「AQUOS sense plus SH-M07」はsenseシリーズの上位モデル。防水・防塵とおサイフケータイに対応したスマホが良ければ、これにしとけば間違いない。
「AQUOS sense plus SH-M07」のスペック
OS | Android™ 8.0 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 630(SDM630) 2.2GHz(クアッドコア) + 1.8GHz(クアッドコア)オクタコア |
メインメモリ | RAM 3GB(LPDDR4X) / ROM 32GB |
外部メモリ | microSD / SDHC / SDXC(最大400GB) |
サイズ | 高さ 約151mm × 幅 約71mm × 厚さ 約8.9mm |
重量 | 約157g |
ディスプレイ | 約5.5インチ、フルHD + IGZO(2,160 × 1,080) |
メインカメラ | 約1,640万画素 CMOS 裏面照射積層型 |
インカメラ | 約800万画素 CMOS 裏面照射型 |
バッテリー容量 | 3,100mAh(内蔵) |
ネットワーク | 4G:Band1(2.0GHz) / Band2(1.9GHz) / Band3(1.8GHz) / Band4(1.7GHz) / Band5(850MHz) / Band8(900MHz) / Band19(800MHz) / Band26(800MHz) / Band28(700MHz) / Band41(2.5GHz) 3G:Band1(2.0GHz) / Band2(1.9GHz) / Band4(1.7GHz) / Band5(850MHz) / Band6(800MHz) / Band8(900MHz) / Band19(800MHz) 2G:850MHz / 900MHz / 1,800MHz / 1,900MHz |
VoLTE対応 | ○(2CA対応) |
SIMスロット | nanoSIM × 1 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
防水 / 防塵 | IPX5 / IPX8(お風呂でも使える防水対応 ) / IP6X |
その他機能 | MU-MIMO、みちびき対応、多言語対応、2CA対応、緊急警報【「国民保護情報」(一般的にJアラートと言われる情報)】対応、のぞき見ブロック、 伝言メモ(簡易留守録)、ヒカリエモーション、エモパー(ロボクル対応)、おサイフケータイ® |
付属品 | 保証書、スタートアップガイド、ACアダプター、USB Type-Cケーブル |
定価はそれなりだけれど、OCNモバイルONEのスマホセットなら安く購入できる。防水・防塵とおサイフケータイに対応したスマホなら、これにしとけば間違いない。
「AQUOS sense plus SH-M07」の外観レビュー
縦横比18:9の約5.5インチ フルHD + (2,160 × 1,080ドット)のIGZO液晶ディスプレイを搭載。細身でも大画面で見やすい。
背面にはシングルのカメラとフラッシュライトがあるだけのシンプル設計。このカラーはベージュ、他にホワイトとブラックもある。
下部に指紋センサーと通知ランプ(右下の薄くなっている点)。充電端子はUSB Type-Cで、隣にあるのはマイク穴だろう。
上部にイヤホン端子があり、受話口がスピーカーにもなる。音量を最大にすると振動が大きく、ほどほどにしておいた方が良さそう。
右側面には電源と音量ボタン。
左側面にSIMスロット。しっかり閉めておけばお風呂でも使える防水仕様。
SIMスロットは、nanoSIMとmicroSDカードが1枚ずつ入る設計。このスロットは取り出しづらく、素手で引き抜くのは難しい。毛抜き等でつまんで引き抜くなど、道具が必要になる。
お風呂でも使える防水仕様の注意点
IPX5 / IPX8の防水性能。ご使用の際は、キャップ類は確実に取り付けてください。温泉水や入浴剤の入ったお風呂などには浸けないでください。長時間の持ち込みはしないで下さい。アルコール・せっけん・洗剤など常温の水道水以外のものをかけたり浸けたりしないでください。熱湯をかけたり浸けたりしないでください。耐熱設計ではありません。
「AQUOS sense plus SH-M07」のベンチマーク
ベンチマークスコアを計測してみたところ、88427という結果が出た。「HUAWEI P20 lite」が87023、「HUAWEI nova lite 2」が88104だったので、スコア的には同等になる。
マルチタッチテストでは5点に反応。
指紋センサーでナビゲーションキーの代わりができる
設定→AQUOS便利機能→指紋センサーで、ナビゲーションキーの設定を変更するのがおすすめ。「戻るキー/履歴キーも使う」を有効にしておくと、ナビゲーションキーを隠すことができ、画面がより大きく表示してくれます。指紋センサーで操作しなくても、下からスワイプして一時的にナビゲーションキーを表示することも可能なため、使いづらくはならないです。
