ZenFone 4(ZE554KL)は、大容量6GBメモリを搭載した高性能スマホ。ゲーム向けの機能も備わっていて、ゲームを快適にやりたい人におすすめ。
ZenFone 4(ZE554KL)のスペック
OS | Android™ 7.1.1 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 660オクタコア 2.2GHz |
メインメモリ | RAM:6GB / ROM:64GB |
外部メモリ | Micro-SDスロット(最大2TB) |
サイズ / 重量 | 高さ約155.4mm×幅約75.2mm×奥行き約7.5mm |
重量 | 約165g |
ディスプレイ | 5.5型ワイド Super IPS+液晶 (LEDバックライト), Corning® Gorilla® Glass 3 解像度 : 1,920×1,080ドット (フルHD) グラフィックス機能 : Adreno 512 |
メインカメラ (ダブルレンズ) | 1,200万画素カメラ内蔵 (メインカメラ) + 800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ), LEDフラッシュ |
インカメラ | 800万画素カメラ内蔵 |
バッテリー容量 | 3,300mAh |
ネットワーク | FDD-LTE : B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B28 TD-LTE : B38 / B39 / B40 / B41 キャリアアグリゲーション : 2CA/3CA対応 W-CDMA : B1 / B2 / B3 / B5 / B6 / B8 / B19 GSM/EDGE : 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz |
SIMスロット | DSDS対応nanoSIMスロット×2 SDカード共用 |
Wi-Fi | IEEE802.11a / b / g / n / ac(周波数帯域:2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
センサー | GPS(GLONASS、Beidou、Galileoサポート)、加速度センサ、電子コンパス、光センサ、磁気センサ、近接センサ、ジャイロスコープ、指紋センサ、RGBセンサ、NFC |
付属品 | USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、クリアケース、ZenEar、ZenEar交換用イヤーピース、ユーザーマニュアル、製品保証書 |
ZenFone 4(ZE554KL)の外観レビュー
5.5インチの大きめなディスプレイで、多少の重量感はある。スピーカーが、受話口と端末下部のデュアルスピーカーというのもゲーム向きな特徴。
背面のカメラはデュアルレンズで、でっぱりもなくフラットになっている。側面には音量と電源ボタン。
端末下部に、指紋センサーを兼ねたホームボタン。その左に戻るボタン、右にマルチタスクボタン。充電端子はUSB Type-Cで急速充電に対応。左側にイヤホンジャック、右側にスピーカー。
SIMスロットはnanoサイズ×2で、DSDSに対応している。ただしmicroSDカードも兼用になるので、SIMを2枚使うとSDカードが使えなくなる。ただストレージ容量は64GBあるため、SDカードが使えなくても十分かも。
付属品に、イヤホン、イヤーピース、USB Type-C充電ケーブル、ACアダプタ、クリアケース、SIMピンが入っていた。
クリアケースは全面を覆ってくれて、しっかり保護してくれそう。しかし厚みがあるため、装着すると電源と音量ボタンが少し押しづらくなる。違うケースの購入を検討してみるのが良いかも。
ZenFone 4(ZE554KL)のベンチマーク
ベンチマークスコアを計測してみると、139858 と高い結果が出た。
マルチタッチテストでは10点に反応した。快適なタッチ操作ができそう。
Game Genie機能でライブ配信
設定→ASUSカスタマイズ設定→Game Genieにあるゲームツールバーをオンにして、自動起動するアプリを選択する。有効化したアプリを起動すると左端にアイコンが常駐され、いろいろな機能が使えるようになる。スマホのみでライブ配信ができるようになる機能などもあり、他記事でまとめてみた。

OptiFlexでゲームが快適
OptiFlexはメインメモリのパフォーマンスを最大限に発揮し、アプリの起動を最大10個で速くすることができます。
OptiFlexのおかげで、あからさまに起動が早く、ゲームをするのが快適だった。特に設定する必要もなく、使用状況に基づいてアプリを自動選択してくれるというのも素晴らしい機能だ!
