダプターセット SIMイジェクトピン クリアケース ZenEar Pro ZenEar Pro交換用イヤーピース ユーザーマニュアル 製品保証書 |
メモリ8GB+ストレージ256GBのモデル(型番 ZS630KL-BK256S8 / ZS630KL-SL256S8)と、メモリ6GB+ストレージ128GBのモデル(型番 ZS630KL-BK128S6 / ZS630KL-SL128S6)の、2種類×2カラー。
ASUSの30周年を記念した、メモリ12GB+ストレージ512GBのASUS Store限定モデルもあります。
参考:ASUS Store
ZenFone 6 (ZS630KL) 外観レビュー
前面にカメラがない、6.4インチのオールスクリーンナノエッジディスプレイ。アスペクト比19.5:9、画面占有率は92%もあり没入感は素晴らしい。さらに強化ガラスは、高強度Corning® Gorilla® Glass 6が採用され、耐久性も抜群。表示されている6のデザインは、電源を入れたときに動いて、見た目でもカッコいい。
背面に指紋センサー、カラーはミッドナイトブラック。3Dガラスで覆われていて高級感もある。
カメラは可動式のフリップカメラ。4800万画素のメインカメラに、超広角1300万画素のセカンドカメラ。
動かしてみると中はこんな。
前面から見ると、カメラがくっついているような感じ。しかしこの機能のおかげで自撮りまでも高画質で撮影可能だ。
右側面に、いろんな機能を割り当てられるスマートキー、音量調節ボタンに電源ボタン。
左側面にはSIMカードスロット。
上部にはマイク穴。バッテリーのアイコン付近にLEDインジケーターも搭載されている。中央にスピーカーがあり、デュアルスピーカーでステレオ音声も楽しめる。
下部に、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、USB Type-C、スピーカー。
付属品は、ZenEar Pro(イヤホン)、交換用イヤーピース、急速充電対応のACアダプターセット、SIMイジェクトピン、製品保証諸など。クリアケースはハードタイプで、フリップカメラ部分が空いている面白い形だ。変わった形ですが、対応のケースは意外といろんな種類が販売されているようです。
ZenFone 6 (ZS630KL) ベンチマーク
ベンチマークを計測してみたところ、354519という結果。さらに、通知パネルからAIブーストを有効化し、パフォーマンスを最高にして再計測してみると、379291というかなり高い結果がになった。現状で最上位のCPUを積んでいるだけあり、何でも快適にこなせるスペックです。
ZenFone 6 (ZS630KL) バッテリーテスト
バッテリーテストも行ってみたところ、19時間36分という驚異的な結果が出ました。使っていても電池持ちがいいのが明らかで、長時間ゲームをしていてもスタミナ切れの心配もないです。フリップカメラが特徴的のため注目されがちですが、これだけ電池持ちが良いというのも素晴らしいメリットです。今までのスマホは何だったんだと思うぐらい、快適になること間違いなし。
ZenFone 6 (ZS630KL) 急速充電速度
公式のスペックだと、バッテリー充電時間は約2.1時間という記載がある。長いように感じますが、バッテリーは5000mAhの大容量のため長いというわけでもない。また、フル充電にしようとすると、バッテリーに負担を掛けないように後半はゆっくり充電されます。実際に使ってみると急速充電は快適、満充電にしなくて元々の容量が多いため充電の途中でも十分使えます。
急速充電の速度がどんなものかモニタリングもしてみました。
充電開始 | 18%から | 回復量 | 回復差 |
30分後 | 51% | 33%回復 | 33% |
1時間8分後 | 85% | 67%回復 | 34% |
1時間34分後 | 95% | 77%回復 | 10% |
30分で33%回復しているので、計算すると1650mAhも充電されていることになります。割合は少なく感じるけれど、バッテリー容量自体は十分急速充電されている。また、後半は充電速度は落ちるため、90%ぐらいまでの充電で終わりにしても良さそうだ。満充電を繰り返すよりもバッテリーに負担がかからないだろう。
※リバースチャージにも対応しているようだが、手持ちの端末で試してみたところ逆に充電されてしまった。何か設定方法があるのだろうか?
