ZenFone 5(ZE620KL)は6.2インチの大画面でも、従来の5.5インチのスマホと同等の大きさで扱いやすい。さらにAI機能も搭載され、機能性にも優れている。
ZenFone 5(ZE620KL)のスペック
OS | Android™ 8.0 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™636(オクタコアCPU) 動作周波数:1.8GHz |
メインメモリ | RAM:6GB / ROM:64GB |
外部メモリ | micro-SDスロット |
サイズ / 重量 | 高さ 約153mm × 幅 約75.6mm × 奥行き 約7.7mm |
重量 | 約165g |
ディスプレイ | 約6.2インチ、HD(2,246×1,080ドット)、ISuper IPS+液晶 (LEDバックライト)、 Corning® Gorilla® Glass 3 |
メインカメラ (ダブルレンズ) | 1,200万画素カメラ内蔵(メインカメラ) + 800万画素広角カメラ内蔵(2ndカメラ)LEDフラッシュ |
インカメラ | 800万画素カメラ内蔵 |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
ネットワーク | FDD-LTE:B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B28 TD-LTE:B38 / B39 / B41 キャリアアグリゲーション:2CA ※6 W-CDMA:B1 / B2 / B3 / B5 / B6 / B8 / B19 GSM/EDGE:850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz |
SIMスロット | DSDV対応nanoSIMスロット×2 SDカード共用 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a / b / g / n / ac(周波数帯域:2.4GHz / 5GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
センサー | GPS(GLONASS、BeiDou、Galileoサポート)、 加速度センサー、 電子コンパス、光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー、RGBセンサー、NFC |
付属品 | USB ACアダプターセット 、SIMイジェクトピン、クリアケース、ZenEar Pro、ZenEar Pro交換用イヤーピース、 ユーザーマニュアル、製品保証書 |
参考 → OCNモバイルONE
ZenFone 5(ZE620KL)の外観レビュー
ノッチ式のディスプレイで画面占有率は90%。6.2インチの大画面でもコンパクトなのが特徴。
背面に指紋センサーが搭載され、カメラはダブルレンズ。カラーは高級感のあるスペースシルバー。この他にシャイニーブラックも用意されている。
左側面に電源ボタンと音量調節ボタン。6.2インチの大画面でも側面からみると薄型で、軽量化されているのが分かる。
右側面にはSIMスロットがあるだけ。DSDV対応のnanoSIM×2で、SDカードは共用のため、2枚入れてしまうと同時に使うことはできない。
上部にはマイク穴があるだけ。設定からノッチを隠すこともできるのだけれど、隠す必要はなく使うことはなさそう。
下部にはイヤホンジャック、USB Type-C、スピーカーがある。急速充電にも対応しているのだけれど、付属のアダプターでは機能しないとのこと。価格を抑えているからなのか、上位モデルのZenFone 5Zでは対応している。
箱の中には、本体、クリアケース、USB ACアダプターセット 、ZenEar Pro、ZenEar Pro交換用イヤーピース、 ユーザーマニュアル、製品保証書、SIMイジェクトピンが入っていた。
クリアケースはソフトタイプで全面をカバーしてくれる。指紋センサーはジャストサイズなため、指紋を登録するときはケースを外した方が良いだろう。
ZenFone 5(ZE620KL)のベンチマーク
ZenFone 5(ZE620KL)には、端末の使用状況に応じて、パフォーマンスを自動的に向上させる「AIブースト」機能が搭載されています。通常モードで125661のスコアだったものが、AIブーストをオンにすると140561というスコアが計測されました。
タッチテストは10点の反応し、ストレスなく動作してくれそう。
顔認証や操作性が良く使いやすい
