「PowerDirector」は、初心者でも扱いやすい動画編集ソフト。素材となる映像に追加できる効果がたくさんあり、見栄えの良い動画を簡単に作れてしまう。
シンプルな編集画面
「PowerDirector」の編集画面はとてもシンプル。動画編集ソフトを使ったことがある人なら、マニュアルを見なくても操作できそうだ。下にあるタイムライン上に素材を並べ、トランジションなど映像効果を追加するだけでそれなりの動画ができてしまう。追加できる効果はたくさんあり、操作方法よりもどんな効果を追加できるか把握するのに時間がかかるかも。
エフェクトは100種類以上
エフェクトルームには、花火、ぼかし、万華鏡など100種類以上の映像効果がある。それぞれクリックするとどんな効果になるか、右のウィンドウに表示され確認できる。イメージがしにくいなら、実際に素材に挿入してみたほうが分かりやすいだろう。追加したエフェクトはさらに編集可能で、サイズを変えたり場所を移動したりと追加したものにより細かく設定できる。
PiPオブジェクト素材もたくさん
PiPオブジェクトルームには、吹き出し素材が並んでいる。映像に追加して、大きさや角度を変えてから移動すれば、漫画のような吹き出し効果を表現できる。ただしテキストを挿入するのは、タイトルルームで追加する必要がある。追加できるPiPオブジェクトはこれだけではなく、ダウンロードで追加可能。テンプレートをクリックするとDirectorZoneという素材サイトを開いてくれる。そこにはめちゃくちゃたくさんの素材があるので、探すのが大変なくらいだ。
パーティクル素材もたくさん
パーティクルルームには、星がたくさん落ちてくるエフェクト-Aと、モミジがたくさん落ちてくるモミジの2種類しかない。ここでもDirectorZoneからめちゃくちゃたくさんの素材を追加可能になっている。単調な寂しい映像でも、動きのあるパーティクルで盛ることで、印象を良い作品に仕上げられる。
タイトル素材もたくさん
タイトルルームでは、動画初めのタイトルやエンドロールを挿入したいときにテンプレートで簡単に作成ができる。テキストを自由な位置に挿入することもできるので、これを一番多く使うという人も多いだろう。ここでもDirectorZoneからめちゃくちゃたくさんの素材を追加可能になっている。
さらに追加したテキストにいろんな効果を追加することもでき、自由に動かすなんてことも可能。タイトルの編集でモーションを選択し、どのように動かしたいか選んでから、移動ポイントをずらして動き方を変えられる。
トランジション素材もたくさん
トランジションルームには、100種類以上の素材がある。これだけでも多いのに、さらにDirectorZoneから追加可能になっている。2つ映像を切り替えたいときに、様々な効果を簡単に追加できるのはとても便利だ。映像素材を重ねるだけで、フェードイン・フェードアウトのトランジションはかかるけれど、ひと手間加えてあげると動画の印象は変わる。
「PowerDirector」で作成したデモ動画
「PowerDirector」に初めから入っていたサンプル素材を並べて、いろんな効果を試してみた。それほど難しい作業はなく手軽に作るれるので、使いたい素材を見つけるほうが時間がかかりそう。
最新バージョンでは360度動画も編集できる
PowerDirector は快適な動作と高度な編集機能を兼ね備えたビデオ編集ソフトです。かんたんな操作と親切なマニュアルで、初心者の方でもすぐに使いこなすことができます。ビデオ編集に欠かせない、充実のエフェクト、トランジション、タイトルなどの機能により、思い描いたアイデアをビデオの中で実現させることができます。
PowerDirector - 9年連続 No.1 動画編集ソフト9年連続国内販売シェアNo.1! PowerDirector は快適な動作と高度な編集機能を兼ね備えた動画編集ソフトです。 簡単操作と充実のエフェクトで初心者でもプロ並みのビデオ作品を作れます。最新バージョンではより効率的により細かな編集が...
今回のレビューで使用したのは「PowerDirector 14」になる。最新版のPowerDirectorでは、360度カメラで撮影した動画も編集できてしまう。動画編集経験のない初心者から、凝った動画を作成したい人まで、万人向けの動画編集ソフトかもしれない。
まとめ
「PowerDirector」は、だれでも簡単に使いこなせる動画編集ソフトになる。特にすごいのが、素材サイトのDirectorZoneから、いろんな効果を後から追加できてしまうこと。追加効果はたくさんありすぎて、探すのが大変なほどだ。国内販売本数NO.1のビデオ編集ソフトだというのもうなずける。
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