昨年、ZenBook Proに搭載されて注目を集めたスクリーンパッドが、ScreenPad 2.0と進化してZenBookシリーズに搭載された。これからのASUSパソコンには当たり前になりそうな感じです。
デザインそのままでScreenPad 2.0が搭載
ベゼル幅の狭いコンパクトデザインの ASUS ZenBookシリーズに ScreenPad 2.0 が搭載された。通常のタッチパッドよりも大きく存在感があり、生産性・操作性を向上してくれそうだ。タッチパッドとの切り替えは、画面内の左下のアイコンをタップするか、F6キーでも対応している。
13/14/15インチともに ScreenPad 2.0 のサイズは 5.65インチFHD +(2160 x 1080)スーパーIPSディスプレイ で統一されている。タッチパッドのところに、スマートフォンを置いたようなイメージで良いかもしれない。
本体のデザインは、前モデルからそのまま引き継いでいるような感じ。インターフェース等も、ZenBook 13 UX333FA や ZenBook 14 UX433FN から変更はないようだ。
より高性能な ASUS ZenBook 15
15インチではグラフィックス性能が高く、キーボードにはテンキーまで搭載され形状が少し異なる。ScreenPad 2.0 が小さく見えるのは本体サイズが大きいからで、サイズは共通。
グラフィクス性能は GeForce GTX 1650 Max-Qを搭載していることもあり、左側に排気口を配置してある。インタフェースはほとんどが右側にあるというのも他のサイズと違うところ。しかし、グラフィックス搭載の15インチノートPCで、ここまで薄くてコンパクトなのは魅力的。
セカンドディスプレイとして認識される
ディスプレイ設定を確認してみると、ScreenPad 2.0がセカンドディスプレイとしてしっかり認識されていた。これはちょっと面白い。
スマートフォンのような直感的な操作が可能となり、パソコン+スマホのハイブリットと呼んでも良いかもしれない。セカンドディスプレイやアプリの起動だけでなく、手書きの入力も可能なため、今までのノートパソコンにない新しい使い方ができる。
ナンバーパッドにも対応していて、テンキーを表示することもできる。ただし、15インチの場合にはキーボードの方が使いやすいと思う。13/14インチのモデルでは重宝するかも。
ホワイトカラーの30周年記念モデル
30周年記念モデルとして、天板が革張りで高級感のあるホワイトカラーも展示されていた。右側のロゴは、ASUSの30周年のロゴだという。
サイズは13インチで、メモリが16GB、ストレージが1TBという特別仕様になっている。カラー以外のデザインの違いは、パームレストの左側にもASUSのロゴがあるだけで、インターフェースなどは一緒のようだ。
まとめ
ASUS ZenBookシリーズにも ScreenPad 2.0 が搭載され、今までのパソコンとは違った使い方ができるようになった。価格は気になるところだけれど、これからのパソコンの常識になっていくのかもしれない。
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