AQUOS便利機能で使いたいもの
AQUOS便利機能で、指紋センサーの他に使いたいものは自動画面点灯ぐらいだろうか。持ち上げると画面が点灯したり、持っているときに点灯をキープできたりする。ただし自動点灯はデフォルトで有効になっているので、変更する必要はない。
スクロールオートは自動でスクロールしてくれるので便利ではけれど、個人的には自分で操作したい。それとClip Nowの機能では画面をなぞると、スクリーンショットや一時メモを取得できる。しかしゲームなどの妨げになるのであまりおすすめはしない。
エモパーは人工知能で話しかけてくれる機能です。設定をしておけば、帰宅した時にお帰りなさいと話しかけてくれたり、興味のある話題でチェックを入れたジャンルのものを定期的に教えてくれたりします。使い込んでみないと必要な機能かどうかはわからないかも。
目に優しい画質に切り替わるリラックスオート
設定→ディスプレイの詳細設定を開く→リラックス設定にて、目に優しい画質に自動で切り替わるリラックスオートの設定ができます。時間を指定するか、エモパーと連動させて生活リズムを覚えさせることもできるようです。初期設定での画質は濃いので画質設定でリラックスビューの強さ(濃淡)を弱めると良いかも。
のぞき見ブロックでプライバシー保護
設定→ディスプレイの詳細設定を開く→のぞき見ブロックを有効にすると、横から画面を見づらくすることができます。表示パターンは4種類、強弱設定は3段階で変更することが可能。通知メニューにショートカットもあるので、上からスワイプして素早く有効化することもできます。
「AQUOS sense plus SH-M07」のカメラ機能
アウトカメラは、約1,640万画素。インカメラは、約800万画素のカメラ性能。インカメラでは背景ぼかし機能や、小顔補正・美肌補正などの自撮り向けの機能が搭載されている。ガイド線の種類もたくさんあるので、見栄えをよくしたいときに便利。
また手鏡機能も備わっていて、上下にタッチすると明るさ調節、ピンチアウトすると拡大、タップすると静止画で維持出来たりと便利に使えそう。
カメラは起動するたびにアウトカメラになってしまうので、自撮りをよくするならショートカットをホーム画面に追加しておくと良いかも。カメラアプリのアイコンを長押しすると、インカメラと手鏡が表示されるので、そこからホーム画面にもっていけばOK。このようなショートカットはアプリによるので、長押しをしてみると新たな発見があるかも。
またQRコードは、カメラを起動して写し込むだけで認識してくれるような設定になっています。無効にしたい場合は、カメラを起動しているときの右上にある設定から、QRコード・バーコード認識をオフにする。
「AQUOS sense plus SH-M07」でゲームをしてみた
5つのゲームタイトルを試してみました。それぞれのゲームは、今後のアップデート等で仕様が変更になるかもしれないので参考程度に。
モンストはナビゲーションメニューがない方が良い
モンストは問題なくできました。ナビゲーションメニューの一番左のアイコンをタップするとフルスクリーンモードの切り替えができます。しかしほとんど変わらないので、大きい画面で遊びたいなら、指紋センサーの設定で「戻るキー/履歴キーも使う」を有効にしておくと良いです。
パズドラでは表示サイズは変わらない
モンスト同様にナビゲーションメニューを非表示にてみると、その分が下に移動するだけで、表示サイズ自体は変わらないようだった。しかし、ナビゲーションメニューがない分すっきりしているので、こちの方が好きかな。
ポケモンGOの位置情報は良好
ポケモンGOを試してみたところ、位置情報の精度は良好。ブレることなく安定している貯めジムバトルも快適にこなせた。ARモードでも表示できるし、ポケモンGOプラスの接続もスムーズにできたので文句なし。
リネレボで1時間の放置狩りをしてみた
リネレボを初期設定のまま1時間放置狩りをしてみました。音量は70%ぐらい出していても、電池残量は85%とかなり良い結果。長時間の連続稼働していても発熱はひどくはなく、端末上部が温かくなる程度でした。
D×2 真・女神転生 リベレーションでは軽量判定
端末スペックの計測では軽量判定だった。少し反応が悪いときもあるけれど、気になるほどではない。ちなみにナビゲーションメニューを表示していても、自動的に全画面表示になり見やすいです。
まとめ
「AQUOS sense plus SH-M07」はsenseシリーズの上位モデルなだけあって、動作も快適。防水とおサイフケータイ機能が必要な人には、おすすめのSIMフリースマホです。しかし価格は安くなないので、OCNモバイルONEのスマホセットなどを利用するのが良さそう。
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