【追記】リバースチャージは、OTGケーブルを接続するだけで充電してくれる仕様のようです。いろいろ検証してみた結果、Type-C To Type-C ケーブルの場合は、接続するものによって充電できるのとできないものがあります。
ZenFone 6 (ZS630KL) の使い方
ZenFone 6 (ZS630KL)では、使いやすくなるオリジナルの機能「ZenUI」が搭載されている。機能は豊富なため、使い方などは別記事でまとめてあるので参考に。
ZenFone 6 (ZS630KL) カメラ機能
超広角カメラやパノラマ撮影など、カメラ機能もいろいろ試してみました。別記事でカメラ機能ごとの解像度などもまとめてあるので参考に。
顔認証にも対応しているけど
フリップカメラはスマホの新しい形で、今までにできなかったことができるようになった。ただしデメリットとして、顔認証がワンテンポ遅れてしまうのが残念なところ。認証自体が遅すぎるわけではないけれど、スリープ解除と同時にロック解除という機能はなく、スワイプしないと顔認証の動作は始まらない。カメラの誤動作を防ぐためだとは思うが、ここだけ使い勝手は良くない。
また、カメラが回転する時間を待つので、他のスマホで顔認証になれている人には遅く感じるかも。それに、テーブルに置いたままなどカメラを塞いでいるときには顔認証もできないため、基本的には指紋認証かパターンなどでロック解除する方が良さそうだ。
DSDSの動作チェック
SIMスロットは、nanoSIMが2枚とmicroSDカードが入るトリプルスロット。DSDVで運用しながらSDカードを使うことができます。DSDSでの運用はどうなのかも動作確認してみました。
ドコモのガラケーSIM(FOMA)とデータ通信専用SIMを2枚入れてみたところ、データ通信中に電話の着信をしっかり受けることができることを確認。ドコモを解約したくない人でも、1台で十分運用できそうです。
ゲームの動作確認
ゲームアプリはGame Geineで管理することができます。追加しておけば便利な機能を使えるのでおすすめ。※ライブ配信機能も試したかったのだけれど、うまく接続することができず断念した。
ポケモンGOはロックモードで
ポケモンGOでは、モンスターボールを投げるときホームボタンを干渉しないようにGame Geineのロックモードを有効化しておくのがおすすめ。有効化している間はナビゲーションキーが利かなくなるためホーム画面に戻ってしまったりする誤動作を防げます。Google play 開発者サービス(AR)(旧 ARCore)にも対応しているため、AR+でも楽しむことができる。ポケモンGOプラスの接続もスムーズで問題なく使えた。
ドラクエウォークはタッチロックモードで
ドラクエウォークでwalkモードにしたとき、Game Geineのタッチロックモードを有効にすると、消費電力を抑えて動作させておくことができます。2本指で上にスワイプすると解除できるためポケットの中に忍ばせたままでも大丈夫。ただし、だれでも解除することができるためセキュリティ面では注意が必要。
黒い砂漠で1時間プレイ
黒い砂漠は画面も大きくグラフィックもきれいに表現されています。1時間連続でプレイしてみたところ、電池残量は91%も残っていました。やはり電池持ちはかなり優秀です。
PUBGはの初期設定はHD画質
PUBGの初期設定はHD画質に設定された。動作はヌルヌルサクサク動くため、快適に遊ぶことができそう。音もステレオのため銃声の方向がある程度わかるほど。
まとめ
ZenFone 6 (ZS630KL)のフリップカメラは良くできていた。顔認証がやりづらいところはあるけれど、高画質で自撮りが撮れることや、パノラマの自動撮影などは素晴らしい機能。さらにバッテリーの持ちも凄まじく良く、快適に使えること間違いなし。
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