ZenFone 6 (ZS630KL)の初期設定から変更したところと、知っておくと便利な使い方を紹介します。必要なものだけを取り入れ、使いやすくしてみてください。
ナビゲーションバーの設定
ナビゲーションバーのタイプは、設定→ディスプレイ→ナビゲーションバーから変更できる。個人的にはナビゲーションバーを非表示にできるナビゲーションジェスチャーがおすすめ。ジャスチャーにしてもナビゲーションボタンの配置を変えることもできるし、長押しの代わりにスワイプアップしながら長押しすることで、Googleアシスタントの起動など通常の機能と同じ動作も可能。
ただし、配置を変更するときには「長押ししながら左か右にスワイプすると、ボタンの位置を変更することができます。」と書いてあるけどうまく機能してくれないので、1つ前に戻ってナビゲーションボタンの配置から変更した方が良さそう。
マルチタスクボタン(ナビゲーションボタンの□のやつ)の長押しの割り当てはデフォルトでは、スクリーンショット。マルチウィンドウ機能を有効にするの設定にも変更可。起動中のアプリを表示するにするは、機能を割り当てない事と同じかな。
キーボードの高さ調整
ナビゲーションバーのタイプをナビゲーションジェスチャーにすると、フリックで「ん」を入力する時にホームに戻ってしまうことがあります。キーボードの位置がホームボタンと近いため、それを回避するためにキーボードの高さを調節しましょう。「あA1」を長押しするとATOKメニューが表示され、高さ調節からキーボードを全体的に上に移動できるようになります。やり方は「…」右側の空白をドラックして移動するとキーボード全体の位置変更、三本線は上下左右の幅変更です。※ナビゲーションバーのタイプを初期設定から変更していなければ気にしなくても良い。
スリープ画面の解除方法
スリープを解除するには、電源ボタンを押す以外にも方法がいくつかあります。有効化したいときには、設定→拡張機能→操作から。端末を持ち上げてスリープ解除をオンにすると、手に取ったときに画面が点灯してくれます。
しかし、顔認証ですぐさま解除する機能はなく、スワイプアップするか、下に表示される顔のアイコンタップする必要がある。カメラがフリップするせいか、あえて直接解除する機能は加えていないようです。実用性はないのですが、時間を確認したりするには良い機能かもしれない。
その下のタッチジェスチャー設定では、ダブルタップで反応するスクリーンオフとスクリーンオンがある。この機能の方がシンプルで使いやすいかも。スワイプアップで起動は、中央の下からスワイプアップするため少し使いづらいが、ダブルタップよりも誤動作の防止にはなりそう。
その他、ジェスチャー設定では、画面を特定のなぞり方をすると指定してあるアプリが起動する。初めから割り当てられているアプリも任意のアプリに変更可能。しかし、ほとんどのアプリでロックの解除が求められるため、指紋認証で解除してしまうのが楽かも。
指紋センサーでジェスチャー操作
設定→拡張機能→操作→指紋センサーをタップするとスワイプして通知を表示のオンオフができる。オンにしておけば、指紋センサーを下にスワイプすることで通知を確認できて便利。
また、設定→セキュリティとロック画面→指紋認証に着信に応答する機能があり、オンにしておけば登録してある指紋で着信に応答できます。それと端末のスリープを解除するをオフにする機能もあるけれど、ロックの解除もできなくなるため、もしも機能しないときにはそこを確認すること。
ブルーライトを軽減する視力保護
ブルーライトを軽減するには、設定→ディスプレイ→読書灯をオンにする。これは時間を指定して自動でオンオフもできるため、夜だけ適用するなんてこともできます。ただし、輝度を一番弱くしても人によっては濃く感じるため、画面カラーモードの設定を暖色に変更するのも良いかも。
また、設定→ディスプレイ→システムカラースキームをダークに変更したり、設定→Digital Wellbeingのおやすみモードでグレースケールを有効にするという方法もあります。
スマートキーのカスタマイズ
音量ボタンの上にある物理キーはスマートキーという名称。初期設定ではGoogleアシスタントを呼び出す機能が割り当てられていますが、カスタマイズにて複数の動作の中から好きなものを割り当てることもできます。変更するには、設定→拡張機能→スマートキーからカスタマイズをタップする。
1回押す、2回押す、長押しをタップして、それぞれ違う機能を割り当てられます。
1回押す | 2回押す | 長押し | |
スリープ時の動作 (初期設定) | オフ | オン | オン |
機能のオンオフ | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | ー | 〇 | 〇 |
ホットスポット (デザリング) | 〇 | 〇 | 〇 |
Bluetooth | 〇 | 〇 | 〇 |
音声モード | ● | 〇 | 〇 |
おやすみモード | 〇 | 〇 | 〇 |
自動回転 | 〇 | 〇 | 〇 |
スクリーンショット | 〇 | 〇 | ● |
懐中電灯 | ー | ● | ー |
発信 | 〇 | 〇 | 〇 |
自分のQRコードを表示 | 〇 | 〇 | 〇 |
電卓 | 〇 | 〇 | 〇 |
通貨換算 | 〇 | 〇 | 〇 |
単位変換 | 〇 | 〇 | 〇 |
ストップウォッチ | 〇 | 〇 | 〇 |
タイマー | 〇 | 〇 | 〇 |
アラーム | 〇 | 〇 | 〇 |
最近使用したファイル | 〇 | 〇 | 〇 |
フォトアルバムを開く | 〇 | 〇 | 〇 |
