今までの2in1パソコンは、どっちつかずの中途半端というイメージがあったけれど、NEC「LAVIE Hybrid ZERO」は違った。世界最軽量というだけあって、タブレットとして持っても軽く、これなら快適に使えそうだ。
360度開くコンバーチブルタイプでも超軽量
2in1のパソコンは、キーボード着脱式と360度回転するコンバーチブルタイプに分かれ、それぞれ弱点がある。着脱式は、いちいち付け替えるのが面倒で、パソコンの性能も比較的劣るのがデメリット。コンバーチブルタイプだと切り替えが便利だけれど、タブレットとして使うには重いというのがデメリットがある。NEC「LAVIE Hybrid ZERO」は画面が360度回転するコンバーチブルタイプだけれど、かなり軽くてタブレットとして使っても違和感がないくらいだ。
13.3型の2in1パソコンでは世界最軽量
13.3型ワイド液晶搭載の2in1ノートパソコンとして、世界最軽量の約769gと製品ページに記載されている。※2017年9月1日現在、NECパーソナルコンピュータ調べ。これは、第7世代 Core™ i3-7100Uを搭載したHZ350/GAシリーズの重量で、よりスペックの高いモデルでは少しだけ重くなる。
- HZ750/GAシリーズ:第7世代 Core™ i7-7500U 約831g
- HZ550/GAシリーズ:第7世代 Core™ i5-7200U 約831g
- HZ350/GAシリーズ:第7世代 Core™ i3-7100U 約769g
その差62gしか違いはないので、それほど気にはならないレベル。HZ350/GAシリーズではメモリが4GBしかないため、HZ550/GAシリーズかHZ750/GAシリーズの方がおすすめ。
NEC「LAVIE Hybrid ZERO」の外観
写真のカラーはプレシャスゴールド。その他にメテオグレーとムーンシルバーがある。
背面には手前の両端にスピーカー穴がある。この写真で、片手の指先で持てるほど軽いというのが伝わるだろうか。これならタブレットにしても快適に使えそう。
右側面には、HDMI出力端子、ヘッドフォンマイクジャック、USB 3.1(Type-A)、USB 3.0、SDカードスロット。USBがType-Cでないのがないのが残念だけれど、HDMI端子がしっかりついている。
左側面は、電源、排気口、電源、音量とかなりシンプル。電源は、1時間で約80%までの急速充電に対応している。
タッチ対応では珍しいノングレア液晶
液晶は、外光や強い照明のもとでも見やすいノングレアディスプレイ。タッチ対応では光沢のものが多い中、非光沢なのが個人的にうれしい。ノングレアの方が、長時間作業でも目への負担が少なく、画面にタッチしても指紋がつきにくいというメリットがある。また、前モデルと比べるとベゼルの幅も狭くなっていて、見た目もすっきりしている。
おすすめのカスタマイズ構成
世界最軽量なのは、第7世代 Core™ i3-7100Uを搭載したHZ350/GAシリーズなのだけれど、メモリが4GBしかないというのと、バッテリー駆動時間が短いというデメリットがある。せっかく購入するのなら、第7世代 Core™ i5-7200U搭載のHZ550/GAシリーズ以上の構成の方が良いだろう。メモリが8GBにバッテリー駆動時間も約10時間になり、快適に使える。SSDの容量は128GBではほとんどの人が少なくなると思うので、256GB以上にしておいた方がおすすめ。
何でもやりたい人には最高の2in1PC
処理の重いゲームなどは別として、一般的には何でもできるノートパソコンになるだろう。キーボードを主に使うノートパソコンと、タッチパネルを使うタブレットの両方の良いところを、負担なく快適に使い分けられる。ノートパソコンとしてだけでなく、タブレットとしても使いたいという人には、最高のパフォーマンスが出せるパソコンになるかもしれない。
まとめ
NEC「LAVIE Hybrid ZERO」は、コンバーチブルタイプでも軽くて使いやすい2in1パソコンになる。液晶はノングレアで、持ち運んで使うときにも光が邪魔になりにくく、目にも優しいのも特徴。おすすめの構成は、HZ550/GAシリーズかHZ750/GAシリーズのSSD256GB以上にしておくと、より快適に使えそうだ。
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