オフラインでも読めるページマーカー機能
設定→ASUSカスタマイズ設定→にページマーカーという機能がある。フローティングボタンを有効にすると、Chromeを使用しているときに青いアイコンが表示されるようになる。気になるWebページがあったときにダウンロードしておけば、オフラインの時でも気軽に読むことができる便利な機能だ。
ブルーライト軽減フィルター
設定→ディスプレイの画面カラーモードで、ブルーライト軽減フィルターを選択することができる。色合いの調節も可能で、あまり濃い色が苦手な人でも違和感なく使えそうだ。
マルチタスクボタンでスクリーンショット
設定→ASUSカスタマイズ設定→マルチタスクボタンでボタンの長押しでスクリーンショットを保存するにすることもできる。スクリーンショットは電源と音量下ボタンでも撮影できる。デフォルトではマルチウィンドウになっているので、あまり使わなければ変更してしまうのも良いだろう。
タッチジェスチャーでは任意のアプリを設定できる
設定→ASUSカスタマイズ設定→ZenMotion→タッチジェスチャーのジェスチャー設定では起動するアプリを好きなものに変えられる。変更したいところをタップすると、インストールされているアプリが一覧表示されるので選択するだけ。ただし画面ロックをかけていると、直接起動できるのはカメラや電卓などセキュリティ的に影響のないものだけ。
画面の位置と大きさを変えられる片手モード
設定→ASUSカスタマイズ設定→ZenMotion→片手モードのクイック起動を有効にすると、ホームキーのダブルタップで片手モードになる。さらに画面大きさを変えられるのも特徴的で、手の小さな女性でも扱いやすい。
小さすぎて見づらい時には広げることができる。右手で使うときには右寄せにしたり、さらに小さくすることも可能。元に戻すときは上部のアイコンをタップ。
子供に渡しても安心なキッズモード
設定→特別モードに簡単モードとキッズモードがある。簡単モードはらくらくスマホみたいなホーム画面で、キッズモードは選択したアプリ以外が完全に使えなくなる。子供にスマホを渡してゲームをやらせるという人向けの機能だ。
遊べる時間の設定も、制限なし、15分、30分、45分と選択でき、時間のカスタマイズでは最大120分まで設定可能。
ZenFone 4(ZE554KL)でゲームをやってみた
ZenFone 4(ZE554KL)は大容量6GBメモリ搭載で、複数のタスクを開いていても快適にゲームがこなせるスペック。さらに急速充電にも対応していて、ゲーマーにはうれしい高性能スマホになる。
パズドラとモンストは快適
定番ゲームのパズドラとモンストは全く問題なくできた。またパズドラのプレイ動画を録画やライブ配信をしてみたけれど、動作が不安定になることもなく快適にこなせた。
ポケモンGOの位置情報も良好
ポケモンGOを試してみたところ、位置情報の精度はかなり良好で、ブレることなく安定しているようだった。ARモードでも表示できるし、ジムバトルも問題なく快適。ただし、ポケモンGOプラスの接続がスムーズにできないことがあった。
リネレボを1時間連続でやってみた
リネレボを初期設定のまま音量を中ぐらいにして1時間連続でやってみたところ、電池残量は85%まで減った。バッテリー性能は良く、長時間連続でやっていても発熱はほとんどない。端末上部が少しだけ暖かくなる程度で、快適に遊べるほどに動作はスムーズ。さらにデュアルスピーカーで音も良い。ただし、最大音量だと少し割れた感じになるので、そこそこの音量が良さそう。
D×2 真・女神転生 リベレーションでは標準判定
端末スペックを計測してみると標準判定となった。スペックがこれだけ高くても高画質判定にはならないようだ。ゲーム動作はサクサクで快適に動いてくれる。
まとめ
ZenFone 4(ZE554KL)には、Game GenieやOptiFlexなどゲーム向きの便利な機能が搭載されている。また急速充電にも対応しているため、やりこむゲームでも充電の心配が少なくて済むのはメリット。大容量6GBメモリにデュアルスピーカーと、まさにゲーム用のスマホといっても良いかもしれない。
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