「HUAWEI nova lite 2」はコストパフォーマンスが高く、買って損しないおすすめな格安スマホだ。しっかり使いこなせるように、設定や便利な使い方を把握しておこう。
- 最新のバージョンに更新
- ナビゲーションバーのボタン組み合わせを変更する
- 指紋認証がめちゃくちゃ快適
- 顔認証でロックの解除が楽になる
- 顔認と併用すると便利なダブルタップ画面点灯
- 大事なデータはアプリロックやファイルのSafeボックスで
- 指紋センサーのジェスチャー機能
- スワイプスクリーンショットも便利
- QRコードの撮影方法
- 片手で操作しやすいミニ画面表示
- 片手で操作するならナビゲーションメニューも
- 電池残量を数字で表示する
- Game Suiteでゲーム時の鳴動制限ができる
- アプリの長押しでショートカットを表示する
- Googleフィードがスライドで表示される
- 視力保護モードも搭載
- 簡易モードでらくらくスマホのようにも使える
- iPhoneからのデータ移行にも対応
- まとめ
最新のバージョンに更新
発売された当初とから追加された機能などがあるので、まずは現行バージョンを確認すること。アップデートは設定→システム→システム更新から。
※レビューした時点での現行バージョンは FIG-LA1 8.0.0126(C635)。使っているバージョンにより多少異なるかもしれません。
ナビゲーションバーのボタン組み合わせを変更する
設定→システム→システムナビゲーションにあるナビゲーションバーにて、ナビゲーションバーボタンの組み合わせを変更するのはおすすめ。上から3番目と4番目では、右側にプルダウンメニューを表示できるアイコンが追加される。上からスワイプしなくてもタップするだけで通知領域やショートカットを表示できるのは便利。またその下にあるナビゲーションバーをオンにしておくと、左側にナビゲーションバーを閉じることができるアイコンが表示される。ナビゲーションバーが邪魔な時にタップすると閉じることができるのでこれも便利。
指紋認証がめちゃくちゃ快適
HUAWEI製品の指紋センサーの感度は抜群で、使わないともったいないかも。指紋は5つまで登録でき、ロックの解除以外にもアプリロックやファイルのSafeボックスのロック解除にも対応している。背面にあるから使いづらいと思う人もいるかもしれないが、顔認証と併用するとめちゃくちゃ便利になる。
顔認証でロックの解除が楽になる
設定→セキュリティとプライバシーにある顔認証でのロック解除も対応している。指紋センサーが背面にあるので端末置いた状態では解除ができないのがデメリット。顔認証を使うことで指紋センサーを使える状況でなくでも、パスコードなどを入力する手間が省けるのはとても便利。
ただし免責事項に自分に似た人やモノでもロックを解除されてしまう場合がある、他のロック解除方法よりも安全性が低くなると書いてあった。使ってみた感じでは精度も良く、目を閉じた状態(寝顔)や写真で試してみたけど解除されずに大丈夫そうだった。損害が起きても責任は負えないので、自己責任で使用してということなのだろう。
顔認証を登録すると追加設定が表示される。これはデフォルトのままで使いやすそうだ。この機能の優れているところは顔認証後にスライドしてロックを解除する必要がないことだろう。顔認証の反応も良いため、ダイレクトロック解除ならストレスなくスムーズに使うことができる。
顔認と併用すると便利なダブルタップ画面点灯
設定→スマートアシスト→モーションコントロールの画面オフのジェスチャーにダブルタップという項目がある。これをオンにすると画面をダブルタップをするだけで点灯させることができる。顔認証を使うときにはオンにしておくとかなり便利で、ロックの解除がかなりスムーズになる。手に取る必要もなく、電源ボタンを押して点灯する必要もなくなるおすすめな設定だ。
大事なデータはアプリロックやファイルのSafeボックスで
本当に大事なデータは画面のロックを解除されてからでも保護しておきたいという人には、アプリロックやファイルのSafeボックスは便利な機能。画面ロックのパスコードと違うもで登録できるのでよりセキュリティ面で強化できる。また画面ロックは顔認証に任せて、指紋管理の画面ロックの解除をオフにしてしまうのも良い方法かもしれない。指紋でアクセスをオンにしておけばパスコード入力の手間が省ける。
指紋センサーのジェスチャー機能
指紋センサーには長押しジェスチャーとスライドジェスチャー機能にも対応している。自撮りをするときに長押しでシャッターを切ったり、写真の閲覧が片手でも楽にできるようになったりするのはとても便利。指紋IDの設定はすべてオンでもよいかもしれない。またこれらのすべては指紋を登録する必要もなく、どの指で操作しても使える機能になる。
スワイプスクリーンショットも便利
スクリーンショットを頻繁に撮る人ならスワイプスクリーンショットが便利。設定→スマートアシスト→モーションコントロール→3本指でスクリーンショットを取得をオンにする。その名の通り3本の指で上からスワイプするだけでスクリーンショットの撮影が可能。通常の電源ボタンと音量下ボタンでも撮ることはできるけれど、この方が圧倒的に楽だ。
長いWebページのスクロールショットにも対応していてスクリーンショットの動作をした後に右下に表示される、スクロールショットをタップすると自動で撮ってくれる。ただし撮影できる長さは決まっているので、長すぎるページだと途中で終了する。
QRコードの撮影方法