顔認証のも対応していて、設定しておけばかなり便利に使える。指紋センサーや画面にタッチすることなく、持ち上げただけで解除なんてこともできてしまう。初期設定は使いやすくなるように、別記事で書いてあるので参考に。
ZenFone 4からより使いやすくなった
ゲームの録画やライブ配信機能があるGame Genieや、Webページをオフラインでも読めるページマーカーが、ナビゲーションバーから起動できるようになった。前モデルでは画面上に表示されるフローティングボタンだったので、使い勝手はかなり良くなっている。
またアプリの起動を早くするOptiFlexや、マルチタスクボタンでスクリーンショット、片手モード、キッズモードなど便利な機能はしっかり受け継がれている。
AIカメラがQRコードも感知
QRコードのの撮影方法が見つからないので、もしやと思ったらカメラでそのまま撮影するだけで認識してくれた。AIカメラが瞬時に被写体を検知・分析し、16のシーンタイプから最適な撮影モード選んでくれるます。また撮れば撮るほど、好みの写真エフェクトを覚えて成長するAI Photo Learningという機能も備わっているようだ。
ZenFone 5(ZE620KL)の広角カメラで撮影してみた
カメラを起動するとシャッターボタンの上に山のアイコンが2つ表示されています。右側をタップすると広角カメラに切り替わり、広範囲の撮影ができます。
1枚目が通常撮影、2枚目が広角カメラで撮った写真です。ほったらかし温泉に行ったときに、遠くに少しだけ見える富士山を撮影しています。ブログにアップしてしまうと、広角カメラの方が建物が広く入っているかなという微妙な感じ。ZenFone 5(ZE620KL)のギャラリーで見るとあからさまに違いがわかります。
バッテリーを保護してくれるAI充電
設定→電池→PowerMaster→バッテリーケアをオンにすると、AI充電機能が使えます。以前の充電操作を学習して調整してくれるため、過充電を防ぎバッテリーの劣化を防いでくれるようです。
ZeniMojiはiPhoneでいうAnimoji
ホーム画面に表示されているSelfieMasterにZeniMojiがあります。iPhoneの機能にあるAnimojiのようなもので、顔認識システムを使って絵文字を作ったり、ビデオ通話もできるようです。ただキャラクターの数が少なく、3種類しかないのが残念なところ。
ZenFone 5(ZE620KL)でゲームをやってみた
5つのゲームタイトルを試してみました。それぞれのゲームは、今後のアップデート等で仕様が変更になるかもしれないので参考程度に。
パズドラでGame Genieの録画を試してみた
ZenFone 5(ZE620KL)では、ナビゲーションバーの右下にあるコントローラーのアイコンからGame Genieが気軽に起動できるようになった。パズドラでプレイ動画録画してみたところ遅延もなく快適にできた。ゲームの音を拾いやすいので、実況風にするなら大きな声でやらないとしんどいかも。
モンストは全画面表示しない方が良さそう
モンストのゲーム自体は問題なく快適にできました。ただ、Game Genieの全画面モードを試してみたところ、端が切れてしまい少し表示がおかしくなるので変えない方が良い。
ポケモンGOも快適にできる
ポケモンGではAR表示もできるし、配置情報もしっかり取得でき、ジムバトルなども快適にこなせそうです。またポケモンGOプラスの接続もスムーズにできたので、今のところ不具合はない。
リネレボで1時間の放置狩りしてみた
リネレボを初期設定のまま音量を70%ぐらいで1時間連続でやってみたところ、電池残量は85%まで減った。バッテリー性能は良く、長時間連続でやっていても発熱はほとんどない。端末上部がほんの少しだけ暖かくなる程度。連続使用しても発熱しないのは素晴らしい!
D×2 真・女神転生 リベレーションでは軽量判定
端末スペックの計測では軽量判定になった。もしかしたらAIブーストをオンにしておけば標準になったのかも。ゲーム自体は大画面で見やすいし、デュアルスピーカーのため音も良い。特にストーリーではキャラクターの全身が画面いっぱいに表示された。
まとめ
ZenFone 5(ZE620KL)は全モデルから比べるとかなり使いやすくなっています。画面が大きくて見やすいのにサイズ感はそのままで扱いやすく、顔認証にも対応してロックの解除がスムーズ。AIまで搭載されて、かなり充実した多機能スマホになってくれました。
端末セット → OCNモバイルONE
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