「HUAWEI nova lite 3」は安くても高性能な格安スマホ。実際に使ってみると予想以上の性能で、コストパフォーマンス抜群なおすすめの1台。
「HUAWEI nova lite 3」スペック
OS | Android™ 9 / EMUI 9.0.1 |
CPU | HUAWEI Kirin710 オクタコア (4 × 2.2GHz A73 + 4 × 1.7GHz A53) |
メインメモリ | 3GB RAM / 32GB ROM |
外部メモリ | micro SD™スロット(最大512GB) |
サイズ | 高さ約155.2mm × 幅約73.4mm × 奥行き約7.95mm |
重量 | 約160g |
ディスプレイ | 約6.21インチ、19.5:9 TFT、2340×1080ピクセル |
カメラ | アウトカメラ:約1300万画素+200万画素、LEDフラッシュ、像面位相差+コントラスト AF インカメラ:1600万画素、FF |
生体認証 | 顔認証 / 指紋認証 |
バッテリー容量 | 3400mAh(一体型) |
通信方式 | FDD LTE:B1/2/3/8/17/18/19 TDD LTE:B41 キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応予定 WCDMA:B1/2/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
SIMスロット | nanoSIM×2(DSDV対応) |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 b/g/n 準拠 2.4GHz |
Bluetooth® | Bluetooth® 4.2 |
センサー | GPS/GLONASS/AGPS、加速度、コンパス、環境光、近接、指紋認証 |
付属品 | ACアダプタ、USBケーブル、保護ケース、イヤホンマイク、クイックスタートガイド |
「HUAWEI nova lite 3」外観レビュー
しずく型のノッチディスプレイは、6.21インチの大画面。インカメラは1600万画素もあり、高画質な自撮りが可能。
背面にダブルレンズのカメラと指紋センサー。カラーはオーラルブルー、光沢のあるグラデーションデザインは高級感がある。
右側面に音量調節ボタンと電源ボタン。
上部にSIMスロットが配置されている。隣にマイク穴があり、間違えてSIMピンを挿してしまうかも。
SIMスロットが上部にあるため、左側面には何もない。
下部に、スピーカー、USB 2.0 Micro-B、イヤホンジャック。
しずく型ノッチのため、上部にはカメラだけ。その代わりにLEDインジケーターが下に来ています。目立たないけれどあるのはうれしい。
付属品は、ACアダプタ、USBケーブル、SIMピン、クイックスタートガイド、保護ケース。写真には載っていないけど、イヤホンマイクも入っています。
保護ケースを装着してみるとこんな感じ。
「HUAWEI nova lite 3」ベンチマーク
ベンチマークを計測してみると129611という結果。マルチタッチテストは10点に反応。電池設定のパフォーマンスモードを有効にして再計測してみると、138085までスコアが伸びた。低価格帯のスマホでここまでのスコアが出るのは凄い。
電池持ちが素晴らしい
バッテリーテストをしてみると、11時間37分という結果。バッテリー性のはかなり良いようです。実際に使っていても電池の持ちが良いのが明らかに分かりました。これだけ持ってくれれば、ハードに使っても充電の心配はないと思う。ただし急速充電には対応していないため、電池残量が20%以下になると2時間以上はかかります。充電し忘れなければ問題なさそう。
スピーカー性能も良い
使ってみると、スピーカー性能も良いことに気が付きました。音量を半分ぐらいにしていても、そこそこの音がでてくれます。シングルスピーカーのため、臨場感までは求められないけれど、ゲームや動画の視聴なんかを楽しむのにも良さそうです。
夜景モードで撮影してみた
六本木ヒルズ森タワーを通常モードで撮影してみました。これでも悪くはないです。