QRコードの撮影方法はロック画面の時に下からスワイプすると、ショートカットが表示されるので一番右下のアイコンから起動できる。顔認証を設定しているときは、画面を見ないように少しずらして下からスワイプするのが良いだろう。
片手で操作しやすいミニ画面表示
「HUAWEI nova lite 2」は細身で持ちやすいのだけれど、さらに片手で操作しやすいミニ画面表示にも対応している。設定→スマートアシスト→ワンハンドUI→ミニ画面表示にあり、デフォルトでオンになってはいる。ナビゲーションバーをスライドさせることにより、右側もしくは左側のどちらかに画面を寄せることができて便利。解除するときにはミニ画面の外側の黒い部分をタップするだけ。
片手で操作するならナビゲーションメニューも
片手で操作するならナビゲーションメニューを有効化するのもあり。設定→システム→システムナビゲーションでナビゲーションメニューをオンにすると、移動できるポインタが常に表示さるようになる。タップで戻る、長押しでホーム画面、押したままスライドで最近のタスクを表示できたりする。使い方によっては邪魔になることもあるので、好き嫌いは分かれる機能かも。
電池残量を数字で表示する
電池残量は数字で%表示してあった方が分かりやすいので、表示位置を変更するのがおすすめな設定。設定→電池の一番下に電池残量の表示位置というのがある。初期設定では表示しないになているので、これをアイコンの隣にする。アイコン内にすることもできるけれど見やすくはないのでおすすめはしない。また電池の設定の中に、画面の解像度を調節して消費電力を節約する特徴的な機能もあるようだ。
Game Suiteでゲーム時の鳴動制限ができる
Game Suiteにゲームアプリを追加すると、ゲームのパフォーマンスを制御したり、ゲーム時の鳴動制限をかけることができるようになる。ゲームを録画するときなどには余計な通知を表示したくはないので、この機能は便利。電源ボタンと音量上ボタンを同時押しでスクリーン録画ができるので、撮影時には有効にしておくと良いかも。
アプリの長押しでショートカットを表示する
特定のアプリのアイコンを長押しすると、ショートカットが表示され素早くアクセスすることができる。時計ならアラームを追加、開始、タイマー開始などで、カメラならアニメーション写真、ワイドアパーチャ、動画、セルフィーなどが表示されるのでそれをタップするだけ。アプリによるけれど、なれるとかなり便利に使える。またアプリ内通知があるときに、アプリアイコンの右上にドット表示されるバッジが付くのだけれど、その時に長押しすると簡易的な表示もしてくれるようだ。
Googleフィードがスライドで表示される
Googleのサービスをよく使っているという人なら、ホーム画面から右にスライドするだけでGoogleフィードが表示されて便利に使える。これはデフォルトの設定で、必要がなければホーム画面の長押しで表示される設定から変更できる。
ホーム画面の空いているところを長押しすると右下に設定が表示される。
下の方にあるGoogleフィードをオフにすると表示されない。表示しないのであればホーム画面のループをオンにしてあげると使いやすくなるかも。ホーム画面のループとGoogleフィードは、両方オフにすることはできても同時にオンにすることはできないため、好みの設定で。
視力保護モードも搭載
設定→画面→視力保護は、ブルーライトをカットして目の疲れを軽減してくれるきのうになる。画面が黄色すぎると思ったら、色温度をスライドバーで調節可能。ただし他の端末の視力保護機能と比べると黄色みが強いようで、寒色に振り切ったとしても濃いかもしれない。
簡易モードでらくらくスマホのようにも使える
設定→システム→簡易モードで、シンプルなレイアウトと大きなアイコンを特徴とするコンパクトなホーム画面にすることもできる。文字も大きくなるので、年配の方にはおすすめな機能。コンテンツのカスタマイズは、アイコンの長押しで追加または削除ができる。中には移動や削除のできないコンテンツはあるけれど、使い勝手は悪くない。らくらくスマホのように機能が制限されるわけでもなく使いやすいと思うので、親に使ってもらうスマホとして購入するのも良さそう。
iPhoneからのデータ移行にも対応
iPhoneから連絡先、写真、ビデオのデータ移行ができる機能もある。初回起動時の初期設定で行わなくても、設定→システム→データ移行、もしくはツールに収まっているPhone Cloneから可能。まずiPhone側にPhone Cloneアプリをインストールして、「HUAWEI nova lite 2」のPhone CloneアプリでiOS端末を選択。表示されたアクセスポイントのパスワードをデザリングの要領でiPhoneを接続する。iPhone側のPhone Cloneアプリで新し端末を接続すると、移行したいデータ選択画面になる。
連絡先、カレンダー、写真、ビデオから移行したいデータにチェックを入れて、移行をタップすると処理される。データの容量や所要時間も表示されて、比較的かんたんに移行ができるだろう。あまりデータが多いようなら、全部移行せずに写真や動画から必要なものだけを選択しての移行も可能。あとからやり直して、追加で移行することもできて便利そうだ。
まとめ
「HUAWEI nova lite 2」は機能が多く便利に使える。逆にたくさんありすぎて、すべて使いこなすのは難しいかもしれない。必要なものだけを取り入れて、自分なりにカスタマイズしてみるのが良さそうだ。個人的には顔認証とダブルタップの組み合わせはおすすめ。
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