OCNモバイルONEのらくらくセットで安く購入できるgooのスマホ「g07++」と「g08」を比較してみた。どちらもSIMを2枚入れて同時待ち受けができる格安スマホになる。
「g07++」と「g08」のスペック比較
OS | Android 7.0 nougat | Android 7.1 Nougat |
CPU | MT6750T オクタコア / Cortex-A53 1.5GHz ×4, 1.0GHz ×4 | MSM 8937/Qualcomm®Snapdragon™430, オクタコア1.4GHz x4, 1.1GHz x4 |
メインメモリ | RAM:4GB / ROM:64GB | RAM:4GB / ROM:64GB |
外部メモリ | micro SD/ SDHC / SDXC / 最大128GB | micro SD/ SDHC / SDXC / 最大128GB |
サイズ | 約152×75.6×7.9 mm | 約152.3×72.8×8.3mm |
重量 | 約 150g | 約162g |
ディスプレイ | 5.5インチ, Full HD LTPS液晶, 1920×1080、Dragontrail®強化ガラス | 5.7インチ、 1440×720 pixels、282ppi、IPS液晶、フルビジョン |
アウトカメラ | 1600万画素 | 1600万画素 |
インカメラ | 1300万画素 | 2000万+800万画素(ワイド&セルフィー・フラッシュ) |
バッテリー容量 | 3,000mAh | 3,000mAh |
ネットワーク | ■LTE: B1(2100) / B3(1800) / B8(900) / B19(800) ■W-CDMA: B1(2100) / B6(800) / B8(900) ■GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz ■CDMA2000: BC0(800) / BC6(2000) |
■LTE: FDD: B1(2100) / B3(1800) / B5(800) / B7(2600) / B8(900) / B18(800) / B19(800) / B20(800) / B26(800) / B28B(700) TDD: B38(2600) / B41(2500) ■W-CDMA: B1(2100) / B2(1900) / B5(800) / B6(800) / B8(900) ■GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
SIMスロット | micro SIM + nano SIM (DSDS対応) | nano SIM x 2 (DSDS対応) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHz / 5Ghz) | IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 4.1 | Bluetooth® 4.2 |
センサー | A-GPS/GPS Gセンサー(加速度) 近接センサー 環境光センサー 電子コンパス ジャイロセンサー |
A-GPS/GPS Gセンサー(加速度) 近接センサー 環境光センサー 電子コンパス ジャイロスコープ |
価格はキャンペーン等で変わってくるので確認を。
「g07++」と「g08」のベンチマーク比較
ベンチマークの計測結果は、「g07++」が57344、「g08」が57857となり、ほとんど差はないようだ。マルチタッチテストでは、「g07++」が5点、「g08」が3点という結果。タッチ操作した感じでも「g07++」のほうが良く、「g08」の方が若干反応が良くない気はした。
SIMスロットの形状を比較
画像左「g07++」は、SIM1がmicroSIMで、SIM2がnanoSIM(SDカード共用)になる。画像右「g08」はSIM1とSIM2ともにnanoSIMで、SDカードスロットは別になるトリプルスロット。どちらもストレージは64GBと多いのでSDカードを使わなくても十分ではあるが、トリプルスロットだと使い勝手が良くなる。ただし「g08」はnanoSIMのみで、ガラケーがmicroSIMだと使うことができない。そのまま使うなら「g07++」だとmicroSIMを入れられるので便利かも。
カメラ機能は「g08」のほうが優れている
アウトカメラはどちらも1600万画素で同じ。「g08」はインカメラに特徴があり、2000万+800万画素のデュアルレンズでセルフィーに特化したスマホになる。自撮りを良くする人なら「g07++」より「g08」のほうが良いかも。
指紋センサーの感度は「g07++」の方が良さそう
指紋センサーを試してみると、どちらも悪くはないが、精度は「g07++」の方が良さそうな感じがする。「g07++」はロックの解除がスムーズで、「g08」の方が失敗することが多かった。ただ「g08」の方が機能が豊富で、登録した指紋を割り当てたショートカットや、アプリロックの解除もできたりはする。
バッテリー性能は「g08」のほうが良い
バッテリーの容量はどちらも3000mAhと同様なのだけれど、消耗の仕方があからさまに違った。1時間ゲームを続けてやってみた結果、「g07++」の方が電池の減り方が多く熱も持ちやすい。「g08」は発熱もしにくく電池持ちが良かった。
機能が豊富で便利なのは「g08」
「g08」18:9の縦長ディスプレイは見やすいだけじゃなく細身で持ちやすい。便利な機能もたくさんあり「g07++」と比べると優秀だ。使い方など別記事で描いているので参考に

まとめ
全体的に使いやすく優秀なのは「g08」になる。ただしSIMスロットはnanoSIMのみなので、ガラケーのSIMがmicroサイズだと使えない。「g07++」ならmicroSIMも使えて、そのまま利用できるのはメリットだ。ライトユーザーなら価格の安い「g07++」でも十分。DSDS対応させるSIMがnanoサイズ2枚の場合なら「g08」を選んだほうが間違いないだろう。
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