データ復元ソフトの「Recoverit」を提供して頂きました。試してみると扱いやすく復元率は高そうです。万能復元(ディープスキャン)は試してみる価値あり!
あらゆるデータの復元を期待できる
すべてのデータ形式に対応
Recoveritの「万能復元」ソリューションは、動画や画像、音楽、ドキュメント、メール、アーカイブからのあらゆる種類のデータ形式をサポートしています。あらゆるデータが復元対象となります。
「Recoverit」は、Windows版とMac版があり、無料でダウンロードできます。製品購入前に復元可能か確認できるので試してみると良いでしょう。
マニュアルがなくても分かりやすい
「Recoverit」では、誤って削除したファイルの復元、ゴミ箱の復元、フォーマットされたデバイスの復元、消失・リサイズされたパーテーションの復元、外付けデバイスの復元、ウイルスによる消えたデータの復元、システムクラッシュで消えたデータの復元などにも対応しているようです。インストール後に表示される操作画面はわかりやすく、マニュアルなど見なくても直感的に扱うことができるのも特徴。
ゴミ箱の復元を試してみた
手はじめにゴミ箱の復元を試してみました。パソコン自体はまだ使い始めたばかりなので、すぐにスキャン完了。長く使っているパソコンの場合はスキャンに時間が掛かるかも。
表示されたデータを確認するには、左側に表示されるツリー表示を、ファイルビューに変更した方が拡張子ごとに分類してくれるので便利です。特に画像データの場合は、プレビュー表示が可能で目的のデータを探しやすい。また、左下にあるファイル変更日を設定すれば、余計なデータなく絞り込むことも可能。最近削除したデータを復元したいというときには、この機能で見つけやすくなります。
データを復元するには製品の登録を
復元したいデータを選択し、右下にある復元をクリックすると製品の登録を求められます。すでに購入済みの場合には、左下にある登録からメールアドレスと登録コードを入力すればOK。もしくは、右上にあるメニューからも登録可能。
Recoverit ProとRecoverit Ultimateの違いは、起動しないパソコンからもデータ復元できるところ。どちらも1年版と、ずっと使える永久ライセンス版がるので予算に応じて購入してみてください。
外部メディアの復元を試してみる
USBメモリで復元作業をいろいろ試してみました。まず中に入っているデータをすべて削除して復元してみると、ほぼ復元に成功しました。この時、必ず元の保存場所に復元はしないこと。上書きしてしまうことになるので正常に復元できるかわかりません。
この後データを上書きしてから、また復元を試してみると復元できなくなっているデータがありました。上書きされてしまうと、復元率が悪くなりそうなので注意したいところ。
次にフォーマットしてからデータの復元を試してみました。フォーマットしても復元はできるのですが、ファイル名が変わってしまい目的のデータを探すのが難しくなるようです。ある程度は復元できているようなので、諦めないで試してみる価値はあります。また万能復元モードも期待できます。
左下に表示される「万能復元」をクリックすれば、時間は掛かるけれど復元率はかなり高くなります。フォーマット後でも上書きする前なら、ほとんどのデータの復元を期待できそう。時間があるなら(時間を作ってでも)万能復元は試してみた方が良い機能です。
ただしデータにより表示されなくなってしまうものもあるようです。万能復元後でも、右下にある「前回のスキャンログ」をクリックすれば通常のスキャンしたデータの確認と復元ができます。アーカイブにあるアプリケーションのデータなどは、ここから復元したほうが良さそう。
万能復元(ディープスキャン)が優秀
データ復元ソフトの「Recoverit」を試してみた結果、かなり優秀ということが分かった。特に万能復元(ディープスキャン)の復元率が素晴らしい。逆に悪いところを挙げるとするなら、スキャン結果を保存できないところぐらい。復元率を向上するためにスキャンデータの保存機能は提供していないそうだ。
またテキストや画像、PDFデータなどはプレビュー表示できても、音声や動画など他のデータは復元しないと中身を確認できないというのはあります。確実に復元できる保証はないですが、スキャンで表示されていればデータ自体が壊れている可能性は低いので、試してみてはいかがでしょう。
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