Priori 4のソフトウェアアップデートの配信が開始された。今回のアップデートでは、スマートフォンの性能をさらに高める「Android 7.0 Nougat」への更新となる。
アップデートでの改善内容
「マルチウィンドウや電池もちの改善など、スマートフォンの性能をさらに高める 「Android 7.0 Nougat」に更新予定です。」と発売前から公表されていた。はじめは、2017年春にアップデート予定となっていたが、今まで延期され、やっと公開になった。
<本アップデートでの改善内容>
・OSバージョンがAndroid7.0にアップデートされます。
・動作の安定性の向上
対象のビルド番号「FREETEL_FTJ162D_20170401_1712」で、それ以前の場合にはアップデート適用後に行う必要がある。
アップデート時の注意
ソフトウェアのダウンロードデータ容量は966.91MBとかなり多い。内部ストレージに約1.5GB以上の空き容量が必要だという。また、アップデートには時間がかかるので、電池残量が30%必要。自分の環境では、15分ほどでアップデートが完了した。(ダウンロード時間は含まない)
データ通信ができない場合の対処法
アップデート後にデータ通信ができなくなった場合、モバイルデータがオフになっていないか確認をする。アンテナのアイコンで4Gや3Gの表示が出ていないときにはモバイルデータ通信ができない。自分の環境のPriori4では不具合はなかったけれど、Priori3 LTEのアップデートの時には、APN設定の再設定が必要になり、データ接続がオフになってしまったので参考に。
Android7.0でマルチウィンドウに対応
Android7.0では、1つの画面に2つアプリを表示できるマルチウィンドウに対応した。画像では縦だけれど、横向きにしてもOK。
やり方は、メニューバーの□で現在使用しているタスク一覧を開く。分割したいアプリをタップしながら、上部にある「分割画面を使用するにはここにドラッグします」までもっていくだけ。
マルチウィンドウを解除したいときには、中央にある「ー」を上下(横向きの時は左右)のどちらかにタップしながら引っ張る。
バックグラウンドアプリを制限するDuraSpeed
設定の端末にDuraSpeedという項目が追加されている。
「DuraSpeedはバックグラウンドアプリを制限することによってフォアグラウンドアプリを高速化させます。」と書いてあり、現在表示しているアプリをより快適にしてくれるようだ。
ONにするとアプリ一覧が表示され、アプリごとにオンオフを切り替える。メールやSNSアプリなどの場合、オフにしてしまうと通知や受信ができないこともあるので注意が必要。バックグラウンドで動作するアプリを少なくすることにより、高速化と電力の節約に役立つ機能になるのだろう。
まとめ
Priori4ではアップデート前でも不満はなかったので、Android7.0にして快適になったという実感はまだない。現状に不満がないのなら、アップデートの通知が来ても早急にアップデートする必要はなさそう。マルチウィンドウを使いこなすなら、便利になるかも。
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