録音 | ー | 〇 | ー |
カメラを起動 | 〇 | 〇 | ー |
前面カメラを起動 | ー | 〇 | ー |
写真撮影 | 〇 | 〇 | ー |
録画 | 〇 | 〇 | ー |
Googleアシスタント 復帰 | 〇 | 〇 | 〇 |
Googleアシスタント 個人情報更新 | 〇 | 〇 | 〇 |
Googleアシスタント トランシーバー | ー | ー | 〇 |
それぞれ割り当てられる内容に、多少の違いがあったので表にしてみました。●は初期設定時に割り当てられているもので、1回押すたびに、バイブ→ミュート→音声とモードが変わるので注意。誤動作防止のためか1回押すではスリープ時に動作しないように設定されてはいる。音声モードではなくGoogleアシスタントの復帰にしておくのが良いかも。
スクリーンショットの撮影方法と設定
スクリーンショットの撮影方法は4つ。
- 電源ボタン+音量下ボタン
- 通知パネルを開きクイック設定にあるスクリーンショットのアイコン
- スマートキーのカスタマイズで設定
- マルチタスクボタンの長押し
設定→拡張機能→スクリーンツールに、スクリーンショットの項目があります。マルチタスクボタンの割り当て、サウンドや通知のオンオフ、ファイルのフォーマットまで変更可能。※ナビゲーションバーの設定からでも、マルチタスクボタンの割り当ては変更はできます。
また、縦長のページを撮影したいときには、スクリーンショットを撮ってすぐ、下にロングスクリーンショットと表示されるのでそこをタップする。
スクリーンレコーダーの録画方法と設定
スクリーンレコーダーの録画方法は3つ。
- 通知パネルを開きクイック設定なるスクリーンレコーダーのアイコン
- スマートキーのカスタマイズで設定
- Game Genieによる録画
電源ボタン+音量上ボタンでの録画には対応していないようだ。
設定→拡張機能→スクリーンツールにあるスクリーンレコーダーでは、録画画質や録音の設定などの変更も可能。
カメラのフリップ音を選択
カメラを起動しているときに左上から設定を確認する。カメラのフリップ音では、速度、サイエンス・フィクション、動的という3つの中ならフリップカメラが昇降する時の音を選択できる。下にあるカメラフリップ音のプレビューをタップすると、動作確認することもできるので試してみると良いかも。
また、音量ボタンを押したときの設定は、初期設定でカメラフリップになっている。フリップカメラの位置を調整したいときには、音量ボタンで変更可能なことも覚えておこう。
QRコードの撮影方法
QRコードはカメラ機能のAIシーン認識で、QRコードを自動で判断してくれます。認識した時には一番上に小さく表示されるので見逃さないこと。ブラウザで開くリンクと、クリップボードにコピーするのアイコンのどちらかを選択して読み込みましょう。
専用のQRコードリーダーというものはなく、Googleレンズで対応することもできます。カメラを起動したときに、右にあるサイコロの1の目のようなアイコンをタップしてGoogleレンズが起動。もしくは、Googleアシスタントを起動して、マイクアイコンの隣になるレンズアイコンから。初期設定では、カメラをオンにしてレンズを使用を許可する必要がある。Googleレンズが起動したらQRコードを読み取るだけ。
設定→拡張機能→カメラフリップ機能にてカメラフリップツールバーを有効にしていれば、Googleレンズを起動しているときでもフリップカメラを動かすことができます。ナビゲーションバーの右下にアイコンが表示されるので、タップして手動で動かす。この時は、音量ボタンでの動作には対応していない。ナビゲーションジェスチャーを設定している場合には、右下をスワイプアップで表示可能。
Game Geineをホームに追加
Game Geineは、ゲームに合わせた豊富な機能が搭載されたゲーム管理アプリです。最適化してゲームのパフォーマンスを向上したり、通知を制御させたり、ライブ配信にまで対応。設定→拡張機能→Game Geineのアプリ一覧にショートカットを追加を有効にし、アプリ一覧からドラックしてホーム画面にも追加できる。
設定からでなくアイコンからGame Genieを起動すると、追加されているアプリと、そのゲームの関連動画が表示されるようになるのでホーム画面に配置しておこう。
ゲームをプレイ中に知っておくと便利なおすすめ機能も紹介しておきます。ポケモンGOを遊ぶときにロックモードをオンにしておけば、ナビゲーションバーが無効化されるためモンスターボールを投げるときに干渉しないというメリットがある。また、ドラクエウォークのウォークモードにしたときにタッチロックモードにすると、画面が暗くなりバッテリーの節約になる。プレイするゲームによってはかなり便利になるのでおすすめ。
ホーム画面の設定方法
ホーム画面を2本指でピンチインするとホーム画面の設定ができます。ユーザー設定では、レイアウトを変更したり、アプリロックやアプリ非表示設定などの変更が可能。ホーム画面の設定は、通常の設定とは違うやり方なので理解しておくこと。ちなみに、Game Genieに追加しているアプリは、非表示にしてもGame Geine内に表示されるようです。
まとめ
ZenFone 6 (ZS630KL)の初期設定から変更したところと、知っておくと便利な使い方をまとめてみました。多機能すぎるため紹介しきれていない部分もありますが、使いやすくなるよう参考にしてみてください。
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