freetelのSIMフリースマホ「XM」を貸していただいたのでレビューします。「XM」はfreetelが販売する中で一番性能の良いモデルだが、それほど値段も高くなくコストパフォーマンスの良い端末です。
動画視聴やゲームに向いている端末
まず起動してみて画面を見てみると、あからさまに「priori2」とは違った画像の鮮明さがわかる。Dolbyアプリがプリインストールされていたのでデモ再生してみたところ、きれいな映像とともに臨場感がかなりある音声を試聴できた。高解像度HDディスプレイの搭載により、格安スマホでもかなり高画質の映像が楽しめる端末で、動画の視聴やゲームを良くやる人には向いている。
臨場感あふれる音は背面にあるスピーカーから流れてくる。映像を見ながら反射を利用することでより実感できる仕組み。画質も綺麗だし音もいいので、これで映画を見てみたいと思った。
「XM」のスペック
- ディスプレイサイズ:5インチ
- プロセッサー:クアッドコア1.2GHz
- メモリ:ROM16GB、RAM1GB
- バッテリー:2300mAh
- 重量:132g
「priori2」よりサイズが大きく、バッテリー容量も多くなっているにもかかわらず、132gと同じ重さ。長時間の利用も安心で、大画面でも薄型軽量というのは優秀。ただしバッテリーは内蔵型なので取り外しができない。またmicrosdカードのスロットがなく外部ストレージとして拡張できないのも難点。
シングルSIMスロット
「priori2」や「nico」ではデュアルSIMスロットになっているが、freetelの格安スマホの中で「XM」だけは1枚のみのシングルスロット。取り外しができるカバーもなく、SIM取り出しツールを差し込んで替えるタイプ。ツールがないと差し替えができず不便だが、クリップなどで代用することも可能。
WPSボタンでデザリング
パソコンとデザリングする時には、WPSボタンにより設定いらずで接続できるのは便利。ポータブルWi-FiアクセスポイントをONにして、パソコン側でワイヤレスネットワーク接続を選ぶ。左下にあるWPSボタンをタップするだけで簡単に接続ができる。
スピードテストをしてみる
深夜1時頃にスピードテストをしてみたところ、15.38Mbpsとかなり優秀な速度が出た。これだけの速度を維持してくれるなら良いのだが、常にこれだけの速度をが出るのかというとそういうわけではない。時間帯や環境により500kbpsしか出ないこともある。それでもWebサイトの閲覧位なら少し遅い程度で表示してくれる。回線が込み合っていて遅くなることもあるのだろうが十分使えると思う。
電池持ちも良好
1週間あまり使わずに待機してみたところ、83%の残量を維持してくれました。余計なアプリを入れずに何もしなければかなり電池は持つようです。Web閲覧やデザリングなど試してみても電池の持ちは悪く無いと感じた。大画面で画質も良いと電池の消費も多くなりそうなものだが、問題なく使えそう。
2年間の保証プログラムもある
メーカー保証対象外の水没、落下、ひび割れなど、自己責任破損をしてしまった場合でも、割引価格で再購入できるという有償保証プログラムもある。壊してしまうのが心配という人は加入しておくと安心。「XMにねん安心プロテクション」3980円(税別)の申込みは、端末購入後1ヶ月以内に手続きをする必要がある。
まとめ
「XM」は薄型の5インチ大画面で軽量。高解像度HDディスプレイを搭載していても価格が安く、コストパフォーマンスがとても良い。自宅にWi-Fi環境があり通信容量を気にしなくていいのなら、Huluなどの映像コンテンツも十分に楽しめる端末。
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