夜景モードで撮影してみると、より明るく鮮明になっています。左側のビルは、上の方まで明るくみえます。手前側から湯気が立ちあがっていたので、撮影場所としては適していなかったけど違いは分かるかと思います。
その他、アパーチャやポートレート、AI認識機能などカメラ機能も充実しています。インカメラも高画質で、4608×3456の4K画質で撮影が可能。カメラ性能までもがお値段以上です。
商品検索ができるAI Vision搭載
カメラで写すだけで商品検索ができるAI Visionが「HUAWEI nova lite 3」でも使えます。上位モデルのみの機能かと思っていたら、しっかり使えました。試しにキットカットをカメラをかざしてみると、自動で商品検索してくれます。
その他に、QRコードスキャン、翻訳、認識の機能もあります。翻訳機能は言語を自動で認識してくれて、日本語に翻訳してくれる。認識機能の性能はイマイチなので、Googleレンズを使った方が良さそうです。
「HUAWEI nova lite 3」の使い方
初期設定や知っておくと便利な使い方など、別記事で詳しく書いてあるので参考にしてください。

DSDSで運用できるか試してみた
SIM1にドコモのガラケーSIM(FOMA)、SIM2にau系のデータ通信専用SIMを入れてDSDSでの運用ができるか試してみました。結論から言うと手元にある実機では可能です。SIM2でデータ通信をしながら、電話の着信を受けられました。
しかし「本端末はFOMA SIMカード(3G通信のみのSIM)には対応しておりません。」と公式で記載されています。HUAWEIのスマホでは使えないものだと思っていたけれど、「HUAWEI nova lite 3」で可能になったのかアップデートされたのかは定かではありません。動作を保証しているわけではないため、参考程度に。
「HUAWEI nova lite 3」でゲームをしてみた
ゲームタイトルをいくつか試してみました。アップデート等で仕様が変更になることもあるので参考程度に。
パズドラの全画面表示
パズドラでは、もともと広く表示されているため、全画面表示にしてもあまり変わらないようです。全画面表示にしたときにはナビゲーションキーを隠すと表示が少し崩れるため、全画面表示にしない方が良いかも。
モンストではナビゲーションキーを隠さないように
モンストの場合、全画面表示の切り替えはないです。ただしナビゲーションキーを隠してしまうと表示が崩れて、タッチ反応までずれてしまうので注意。
ポケモンGOのAR+には非対応
ポケモンGOは位置情報も良好で、ジムバトルなども快適に遊べそうです。ただ、ポケモンGOプラスの接続は、何度も試したけれどできなかった。またARCoreも非対応のため、AR+で遊ぶことはできない。しかし、いつでも好きな場所でポケモンの写真が撮れる新機能は楽しめます。
PUBGのデフォルト設定は標準画質
PUBGのデフォルトは標準画質に設定されました。動作は比較的快適に動いてくれます。表示はそのままだと余白が多いため、全画面表示にしてノッチを隠すのが良いかも。
リネレボを1時間連続でやってみた結果
リネレボを1時間連続で遊んでみたところ、電池残量は90%も残っていた。今までいろんなスマホを試してきたけれど、ここまで残っているのはすごい。遊ぶなら全画面表示に切り替えた方が良さそう。ノッチは自動で隠れてくれる。
黒い砂漠をやってみた
最近リリースされたばかりの黒い砂漠をやってみました。少ししかできていないけど、リネレボに近い感じのゲームで、ほぼオートで進行してくれる。スピーカーからの音が良いので十分楽しめそう。
D2メガテンAR悪魔は非対応
「HUAWEI nova 3」がARCoreに対応していたので、もしかしたらと思ったけれど、非対応でした。残念ながらAR悪魔では遊べません。しかしながら初期設定は、高画質になるほどのスマホです。

まとめ
いろいろ試してみると高性能で、こんなに安くて良いのかと思うほどの格安スマホです。一番人気のあるP20 liteよりもパフォーマンスが高くおすすめ。「HUAWEI nova lite 3」の価格は安いので、買って後悔はしない良いスマホだと思います。
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